地図のお話

地図のお話

2009年07月23日
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カテゴリ: 山の雑談
昨日、ようやく映画「点の記」を観てきました。

これまで耳にした感想は、
「映像はきれいだけど」という枕言葉に続く、
否定的なものが多かったので、
やや身構えていたのですが、
私としては文句なく面白かったです。

やはり、リアリティが完璧でした。
香川照之がかついでいる荷物、あれは中身が空でも、
10kgはありますよね。

映画だというのに、何度か本心からハラハラさせられました。

原作にない挿話も、よくできていたと思います。
千恵ねえのねえさんが指摘していた、
役所広司が語る「地図を作る意味」も、胸にグッと来たなあ。
「世界の中での自分の位置を知りたい」。
あれれ、自分の心の中にも、ひょっとしてそういう部分があるかなあと、
しばし問答しました。

例の、長次郎を見送るときの、立ち位置の話は、
まあ、自分が製作者でもあのように変えるだろうなあと思ったので、
ちょっと残念でしたが、納得しました。

それにしても、香川照之は、

演技と自然さの境界を見事に測って着地してきますね。

ということで、
大大満足の映画鑑賞でした。





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最終更新日  2009年07月23日 14時17分22秒
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