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December 16, 2007
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カテゴリ: 映画
メトロ.jpg



地下鉄の階段を登るとそこは30年前の風景だった。。。

父とそりが合わず長年の間、確執が続いていた真二が30年前に亡くなった兄の命日を境に地下鉄の階段から過去へと誘われる。

地下鉄の階段や夢という手段を使って過去へと誘われる主人公の真二がそこで見たものとは
夢を抱きながらも満州へ出征していく父、戦地の満州でたった一人でそこに残された女や子供たちを守り抜く父、そして戦後の殺伐とした日本で必死で生き抜く父の姿だった。

父と子の確執がしだいに解けていく。。。
しかし過去へと誘われていたのは自分だけではなかった。真二が愛している恋人のみち子もまた過去へと誘われていたのである。
何故、二人が過去の世界へ迷い込むことになったのか?

衝撃のラスト、その答えが明らかになる。


映画を見終わった後、なんだか夢から醒めたとき、まだ愛おしい余韻が残りつつもそれが誰だったか思い出せなかったときのもどかしい感覚と似た気持ちになった。

最後にsalyuの歌う「プラットホーム」がまたせつない気持ちを盛り上げている、エンドロールをラストまで見て、それでも涙が止まらない。

メトロに乗って.jpg


浅田次郎の原作よりも今回は映画の方が良かったと思いました。

この物語の登場人物の個々の身勝手さにおもわずつっこみたくなることもありましたが「人間の愚かな部分」が露出されているところにもこの物語の魅力なのかなと思いました。

【YOUTUBE】「地下鉄(メトロ)に乗って」予告





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最終更新日  December 17, 2007 10:48:25 AM
コメント(6) | コメントを書く


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Re:地下鉄(メトロ)に乗って(12/16)  
あーっ、またまた思わず観たくなるような感想文...
jun-k-tさん、誘惑するのが上手ですねー。(^_^;)

>なんだか夢から醒めたとき、まだ愛おしい余韻が残りつつもそれが誰だったか思い出せなかったときのもどかしい感覚...

これこれ! 何ヶ月か前にあったんですよ。この感覚...
http://plaza.rakuten.co.jp/kutabireoyaji/diary/200701150000/

今日やっと「椿山課長の7日間」の原作読み終えたのに、またすぐこれ観なくちゃならないじゃないですかぁ。
(´▽`*)アハハ

(December 17, 2007 09:42:56 PM)

Re:地下鉄(メトロ)に乗って(12/16)  
aosaga369  さん
こんばんは

これはDVDで1回しか見てないので、あるいは見落としていた点があったかもしれませんが、全体の評価として、合格点ギリギリでした。

なんといってもラストが非情すぎる。jun-k-tさんは
>なんてせつないのでしょう
と書かれていますが、私は許せないと感じました。原作を知らないので、原作もそうなのか分かりませんが、あのようにした理由が理解できませんでした。もっと別の選択肢があったようで残念です。

ラスト重視なので、この点で評価が下がっていますが、それまでは楽しめるいい映画だったと思います。 (December 17, 2007 10:30:21 PM)

Re[1]:地下鉄(メトロ)に乗って(12/16)  
jun-k-t  さん
せいじ(´▽`*)。さん
>あーっ、またまた思わず観たくなるような感想文...
>jun-k-tさん、誘惑するのが上手ですねー。(^_^;)

>>なんだか夢から醒めたとき、まだ愛おしい余韻が残りつつもそれが誰だったか思い出せなかったときのもどかしい感覚...

