2011.02.09
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社会的養護の現状と取り組みの方向性についてといったテーマ。
昨今のタイガーマスク現象で、児童養護施設がいっぺんに脚光を浴び、何十年も変わらなかった法制の改変が、国会においても討議されようとしている現状。
予算案に盛り込むためとはいえ、様々な専門委員会が設置され、性急な動きを見せる中、きちんと現場の声が届いているのだろうかといった不安も、見え隠れしておりました。
施設の小規模化、里親推進への動き、地域との連携に関しては、中央集権から地方分権への流れの中で、政権の変動があろうとも、加速していくことは間違いないとのことです。
そのような中、一週間ほど前、みのもんたが司会するテレビ番組で紹介された、 下関にある児童養護施設 に一昨年暮れまでの40年間、毎月差出人名を 三太郎 とだけ名乗る方より、義援金と手紙が送られてきて、子どもらにとって心の支えとなってきたというお話を挙げつつ、タイガーマスク現象が、一時的なブームで終わってしまわないかと懸念しつつも、陰で息長く支えて下さる方が、今までにも沢山いらっしゃることを忘れてはならないといったことも。
懇親会等で、その施設長さんは懸命に、「目には見えないところにこそ、大切なものがある」と繰り返し仰りました。
庭園は、雪景色。
黄檗宗のお寺で、住職は人吉くんのお父さんのことも聞き知っている様子。
山口県出身とも伺い、話が弾みました。
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なんぜんたろう
とある禅宗坊主のつぶやき
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