| 年号 | 西暦 | リンク | 題名 | 作者 | 備考 | あらすじ |
| S.60 | 1985 | |
『ファーブル昆虫記』 | ジャン・アンリ・ファーブル <中村浩> | 発行年月:1986年06月(この本は、新しいと思う。この入試の次の年の発行だから。) この年は本文がめちゃくちゃ長く、 大問1問しか出てない。 本文の長さが、大体それまでの年の全体をあわせた2.5倍の量になっている。 画像では『ファーブル”の”昆虫記』だが、 問題文の中に 次の文章は、『ファーブル昆虫記』(中村 浩訳) とあるので、 講談社青い鳥文庫を載せた。 |
キリギリスモドキ等が出てくるところ。 |
| S.61 | 1986 | 親子って何だろう | 『親子って何だろう』 | なだ いなだ | この年は大問2問とも同じような長さで、本文の前の出題のところに、出典を明記している。 発行年月:1985年02月(つまり、入試の 1年程前 )に角川文庫で出ている(絶版)。 上に挙げているリンクは1993年のもの。こちらは手に入る。 |
母原病、登校拒否、家庭内暴力…、親子の問題はひとすじなわではいかない。100歳の親の面倒をどうやって見たらよいのか、頭を抱える80歳の子の悩みも深刻だ。親になるとは何か?子であるとはどういうことか?根本にさかのぼって考える、なだいなだ流親子論。 |
| 上に同じ | 上に同じ | 石切り山の人びと | 『石切り山の人びと』 | 竹崎有斐(たけざきゆうひ) | 発行年月:1981年02月 偕成社文庫(子供向けの昔からある文庫) |
戦時下の熊本を舞台に、石工を父に持つ少年権六を中心として、変わり行く石切り山の人々の生活を描いた長編物語。1970年代の児童文学に多く見られた、作者自身の子ども時代に材を求めて歴史を問い直す作風に連なるもので、多様な人物を配した豊かな構成のおもしろさを感じさせる竹崎有斐(1923~1993)の代表作である。 (この文章をクリックすれば、このあらすじの出典に行きます。) |
| S.62 | 1987 | なし | 不明 | 吉野源三郎(有名なところでは『 君たちはどう生きるか 』) | 本文がめちゃくちゃ短い。問題も、「ぬきだしなさい」や「番号で答えなさい」など。大問2つとも「です・ます調」で、且つ平易。 | リンカーンの話。 |
| 上に同じ | 上に同じ | なし | 不明 | 栗原嘉名芽(経歴:東京高等商船学校教授→理研科学映画制作部次長) | 例年に比べ、驚く程簡単。しかもいつも通り50分。 | 「音」「さえる」などについての説明文 |
| S.63 | 1988 | なし | 不明 | 池田嘉彦 | 興味深いという意味で面白い文章。また、本文が長い。そして大問1問という形。だけど設問がたくさんある。 | 言葉や名前についての説明文。 |
| H.1 | 1989 | 学問の創造 | 『学問の創造』 | 福井謙一 | 大問1問だけ。 本文はそこそこの長さで、長くはないが、 普通の小学生には難しい文章になってきた。 (今はこのくらいザラ。) 設問は、選択肢問題がほとんど(遠慮して、”かなり多い”というべきか。)。 |
炭化水素の化学反応理論で日本人として初のノーベル化学賞に輝いた硯学が、自然の親しんだ幼少期からフロンティア軌道理論による受賞までの長い道のりを回顧し、基礎学問重視と独創的研究の必要性、科学と人間の平和的共存を訴える。
(以上「BOOK」データベースより) 旧制中学に入学した頃の話や『ファーブル昆虫記』との出会いなど。 |
| H.2 | 1990 | なし | 不明 | 外山滋比古 | なし | 言葉の使い方の誤りについてのエッセイ |
| 上に同じ | 上に同じ | なし | 不明 | 水上勉(子供の頃小僧として出されている) | なし | 京都のお寺へ小僧として出される約束をされた私の物語。(自伝?) http://www.tokyo-kurenaidan.com/mizukami-kyoto11.htm |
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