>これこれ! 何ヶ月か前にあったんですよ。この感覚...
>http://plaza.rakuten.co.jp/kutabireoyaji/diary/200701150000/

>今日やっと「椿山課長の7日間」の原作読み終えたのに、またすぐこれ観なくちゃならないじゃないですかぁ。
>(´▽`*)アハハ
-----
せいじさん、こんにちは♪

わぁ~せいじさんもこの感覚は経験されていたのですね~!しかも学生時代に戻っていて。。。なんだか日記を読んでいるとピュアなほほえましい風景が浮かんでくるようでこちらまで顔がほころびますね~(笑)
でも思い出せなくって愛おしい余韻だけが体中に溢れていて。。。

「椿山課長の7日間」原作も読まれたのですね!浅田ワールドにひきこまれましたか?
私も映画版観ましたよ~!原作と映画ちょっと違いましたけど楽しく観れましたよ、せいじさんお勧めの志田未来ちゃんかわいかったです、瞳が印象的で将来有望!ですね(笑)


(December 18, 2007 10:10:51 AM)

Re[1]:地下鉄(メトロ)に乗って(12/16)  
jun-k-t  さん
aosaga369さん、こんにちは♪
お返事が長くなってしまったので私のコメントだけ残しますのですみません!
この映画はラストで評価が分かれるようですね、確かにあの階段でのシーンは残酷です!なので私も「なんて残酷」と本文にも書いたとおりの意見ですよ。
「なんてせつない」はその後のシーンに移っていきます。

原作から
「死んだ人間なら、多くの人々の記憶にとどまっている。時とともに風化はしても記憶が完全に消滅することはない。
しかし、この世に生れ出ることのなかったみち子を知る物は、誰もいない。」

過去から戻った真二はみち子との記憶を懸命に辿ろうとします。が、真二もまた存在することのなかったみち子を忘れていきます。
ラスト、真二はスーツのポケットから覚えのない指輪を見つけます。

「ルビーの指輪だった。
蛍光灯の光に太古の輝きを透かし見ながら、どこかで誰かが、愛情をこめて自分のポケットに忍ばせたものだろうと、真二は考えた

愛情の正体に思い当たるまで、しばらく考えてみよう・・・ 見知らぬ指輪を拳に握りしめて闇に目を据えると、体のうちに忘れかけていた勇気が湧いた」

生れてくることの無かったみち子、真二の記憶からも消えていくみち子の存在。
でも、儚く美しく真二への愛に生きたみち子は確かに存在していた。
本文にも書いたようにラストは「夢から醒めたとき、まだ愛おしい余韻が残りつつもそれが誰だったか思い出せなかったときのもどかしい感覚」を真二のなかに見、とてもせつない気持ちになったのです。
(December 18, 2007 12:25:09 PM)

Re[2]:地下鉄(メトロ)に乗って(12/16)  
aosaga369  さん
jun-k-tさん
こんばんは
(コメント割愛しました、スイマセン)
-----
読み違いをしていたようです。jun-k-tさんも残酷だと感じていたんですね(恥笑)。

原作ではみち子のことをちゃんと扱っているようで安心しました(笑)。私は映画しか見ていないので、指輪のシーンはあったように思いますが、原作に書いてあったようなことは伝わらなかった気がします(私がちゃんと見てなかっただけ、のような気もしますが、恥笑)。 (December 19, 2007 09:44:04 PM)

Re[3]:地下鉄(メトロ)に乗って(12/16)  
jun-k-t  さん
aosaga369さん
>jun-k-tさん
>こんばんは
>(コメント割愛しました、スイマセン)
>-----
>読み違いをしていたようです。jun-k-tさんも残酷だと感じていたんですね(恥笑)。

>原作ではみち子のことをちゃんと扱っているようで安心しました(笑)。私は映画しか見ていないので、指輪のシーンはあったように思いますが、原作に書いてあったようなことは伝わらなかった気がします(私がちゃんと見てなかっただけ、のような気もしますが、恥笑)。
-----
aosaga369さん、こんばんは♪

長い返事を書いてしまってスミマセン!でも読んでお返事いただけて嬉しいですありがとうございます!

「指輪のシーン」ですが、はじめに原作読んでから映画を観たので文章と映像が繋がってウルウルっときたのですが(笑)私も映画だけならちょっと謎を残したようなあいまいなラストに感じたかもしれません。
それにしても、みち子役の岡本綾さんもみち子のように芸能界からいなくなってしまいました。
この映画の彼女すごく綺麗でした。本当に残念です。


(December 20, 2007 12:14:29 AM)

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