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本日、休みの出がらしです。先日寝違えてから左肩から二の腕にかけてずーっと痛いです。 先日の休みに韓国で行われていた18歳以下の野球国際大会を見てました。アメリカ戦で日本のキャッチャー、森君がアメリカの選手に2度も体当たりを受けました。サッカーやアメフトなどコンタクトスポーツでは危険なプレーにはペナルティが課せられます。サッカーなら相手選手を蹴ったりスパイクの裏を向けてタックルに行けばイエローまたはレッドカードになるし、ラグビーなら首にタックルにいけば反則が取られます。アメフトではパスを投げた後やキックをした後の選手にタックルに行けばペナルティになります。44回スーパーボウルを制したニューオリンズ・セインツはコーチ陣が相手の選手を故障させるような指示をしていて今シーズンはヘッドコーチ以下数名のスタッフが出場停止となっています。なのに野球ではホーム上でのタックルに対するペナルティは全くないと言っていいのが現状です。メジャーリーグではキャッチャーに体当たりするのが当たり前のようになっていてアマチュアでもそんな危険なプレーが容認されているというのがありえません。日本でも昨今そのようなプレーが目につきます。それを迫力あるプレーだとかいって煽る馬鹿なマスメディアが信じられません。あんなもの、スライディングの技術もない下手くそのラフプレー以外の何者でもない。 それで怪我したキャッチャーはどうなると思いますか?出がらしは中学時代、野球部でキャッチャーをしていました。3年の春の大会の試合中、相手選手の体当たりを受けて左手首を亀裂骨折しました。 幸い夏の大会に間に合うように治りましたがその後が大変でした。左手首をひねると痛む。そんな状況が1年近く続きました。その後は床に左手をつくと突然手首に痛みが走り腕に力が入らなくなる。ものを握っただけで痛みが走る。急に握力が落ちる。腕に力が入らなくなる。ちょっと変な腕の使い方をすると手首がつる。そんな状態が20代半ばまで続きました。当然少なからず私生活にも影響はありました。たかが亀裂骨折だけでもこれだけの問題がありました。森君のように2度も体当たりを受け病院で精密検査を受けるような状態なら一体どれほどの影響があるのか、森君の将来を心配せずにはいられません。出がらしのこの試合の相手校のピッチャーは大学時代の試合中に相手選手とぶつかって首を骨折し車いすの生活を余儀なくされています。それから監督は選手の安全、将来を考えた起用をしてほしい。藤波君の連投などは彼の将来を考えてないと批判されても仕方ないと思います。プロもアマももっと健全なプレーを期待したい。そうでなければスポーツが面白くなくなってしまうと思う。
2012.09.12
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暑い8月が過ぎて残暑厳しい9月になりましたねぇ←やっぱり暑いじゃん滋賀の山の上の牧場から瀬戸内海沿いの牧場へ来てちょうど3年。気持を少し変えようと思って新たなブログを始めました。 http://ameblo.jp/degarasi0522今後は新ブログの更新が多くなると思いますが引き続きご愛顧ください<m(__)m> ま、中身の本質はおなじですが(笑) 出がらしです。 8月31日は8月で2度目の満月でした。ひと月の間の2度目の満月は青白く月光を放つためブルームーンと言われるそうです。報道ステーションの天気予報で「ブルームーンは幸せを呼ぶ。」とかなんとか、そんな話をしていました。ブルームーンと聞いてパっと思い浮かんだ曲が 月がとっても青いから~、遠回りして帰ろう♪ (月がとっても青いから song by 菅原都々子) ちがうっ! トシ分かるやんっ(ーー;) ブルーグラスの名曲、ビル・モンローのBlueMoon of Kentuckyという曲。ケンタッキー州8番目の州歌です。 BlueMoon of Kentucky Keep on ShiningShine on the One That’s gone a Prove and TrueBlueMoon of Kentucky Keep on ShiningShine on the one that's gone and Left me BlueIt was on a moonlight Night.The Star was shining Bright.And they whisperd from on high. Your Love say Good-byeBlueMoon of Kentucky Keep on ShiningShine on the one that's gone and say Good-bye 別れの歌です( ̄▽ ̄;
2012.09.02
