被災地から愛を込めて世界へ キセキの心の復興プロジェクト 未来予想図実行委員会

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ストレスの対象法


と何時も現場で活動をしてきました。
本当に卓上の理論や通常の感覚とは明らかに違います。

今日で一ヶ月、最初の一ヶ月は誰でもが怖さ、不安を覚えていますから
様々な感情も出てくるのは、当然の反応。
うつでも疲れ、だるさ、やる気がないなどもそうですが、その感情が
薄れる事なく、強くなったりして一ヶ月以上続くのをPTSDといいます。
だから、教育機関で公的機関で現在あがってきているのは地震直後の
アンケートですから、参考程度にして、これで安心などと思わないで
欲しいのです。
本当はこれから調査を取るのが臨床では大切な事と思っています。

これから、本当に病的な心理的なものが出てきます。
(アルコール中毒、不眠、うつ、自律神経失調、暴力的行動、パニック障害
自己臭、登校拒否、引きこもり・・・)

まず災害時のストレス反応への対処法

・被災体験を誰かに話し、自分も聞く
・話す時には「出来事」「考え」「気持ち」の順にすると話しやすい
ので質問も事実から聞いていく
・感情を抑えない、吐き出すことで整理されていく
・深呼吸・リラックス
・運動をして体をほぐす
・酒でまぎらわさない
・カフェイン、糖分を取り過ぎない
・栄養のバランスをとる
・計画を立て、無理をしない
・自分を責めない
・つらさを一人で抱え込まず、助けをまわりに求める

・子供には絵をかかせる。
・絵をみながら、みんなで話し合う
・災害の記事や写真を持ち寄ってコラージュをつくる(自分で描くより子供は
安心し手取り組める)

◎グループトーキングをして、最後に今度地震がおきたらどうする?
事実を聞き、考えをきき、感情を聞く・・・この手順
みんな助けてくれたよね・・・どんな事
と出来事の事実をとらえて、経験にしていく。

ボランティアも第二次被災者として認識をしておく

・深呼吸をして落ち着きを取り戻す
・自分やボランティア仲間である周りを褒める
・同僚や周囲に経験をきいてもらう
・十分な栄養をとる
・好きな音楽を聴いたり、入浴したりしてやすむ

援助のリーダーシップをとる方に

・燃え尽き症候群が出始める時期です。
・自分で効率がおきてきたら、現場から少しはなれる。
・常に情報を流し、自分で抱えず周囲に協力をもとめる
・自分の限界、ペースを知っておく

私も、毎日ブログ書いている事で心理面できょうすべき事
改善点、注意、などを自分も書きながら反芻する事で毎日、客観的になるので
書き続けています。

だから読んで頂いている方が、全て私のカウンセラーですね。
ありがとうございます。

みんなさんは地震の備えはしましたか?
被災されて被害の少なかった方も、棚を固定したり、非難袋を
用意していますか?耐震の補強は自分なりにしましたか?
何を学び、何を経験にしましたか?

一ヶ月で14000人のボランティアや支援物質、69万食の炊き出しと
本当に、皆さんから助けられて来たのに、今、皆さんの所で何かあっても
私はいけません。

だからこそ、けして、他人事ではないと思ってください。


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