
これは、ミニ冬瓜。最近の品種だ。参考のためにそばにタバスコを置いてあるので、大きさがわかるだろう。
本来の冬瓜は、かなり大きな野菜で10キロを超えることも珍しくない。ラグビーボールのような楕円形の品種とスイカのような丸型の品種がある。
ミニ冬瓜は、冬瓜が大きすぎて使いづらいという声から出来てきたものだろう。中華料理では、冬瓜に彫刻を施し中をくりぬいて上湯スープや具材を入れ、さらに全体を蒸し器に入れて蒸しあげるという料理があるが、あれも旧来のサイズの冬瓜だと5~10人前サイズになってしまうが、ミニ冬瓜なら2人前サイズでも絵になる仕上がりにできるので、高級中華料理店では、早い時期から取り入れられていたようだ。
とても淡白な味わいの野菜で、いかに味を含ませるかがカギとなる。ちなみに今頃の真夏が旬なのに冬瓜(冬の瓜)というのは、、、冬瓜という野菜は皮の外側が蝋質に覆われていて、冷蔵庫のない昔でも涼しい納屋などに置いておけば冬まで保存できるということから冬でも食える瓜ということで付いた名前だろう。

薄味のチキンブイヨンで軽く煮て、バターでソテーした冬瓜にフォアグラのソテーを載せる。真夏の定番料理だ。フォアグラと大根の組み合わせと同じような感覚でとても相性の良い組み合わせだ。
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