日舞と茶道と着物の蔵

日舞と茶道と着物の蔵

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2006年02月14日
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カテゴリ: 着物
この前お話したNHKの昔のドラマ「晴れのちカミナリ」。昨日も見ました。

杉浦直樹が落語の竜蔵師匠(先代林屋正蔵師匠がモデル)
渡辺謙が弟子の竜次
石橋保が竜次の弟弟子の小竜(これは、原作者の正楽がモデルか?)

毎回、いろいろと楽しみなこのシリーズ。これを見て、寄席の出囃子って、ちゃんと奥で三味線のお師匠さんが弾いていて、太鼓は前座さんが叩いてるんだってことを知りました。着物姿も楽しめます。師匠の住む長屋の近所のちょっと年増の女性、お節さん。この人は、芸者さん上がりなのでしょうか。いつも着物姿が小粋で。そして、前も書きましたが、若き日の渡辺謙の着流し姿のカッコイイこと。(そりゃあ、今はもっとかっこいいですが...)
竜次はいつも普段着は着流しですが(カコイイ♪)、師匠は洋服です。古風な長屋に住みながら、お客がくると長火鉢の前でコーヒー豆をゴリゴリというハイカラさ。「江戸っ子は新しもの好きなんだよ。」好きだなあ、この師匠。

さて、昨日も高座風景がでてきましたが、楽屋で着替える噺家さん達、みんな、黒の紋付なんですね。(いいなあ、黒紋付って...)

笑点のカラーコード化された出演者の衣装はともかく、テレビで見る噺家さんの高座姿って、紺とか、グレーとか、芥子色とか、いろいろあるように思うのですが、このドラマでは、全員黒です。これ、洋服のファッションから察すると、1950年代の設定だと思うのですが、これって、昔と今とは違うってことでしょうか。それとも寄席によって変るとか...。

ものの本で、お相撲のまわしは、テレビ放送がカラーになってから、カラフルになってきたと読みました。昔は、ほとんど黒ばっかりだったのに、今はなんでもありですものね。それと一緒で噺家さんもテレビの影響で変ったってことは....ないかな。



NHK落語名人選(26) 林家 正蔵(八代目)






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最終更新日  2006年02月15日 04時28分24秒
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