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オリンピック、終わりましたね~。 金メダルは少なかったものの獲得メダル数は過去最多だとか! で、あと半月もすればアメフト、NFLが始まります。 来年のスーパーボウルへ進むのはどのチームか? ちなみに出がらしはマイアミ・ドルフィンズとデンバー・ブロンコスのファンです。 第1回スーパーボウルが開催された年に生まれた出がらしです。 メーカーに出荷される牛乳には抗生物質が混入されてはいけません。 各酪農家ではお産した牛や治療で抗生物質を使用した牛は牛乳のサンプルを検査して、抗生物質が牛乳中に残留していないことを確認してから出荷します。 県や組合などによって違うようですが、うちの場合は組合からの委託を受けてメーカーで検査をしています。 この残留検査ですが、結果を見ていると非常に面白い。 6月下旬から検査の結果は良好でした。70~80%くらいのサンプルが陰性でした。 それが7月20日頃になると陰性率がいきなり30%くらいになりました。 その後7月の終わり頃には陰性率が50%くらいまで回復しました。 そして先週木曜頃から20%くらいまで落ち込みました。 6月下旬から熱くなったため各酪農家の出荷量が減った。 7月20日から夏休みのため学校給食がなくなったため需要が減った。 7月終わり頃、梅雨明けで暑くなったため出荷量が減った。 先週木曜日頃からうちの乳脂肪率が下がった。 牛乳の需要に合わせて残留検査の結果が変わっていることが分かります。 夏休みに入った直後のある日の残留検査でも陰性だった7頭の牛乳サンプルのうち検査間違いということで再検査の結果4頭が陽性、つまり抗生物質の残留があった、とされました。 こういうことは言いたくないのですがメーカーが残留検査の結果を操作していると言われても仕方がないくらい需給の状況によって結果の良し悪しが変化しています。 こういう状況は今に始まった訳ではなく、一年を通して起こっています。 体調が悪い牛は検査で陽性になることがある、とか ラクトフェリン(初乳成分)が抗生物質と同じ反応をする。初産牛は特に反応が出やすい、とかよく言われるんですが、 休薬期間を一週間も10日も過ぎている牛が5頭も10頭も検査して陽性ばっかり出ていて 「あ~、そうですか。わかりました。」 って納得する酪農家なんて日本中探してもいません。 メーカーと酪農家は一蓮托生、持ちつ持たれつの関係です。 どちらかだけがよくても酪農産業・乳業業界は成り立ちません。 お互いが気持よく信頼関係を以て構築していける、そんな業界であることを祈りたいです。 今日の残留検査依頼サンプル数は10頭。 その結果は如何に?
2012.08.13
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今日は仕事が休みなので久しぶりに日記をふたつアップします。出がらしです。 梅雨が明けて本格的に暑くなってきました。乳量減少を少しでも抑え、乳成分を維持し、牛の病気や死廃、事故を防ぐため各地の酪農家は暑熱対策が大変です。うちでは今年、こんな暑熱対策を始めました。 ロータリーパーラーの出口手前でシャワーをしてます。これだと全頭に水がかかります。これは以前からやっている対策です。 今年はホールディングエリア、つまりロータリーパーラーに入る前の待機場所にもシャワーを付けました。これで搾乳前の待機中に10~30分、牛たちはシャワーされることになります。 牛舎でも散水してますがこちらは午前・午後に1~2時間かけて動墳で散水してます。 気持いいもんだから中には近寄ってくる牛も(^◇^) 牛舎には西日よけに遮光ネットを設置。 屋根の散水は当然のこと、扇風機も50%増設しました。梅雨明け前に平均乳量が29キロまで落ちましたがその後31キロまで戻りました! いまのところ、効果は大といったところでしょうか。ひと夏過ぎてから結果がはっきりします。 しかしこれだけ投資をしても乳量も乳成分も下がらないとは言えないし、赤字にならないとも言えません。しかし暑熱対策をやらないと間違いなく大きな損失は出ます。乳成分も取引基準を下回れば取引乳価から減額され、最悪の場合は受乳停止、つまり牛乳を引き取ってもらえなくなります。全国の酪農家はこうやって苦労と金と労力をかけて乳成分をクリアした牛乳を出荷しています。そして、その苦労して搾ったメーカーは牛乳から脂肪を抜いて低脂肪乳・成分調整牛乳として販売しています。 それっておかしいやん(ーー;
2012.07.26
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ここ数日は来客や本社場長が来場したりとかなり忙しかったですね。この二日間で38時間くらい仕事してました(・・;)暑いので熱中症には気をつけましょう。出がらしです。 乳房炎騒動がようやく収まって新規罹患牛も少なく、治療中の牛もあらかた順調に治っています。そしてお産ラッシュに突入しました。この一週間で20頭近く産んでますね昨日は2頭も逆子があって引っ張って産ませました。これからこの産んだ牛たちが牛乳を出荷していきます。tああのに暑熱対策もウマくいっているようでこの季節としては例年になく乳量が出ています。しかし、治療牛群は超満員乳房炎が治った牛も産後牛乳を出荷できる時期きた牛がいつまでたっても治療牛舎に居座っています。これらの牛は牛乳に抗生物質が残留してないかを検査に出して陰性になれば出荷できます。ところがいつまで経っても結果は陽性。検査に4~5回出しても陽性なんて当たり前。中には半月以上陽性なんて牛もいます。6月後半からの検査は順調でほとんど陰性でした。ところが 夏休みになったら途端にほとんど陽性。毎日10件以上の検査をしているのに陰性になるのは2~3頭。先日は7頭の陰性だったのに検査ミスとか言って再検査して4頭も陽性になった夏場は牛乳の需要が増えるんですが、生産は落ちるので牛乳が足りなくなるんですね。 でも夏休みになって学校給食がなくなるので需要は落ち着きます。 関係者の方。 言いたいこと、わかるよねー。
