著者:“ピーター・J・ダダモ博士”は アメリカのドクターで
コネチカット州のスタンフォードクリニックで臨床に携わっている 。
タイトルの “ダイエット” という言葉と、“文庫本” サイズから受ける印象と異なり
専門的な医学書のような内容です。
私の理解力と説明力には 不足があるかも知れませんが・・・ 読んでまとめてみると
血液型によって神経化学作用も異なるので 性格に影響が出るだけでなく なりやすい病気にも違いがある
食物に含まれる たんぱく質の一種 “レクチン”は、血液型によって まったく違う影響があるため
血液型に合わない レクチンが体内に入ると、消化 代謝 免疫などに 悪影響を及ぼすそうです。
(血液型の抗原は、唾液、消化液、胃粘膜、肝臓、小腸、大腸でも、たくさん見られるので影響がある)
例えば・・・
免疫系では 自己を攻撃するアレルギーや 炎症を活性化する
また 消化を阻害する 代謝が悪くなり太る
小腸の壁を傷つける 臓器を肥大させる ことがあるとか
血液に合わないレクチンは、消化されず 体内にとどまり 細胞に くっつき
その細胞を 異物として排除しようとして 凝集作用を起こし さまざまな病気が 発生するらしい。
そのレクチンによっても “避けたほうがよい食べ物”“食べたほうがよい物”が 決まるようです。
さらに 血液型によって異なる かかりやすい病気、食事、運動、サプリメント
感情のコントロール方、生活で注意する点、子供の育て方などが、こと細かに書かれています。
私としては B型は なかなか本当のところを 理解されにくいと思うのですが
この本の B型の所を読んで“ダダモ博士”は B型の特性を よく理解している!と思いました。
しかも アメリカでは 日本より少ないと思うし...おまけにダダモDrは B型とは正反対のA型なのに
それだけ臨床で 色々な患者さんを実際に診ておられ 優れた観察力と 分析力を持っている
方なのだと感じました。膨大なリサーチと 忍耐力を持って 研究をしてきた事が 伝わってきます。
きっとこれから もっと研究と理解が さらに さらに深まる事と思います。
さらに同じ血液型の中でも “非分泌” “分泌”があり 違いがあります。 調べてみたら うちもそうでした。
食材も かなり違うので 本気で やってみたい方は まず調べたほうが良いと思います。
●英語の得意な方でしたら 直接 ダダモ博士のHP
から検査を申し込めるようです。
もちろん 今は汚染された水 空気 食物 環境 色々な事が 関係しているので
「これをやれば完全!」とは 言えないと思いますが・・・ なかなか完璧に出来ない点もあるし
うちでは ダダモ式を基本にして 他の健康法も検討しながら 自分たちに合ったのをと考えてます。