日舞と茶道と着物の蔵

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2009年01月08日
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カテゴリ: 和の生活 つれづれ
新年明けましておめでとうございます。

ブログは、細く長く続けてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

年末から帰国しておりまして、今週はじめ、英国に戻ってまいりました。楽しかったこともいっぱいあったけど、なんだかもう、いろいろと疲れてしまいました。庭から続く木立に降る雪をガラス越しに見ながら、凹んでおりましたが、今日は、晴れ。ちょっと楽しい気分になれました。

”陰鬱”という表現がよくされる(というか、自分でよく使う)イギリスの冬ですが、晴れた日は、とってもキレイなんです。枯木の向こうから斜めに差すオレンジの陽の光が緑の草を照らし、ちょっと壮絶な美しさだったりするんです。

さて、ブログは、いつものノー天気ペースで続けてまいりたいと思いますので、少しずつ、日本からの戦利品などを綴っていきます。世の中、クレジットクランチだの、空前の大恐慌だのといいますが、まずは、買物で経済に貢献...は、してません。してません。どうせ、少々数買ったって、ダ○ソーとかからですから..。

えー、まずは、本から。

子供の絵本をまとめ買いしました。在英の友人達は、皆、帰国した時絵本を20冊ぐらいまとめ買いをすると言っていましたが、私も、なんだかんだと20冊は買ってるでしょうなあ。



この、「おひさまいろのきもの」は、書店でちらりとめくって、絵の美しさにひかれてぱっと買ったのですが、帰ってゆっくりと読んでみると、もう泣きました。

農村に母親と住む盲目の少女が、生まれて初めて母親におねだりをする。それは、お祭りの日に着る新しい着物。母親は、娘の願いをかなえてやることし、わらじを編んで売り、一番安い糸を買って、それを赤く染める。娘は、母親が農作業をしている間、見えぬ目で自分で機を織りあげる。母親は、それに、オレンジ色の刺繍をし、着物に仕立ててやる。目がみえなくても、少女には、それは、「おひさま」みたいに暖かくて美しい着物だとわかる。



次は、「いっすんぼうし」。最近は、小さい本屋さんでは、昔話の本も、漫画アニメっぽいもの以外は手にはいりにくくなってしまいましたね。 講談社からは、日本画家によって描かれた豪華な絵本も出ていますが、小さい子向けではない。




法師の顔はきれいだけど、お姫様の顔が無表情で今一つってことで、今回は見合わせ。

一応「アニメ」とは書いてあるものの、顔も拝啓も漫画っぽくない、ポプラ社のものを購入。 お姫さまもけっこうキレイです。



ついでに、このシリーズの「かさこじぞう」も買いました。

続く...





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最終更新日  2009年01月09日 00時46分17秒
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