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Terui @ Re:育めんパパです 育めんパパさん、こんばんは! すみませ…

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Terui

Terui

2004/06/15
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カテゴリ: 「お勉強」のこと
講師の希望者の中には、中・高時代に「友達に教えていました」という経歴がある人が多い。特に地方出身者の中にはそれをウリに、「だから教えられるんです!」という雰囲気をかもしだす人もいる。

「友達に教えていた」という経験は、ない人よりはある人の方がいいのだが、「友達に教える」のと「仕事として教える」のとでは大きな違いがある。


友達に教える時には、時間をあまり気にしなくて良い。教える側に余裕があるのなら、そのお友達が分かるまでじっくり教えられる。一度説明しても、友達がやはり分からないとなれば、別の日にもう一度教えてあげられる。
また、成績を上げようという意識で教えているとは思うが、責任という点ではあまりない。お友達が「お前に教えてもらったのに、点数が取れなかったじゃないか!」と言ってくることはめったにないだろう。


しかし、仕事となると話は別である。

特に家庭教師の場合、「教えている時間」が完全に「労働時間」である。
2時間の指導時間が与えられている場合、その2時間でどこまで教えきるか、その内容がとても大切である。
お友達に教えていたときのように、「1時間で1つのことだけ教える」だと、指導時間不足を招き、生徒さんのやる気も失せる。教えてもらっている内容が少ないため、「できるようになっている」とあまり感じられないからだ。

また、「お金をもらっている」以上、今までなかった「責任」がついてくる。


生徒さんのやる気もあるから難しいのは分かるが、「やる気を起こさせる」のも講師の腕ではある。


今、個人契約で家庭教師をお願いする方も多いのだが、個人契約で失敗してウチにいらっしゃる方もいる。

そのとき、よく聞かれるのが
「指導は熱心にやってくれていたのは分かるのですが、指導時間の割りに結果が出なくて・・・」
という内容である。
この手の講師の場合、お家の方が、「こうして欲しい」という要望も聞いていないことも多い。


家庭教師をお願いするなら、料金的にいって、「個人契約」が一番安い。
もし、個人契約を考えているなら、「学生時代に友達に教えていました」という文句をあまり鵜呑みにせず(教えていないよりは教えていた方がやはり良いのだが、それだけでは不十分)、なるべく実績がある講師にお願いされた方が無難だろう。
さらに、自信満々な雰囲気の講師より、やさしい印象を受ける講師の方が、うまくいく場合が多い。


「友達に教えていた」ぐらいで、「人に教えることが出来る」、というのは、想像以上に開きがあることなのである。





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Last updated  2004/07/05 11:20:08 AM
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