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2011.02.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類

自殺物件に入居者が決まって、ホッとしたのもつかの間。><
大きな動きがあったのでブログをUpします。


まだ遺族の方からは求償を受けていません・・。


今回の事件を簡単に説明すると
・「遺族」というのは不法行為を行った(自殺した)人の配偶者
・しかし、私(家主)から見ると、賃貸借契約者そのもの=本人である。



つまり、相続を放棄さえすれば故人の義務を継承しなくてもよいが
賃貸借契約者としては、本人になるのでその責務からは逃れられることはない。


これをよくアタマに入れて読んでくださいネ^^;


もっと言うなら、連帯保証人にはお2人の息子さんが実印をついているので
責任を問われる人は2名いるということになります。(両方生きている)


とどのつまり、逃れるワケがないんです!



事件が起きたのは昨年の真夏の某日。
てっきりファミリーで暮らしていると思っていたら、夫婦喧嘩で奥様が飛び出している間の事でした。

連日の記録を更新した、まだ記憶に新しい今年の猛暑。



死体の フランフラン(注:お洒落な雑貨屋でない方。) は一気に進みました。



私がようやく気が付いたのは家賃の入金のなかったことから。
いつもならつながる電話も永遠に圏外。


「何かが起きている・・・・」
しかしそれでもまだ「代位弁済(保証会社のこと)があるのでま・いいっか。」とノンキに構える私。^^



こうして悪循環が重なり フランフラン(注;お洒落な雑貨屋でない方) による汚損被害を無駄に拡大させることになりました。



入居者をつかまえてくれたのは保証会社さんでした。(さすがです!)

話せば、 すでに他県に引越し済みとのこと びっくり


死体と、ヤマのような残置物一式と、未払い家賃を残し
新天地で新しい生活をスタートさせている親子2人・・。


なんて勝手なヒトなんでしょう!!


怒っていても何も産まれません。
この日から、勝手な親子を相手に折衝を続ける私の苦悩の日々が始まりました。号泣


無論、家賃の入金はパタリと途絶えました。



仕事を聞けば入居審査時の仕事も追われて、生活保護に認定されたとのこと。

この瞬間、 「取れる資産は何もない!」 ことを意味していました・・。





しかし、あきらめずに色々聞いていると、星 ヒトスジの光星 が見えてきました。


亡くなったご主人が長年、大手サラ金と取引していたという事実。


「もしかしたら過払い金があるかも知れないいますぐ取引履歴を取り寄せて



知識も知恵も資力もない入居者に代わって、着手金を立て替える形で
返還請求することにしました。


ひと言だけ付け加えました。

「ボランティアじゃないですヨ。返還を受けたあかつきには私の債権の返済に
全額充てること」


「分かってます」と調子のいいお返事。

亡くなったご主人のしたこと。彼女が今後どんな仕事に就こうと給与を押さえること
や生活をおびやかすことだけは本当にしたくなかったのです。


「これならあなたの知らなかったお金でしょう?お腹もいたくないよね」と。


そして、サラ金さんとは和解が成立し、今月末の2/28日お金が振り込まれることになっていました。



事故発生からはや半年
ようやく解決する日が近づいてきました



それなのに・・・・・・・・・・・・!



今年に入って自己破産をしきりにほのめかす入居者。


無論、自己破産は誰にも止めることのできない、誰しもが持つ普通の権利。
好きにすればイイ。


しかしだ。よく考えてほしい。

あるだけの金額で和解に応じるとあれだけ言ったのにだ。


サラ金・役所・警察・年金事務所・法律事務所、
ありとあらゆるとこにお供し、ナビした私にまでもか?


お茶を飲めばなぜか私が支払う・・。


2千万なら価値もあろうに、こんな金額で2名もの名前を汚すというのか?
それが親なのか?? (親が破産しても債権の全額は連帯保証人に請求できる)


私の物件はご存知の通り、家賃が2万も下落した
売るとなっても査定に響くだろう
プライスレスなものもたくさん失った



しかし、私が求めたのは原状回復に要した費用の一部と、未払い家賃債権のみ。
賃貸借契約書に書かれているれっきとした権利と義務である。


彼らの生活を最優先に考え、金額だって大幅に譲歩した。


それなにだ。


こんなわずかなお金さえ惜しくなったというのか?



どこまで勝手なヒトたちなんだろう。
こんな腹立たしい入居者も初めてだ。



仕方がないので自己の権利を保全するため、過払い金債権の
仮差押 をすることにした!



もう時間がない。


時間がないというのは、振りまれてくるのは今月末のこと。
コレを失ったらもうめぼしい財産は本当に何もなくなる


今から判決を取って差押する時間も、弁護士を選任している暇もない。


それはぎりぎりまで、親子から「和解する」という回答がくると思って待っていたから。

今じゃ連絡さえ途絶えて、なしのつぶて。


仕方がない。今回は自分で申立書を作成し、仮差押とした。



自己破産はかまわない。親子の出した結論に素直に従うことにする。


しかーーーーし!!


「自己破産します。あのお金はもうありません。使ってしまいました~~」

だけは絶対に許さない!!!許せない


そうならないために、自己の権利を保全するのみだ。
だって、 誰のおかげでもらえる金やと思ってるんじゃい


そして、私の申立は昨日大阪地裁に受理されました。

あとは裁判官の面接を乗り切るのみ。

頑張ります><


皆様。バカ親子相手に戦う私をどうぞ応援してください・・・・・。
グチみたいなブログですですいません^^;













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Last updated  2011.02.17 03:16:18
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