≪…パラダイムシフト…≫を数の言葉ヒフミヨ(1234)にぶっつけてみるのは、3冊の絵本で・・・

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 絵本「わのくにのひふみよ」
 絵本「もろはのつるぎ」
  (2022.05.27 05:43:46)

言語学を超えて(ソシュール記号学の新解釈)

言語学を超えて(ソシュール記号学の新解釈)

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《自己紹介》
佐藤直幹(さとうなおみき)と申します。令和二六年で満58歳になります。丙午です。現在、フランスのパリ近郊在住で、翻訳を中心に仕事をしています。

メールアドレス:nsato75@yahoo.fr
X(旧Twitter)のアカウント:https://x.com/NaomikiSato
インスタグラム:
https://www.instagram.com/satonaomiki/profilecard/?igsh=MXRycTEzMmYzYTJieA==

進化する自己記憶の存在論という、テーマに取り組んでいます。言語の本質を追い求めているうちに、人間とは何か、認知とは何か、生命とは何か、太陽系とは何か、時空間とは何か、物質とは何かという問いが生まれ、これらの根底に流れているが「自己記憶」という概念だと気がつきました。

ただ。ここでいう「自己記憶」の概念は、端的に言うと私の造語で、我々の知っている「記憶」をカバーしてますが、全く新しい概念で「すべての存在を生み出し、支え、進化させる」ものです。

進化する自己記憶の存在論は、今の科学の枠組みとは全く違うものになりますが、今の人類の知識を、新しい枠組みで捉え直すというプロセスと考えれば、矛盾は無いと思います。一言で言うと「科学のパラダイムシフト」を起こしたい訳です。

今は、ソシュールの記号学を「進化する自己記憶の存在論」という枠の中で再構築することを課題としています。ソシュールの「一般言語学講義」を再読しながら、記号学を新たなレベルに引き上げることを目標としています。


日本の大学では経済学を専攻しました。卒業後、金属素材メーカーに就職しましたが4年後の1995年に退職、直後にフランスに渡航し、言語学の勉強を始め今に至ります。一応フランスで修士と同等の免状(DEA)を取得していますが、博士論文は途中で断念しました。

高校三年のときにアメリカのイリノイ州に1年間のホームステイ留学、大学3年に上がる前に、韓国に一年間、語学留学していました。最近は大分忘れましたが、フランス手話もフランスで勉強し、私の言語理論の重要な支えになっています。

始めはフランス語で発信しようと思いましたが、フランス語の語彙の概念を借用しながら、日本語で書く事にしました。あまりネガティブなコメントにはおつきあい出来ないと思いますが、興味があれば読者の方々と色々とディスカッション出来ればと思います。

「日本人の為のフランス語自習室」というブログもあります。最近は更新していませんが、フランス語に興味の有る方は是非どうぞ。
http://francais75.exblog.jp/

趣味は折紙ですが,最近は半分プロとしてやっています。
折紙のバラが専門です。ここに作品を発表しています。ミクシーでは、もっと多くの作品を公開しています。ハンドルネームは「Mikki」
http://pliagedepapier.com/gallery/index.php?cat=11645

最近はインスタグラムの方を主に使っています:
https://www.instagram.com/satonaomiki/profilecard/?igsh=MXRycTEzMmYzYTJieA==

2015年8月に、「バラの折り紙 ROSE」という本が出版されました。
http://www.amazon.co.jp/バラの折り紙-1枚の紙から作る-佐藤直幹/dp/452905466

2018年1月27日に「美しいバラの折り紙」という本が出版されます。
https://www.amazon.co.jp/%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%AE%E6%8A%98%E3%82%8A%E7%B4%99-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9B%B4%E5%B9%B9/dp/4529057674/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1516427564&sr=1-1&keywords=%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9B%B4%E5%B9%B9

2019年9月24日にアメリカのTuttle社から「美しいバラの折り紙」の英語版「Naomiki Sato's Origami Roses, create lifelike roses and other blossoms」が出版されます。
https://www.tuttlepublishing.com/other/naomiki-satos-origami-roses


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佐藤直幹@ Re[1]:言語学のパラダイムシフトを起こそう。。。(04/14) ヒフミヨは冥途の土産勾股弦(自然数の量…
ヒフミヨは冥途の土産勾股弦(自然数の量化)@ Re:言語学のパラダイムシフトを起こそう。。。(04/14)  ≪…自然数「1」も人間の記号が姿を変え…
CLG2009 @ Re[1]:記憶と脳は関係ないのではという仮説。。。(11/28) ななみさんへ お久しぶりです。お元気で…
ななみ@ Re:記憶と脳は関係ないのではという仮説。。。(11/28) 御無沙汰してます。 Rakutenブログ…
CLG2009 @ Re[1]:無関心。。。(03/24) ななみさんへ コメントありがとうござい…

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2021.04.14
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動物と人間の違いは「言語を使えるかどうか」である。

