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今日は、朝いつも通りに起き子供たちが起き出すまで読書。読みかけだった「ちいちゃんしゃがみこまないで」を読了。中島潔の装画と挿絵が物語のイメージにぴったり。---千鶴子の家は、大きな酒屋さん。おかあさんは、長男の嫁として朝から晩まで、働きっぱなし。おとうさんは、家業をつがず造園屋さんにおつとめに行っている。おばあさんは、おかあさんにつらくあたる。そして孫の千鶴子にも。大人たちの発する言葉に傷つき、千鶴子はあまり笑わない少女となってしまっていた。ある日、お父さんが、家を出ることを決意する。やっと家族だけで穏やかに暮らせる日が来たと思ったある日・・・そして、千鶴子には新しいお母さんと家族が増えた。----うつみ宮土理さんは、「紐育マサオ」を10年前に初めて読んで以来のファン。「ちいちゃんしゃがみこまないで」は、昭和58年に出版されたもの。楽天でも、他のオンライン書店でも取り扱っていないみたい。作者への子供への愛がたくさん詰まっている本でした。オトナの言葉がコドモに与える影響の大きさを教えてくれる。自分の子供への接し方を見つめ直すきっかけとなりました。感動して号泣というタイプの本ではなく、読み終えてじんわりと涙があふれて、余韻に浸ってしまうようなお話でした。この本に出会えて本当によかった。~余談~心電図の結果がでました。不整脈はあるももの、放置できる範囲のものだったそう。よかったよかった(^^)
2005.12.10
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