これは、霊長類学等が進んだので社会にも浸透してきていると思うが、言語学者たちの間に「言語を研究するのは、人間を研究する事に直結する」という発想はあまり無いような気がする。今、この微妙なスタンスの違いが、何処から来るのかを考えている。

私は、認知メカニズムの一部の記憶喚起が離散化されることにより、自己組織化メカニズム(生成、保存、喚起、融合、進化)が確立され、このお陰で、他の個人と共有可能な「特定の言語の記号」を持つことができ、それをコミュニケーションに応用することで言語が成立していると考えている。

我々が「文法」として認識している規則性は、離散化した記号によって成立した記号によって生じ、同じ記号を獲得した人達の間で、かなりの部分において共有される。だから文法規則をいくら客観的に記述しようとしても、その裏にある離散化メカニズムを解明するには至らない。言語学は文法学ではない。

私は「記号の恣意性」に代わるものとして「記号の離散性」を提唱しているが、言語の規則性も共有性も、この離散性が存在するからで、例えば自然数が離散的というのは中間が無く必ずどれかの数に当てはまる。我々が意味を理解する時、細かいカテゴリー分類をしていくが、これに離散性が関わっている。

つまり、文法規則も全て「記号の離散性」のおかげであると言える。

「記号の恣意性」を改めて「記号化離散性」を導入することが出来れば、今後、言語学のパラダイムが大きく変わると思う。離散化によって生まれた「文法と言う規則性」を記述し研究するのではなく、この規則性を生み出す大元の「記憶の生成と喚起のメカニズム」に研究の対象が移行する事になる。

唯、チョムスキーの生成文法を筆頭に、アメリカ中心の言語学には「ソシュールの記号の恣意性」自体が存在していないようである。「文法イコール言語学」と言う文化の中では、問題にされないのかもしれない。私がしようとしているのはソシュールので再評価になるだろうが、多分、アメリカでは知らない人も多いと思う。

私がフランスの大学で言語学を始めて、多分最初に持った疑問が「言語には差異しかない」と言うソシュールの主張が全く応用される事なく、言語学原論の授業で毎年学生に教えられている事に対してだった。最近ネットで言語学原論で検索してみた限り、今でも状況は変わってないと思う。



21世紀に入っても、言語学が一向に進歩しない第一の原因は、今の言語学者達が、天動説を信じていた中世の学者と同じレベルである事にある。別の言い方をすれば、錬金術を信じているのとあまり変わりがない。

つまり今の状況は、「科学史上の大きなパラダイムシフトが起きる以前」なのである。

しかし、今から凡そ百年前、言語学のパラダイムシフトの賽はスイスの言語学者ソシュールによって投げられた。しかし、誰もその本当の意味を理解できずに、いたずらに時間だけが過ぎてしまった。百年経った今、当時では知りえなかった様々な事実が知識として利用できるようになったのは非常に大きい。

パラダイムシフトは、直ぐそこまで来ている。





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Last updated  2021.04.14 03:11:10
コメント(11) | コメントを書く
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Re:言語学のパラダイムシフトを起こそう。。。(04/14)  
言葉の量化と数の言葉の量化 さん
≪…「記号化離散性」…≫を数の言葉⦅自然数⦆とし、≪…「記憶の生成と喚起のメカニズム」…≫を十進法の基における西洋数学の成果の3つのシェーマ(符号)(【e】【π】【∞】と身体的行為(認知)(「記憶の生成と喚起のメカニズム」)として、【1】【0】【i】(虚数・π/2(90°))を『作用素』とする。

 ≪…「記号化離散性」…≫を余儀なくされる言語としての【点・線・面】の数学的把握(概念)の創生を平面(直交座標)から、「記憶の生成と喚起のメカニズム」で、記号(【e】【π】【∞】【1】【0】【i】)の『HHNI眺望』で⦅自然数⦆を言葉として捉えたい。

 これは、【点・線・面】の言語のパラダイムを【e】【π】【∞】【1】【0】【i】を通じてゲシュタルト崩壊的に、四則演算を帯同している⦅自然数⦆を創生しているとしたい。

 人の形態空間(ニッチ)(四次元)で[閉じている](計算できる)言語構造として≪…パラダイムシフト…≫した⦅自然数⦆としたい。

 数学(算数)の『計量構造を【π】と【1】』とし、
『正則構造』(連続性(実数))の【1】は、『カオス表示』の『数の核(ジャーゴン)』としたい。
 そして、形態空間(ニッチ)(四次元)でのそれそれの次元で、【π】と【1】をカタチとして可視化して捉えたい。 (2021.07.09 15:52:57)

Re[1]:言語学のパラダイムシフトを起こそう。。。(04/14)  
CLG2009  さん
言葉の量化と数の言葉の量化さんへ

コメントありがとうございます。

ただ、私は数学の素養が殆ど全くないので、どういうものになるのか想像が全く付きません。

しかし、何らかの知的刺激を受け取っていただけたのであれば、私にとっては嬉しいことです。

今、記号に至る認知的な記憶の離散化を音素の獲得を通じてモデル化できないか思案中です。

いつも途中で行き詰まりますが、それでも何度でも挑戦するつもりです。 (2021.07.09 19:55:20)

Re[2]:言語学のパラダイムシフトを起こそう。。。(04/14)  
 モナドの森  さん
≪…記号に至る認知的な記憶の離散化を音素の獲得を通じてモデル化…≫を、[声字実相義]的に捉えたい。

 1 …  ァあ 
 2 …  ァうん 
 3 …  ァあ 
 4 …   うん 
 5 …  ァあ 
 6 …   うん 
 7 …  ァあ 
 8 …   うん 
 9 …  ゥンあ 
10 …   うん 
11…    ァあ
12…    うん
13…    ァあ
14…    うん
・・・・・・・

 これを、≪…モデル化…≫したものが『幻のマスキングテープ』とか・・・

 この原型は、『HHNI眺望』で観る自然数の絵本、
  「もろはのつるぎ」(有田川町ウエブライブラリー) (2021.07.10 11:28:24)

自然数の本性  
レンマ学(メタ数学) さん

Re:自然数の本性(04/14)  
CLG2009  さん
レンマ学(メタ数学)さんへ

どういう内容の絵本なのですか? (2022.06.01 01:45:56)

Re[1]:自然数の本性(04/14)  
レンマ学(メタ数学) さん


 有田川町ウエブライブラリーで閲覧できます。 (2022.08.11 16:08:07)

Re[2]:自然数の本性(04/14)  
CLG2009  さん
レンマ学(メタ数学)さんへ

「もろはのつるぎ」読んでみました。

全部、ひらがなで書いてありますが、私には理解が難しいですね。

でも、また時間をかけて後から読んだら、ピンとくる瞬間があるかもしれません。

ありがとうございました。 (2022.08.12 16:29:59)

自然数のパラダイムシフトを起こそう。。。(04/14)  
√6意味知ってると舌安泰 さん
≪…パラダイムシフト…≫の言葉に、[数学共同体]からの自然数の捉え方を時空間・数学符号(+-×÷√=)を数の言葉ヒフミヨ(1234)・言葉の点線面・カタチ(〇△◇)らを関係性で見つめ(認知科学す)る。

 ヒフミヨは〇÷🔲√6

 ヒフミヨは△◇√6

 🔲とはながしかくから創り出す

 √6一二次元の1示す

 曼荼羅は△仏実線に

(2022.09.27 17:24:36)

Re[1]:言語学のパラダイムシフトを起こそう。。。(04/14)  
CLG2009  さん
言葉の量化と数の言葉の量化さんへ

コメントありがとうございます。でも数学の素養の無い私にとってあチンプンカンプンです。

ただ私がいつも思っているのは、自然数「1」も人間の記号が姿を変えたものです。

ですので、数学というのは、まだ定義出来ていない記号を内包しているという事になります。

私の直感ですが、これが解けないことには、数学では記号の離散性は証明できない気がします。 (2022.09.28 16:49:38)

Re:言語学のパラダイムシフトを起こそう。。。(04/14)  
ヒフミヨは冥途の土産勾股弦(自然数の量化) さん
 ≪…自然数「1」も人間の記号が姿を変えたもの…≫の、風景にこんな記事を見つける。

 数の言葉ヒフミヨ(1234)を大和言葉の【ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と】の平面(2次元)からの送り返して来たモノのとして十進法の基における桁表示の西洋数学の成果の符号などを纏め上げている。

【 結んで開いて 手を打って 結んで また開いて手を打って、その手を背伸びして重ね 】
  と
 このニ等辺三角形を等辺(3)底辺(2)としてグルッと一周する円錐体は、√8π/3 で、この風景こそ自然数の進む姿だ。
 この三角形の『半分こ』の『カタラン直角三角形』(√8 1 3)が、1・2・3・4次元を纏めている。
 1 は、π で水平な平面を創生し、
           (驚異の定理)
 3 は、線(1次元) 面(2次元)を縁起
              (関係)付け
         (『ヒフミヨ ヒンメリ』) 
 √8 は、水平面と垂直面を縁起(関係)付け
          ( i⁴=1 4次元の1 )

【 結んで開いて 手を打って 結んで また開いて手を打って、その手を背伸びして重ね 一回りしてロケットに 】
  と 数の言葉ヒフミヨ(1234)を宇宙へ羽ば立たせタイ・・・  (2025.04.28 17:08:50)

Re[1]:言語学のパラダイムシフトを起こそう。。。(04/14)  
佐藤直幹 さん
ヒフミヨは冥途の土産勾股弦(自然数の量化)さんへ

コメントありがとうございます。

私は数学の素養が全く無いので、こちらから具体的にコメントできない事をお許しください。

数の概念と言語の記号との関係は、今後も、追求していこうと思っています。


(2025.04.29 16:54:31)

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