2012.07.26
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梅雨が明けましたね。乳房炎ブームもようやく下火になり治療牛の頭数も普段どおりになりました。しかし今度は季節性の乳房炎の時期。そしてお産ラッシュ。まだまだ予断を許さない状況が続きます。油断するとすぐに治療牛舎があふれるから(-_-;)出がらしです。 先日、双子のお産がありました。今年4例目。残念ながらどちらも死産でした(T_T)昨年あまりのお産の事故が多いことについて「お産してたって誰も見てないだろ。目の前でお産してても素通りじゃん。だから事故が起こるんだよ。ちゃんと見てれば半分以上死産はなくなる。」と本社社長の目の前で豪語してから早10ヶ月。それから数えても10件もありません。 逆子などの異常産も軒並み対処してグループ内でのお産事故率は断トツと低さです。5月に1件あった逆子も無事お産させることができました。 本社の社長は月に1回来場します。 昨年11月と12月、そして今回。5月の逆子の時。いずれも社長が来場している日に起こっています。 社長来場の日。 異常産が起こる・・・・・・・・・・ なぜに? ちなみに 会長が来場するとき 子牛が死ぬ。 ある意味 神から与えられた試練だと思うようにしてる。 調子に乗っとったらアカンぞーっ ってね( ̄▽ ̄;
2012.07.19
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今日は休み。でも乳質指導研修会があるので出勤です。研修会とか会議って休みの日のほうが動きやすいんですよね。でも内容はほとんどが暑熱対策と乳脂肪だろうなぁ。「基準を下回らないように。」って。メーカーも来るのでそ知らん顔して爆弾放り投げてきてやろうか?「苦労して基準をクリアしてもそこから脂肪を抜いて低脂肪牛乳とか成分調整牛乳で売ってるんだよねーっ。」とか言って(笑)ある意味、波風たてるのが大好きな出がらしです。 前回の日記のこの牛。 昨日の午前中にお産しました。発見した時は前足の蹄が見えてる状態。その後1時間ほど経ってもお産が進んでる様子はナシ。ということで哺育担当の従業員4号と9号(ともに女性)と一緒に分娩介助しようということになりました。まず、介助に必要な道具を準備して牛の元へ。「介助(引っ張る)ときはまずは頭が正常にこちらに向いているかを確認してから引っ張るんやでー。」と言いながら陰部から手を入れて頭位を確認。 頭がないっ!? 頭が横を向いてました(・・;) 大抵の難産は自分で体位矯正できるけどこのケースは矯正できるだけの技術が自分にはない。結局分娩介助指導は中止。すぐに獣医に連絡してやってきたのはA獣医。←また?ホント、どういうわけかブログネタの時ってA獣医なんだよねー(;一_一)別にそーゆーネタを選んでるワケやないんやけど・・・・・・・・・・・・ でもって、時間は多少かかったもののちゃんと矯正して無事お産することができました\(^o^)/ただし子牛はホルのオス・・・・・・・・・・・微妙(・・;) 「出がらしさんから難産の依頼があったらぜーったい大変な難産なんやから(ーー;)」 って俺、そんなに難産で連絡したことあったか?体位矯正の途中さっきの従業員9号(彼女は新人です)が来たので一応分娩介助の指導にはなったようです。今回の分娩介助指導の内容は 自分の手に負えんと思ったら獣医に連絡しなさい。 それじゃ分娩介助指導になっとらんのとちゃう?( ̄▽ ̄;
2012.07.11
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金曜の夜の雷雨は凄かった風も尋常じゃないくらい市内では停電もあったみたいやし山手の方では通行止めも。竜巻も発生したらしい夜中も凄かったみたいでメッチャ凄い雷もあったんだよなぁそんなわけで翌日の出荷乳量、メッチャ減ってました・・・・・・・・・・そらそうだわなー。あんな激しい雷雨が一晩中続いたら牛も怖かったんだよなー。出がらしです。 先日朝、哺育担当の従業員4号(女性)が冷凍保存している初乳を溶かしてました。「お産です。袋(胎膜)が出てますよ。」というので確認のため分娩房へ行きました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? ?????????????? そんな牛、おらんやん(ーー;) 彼女が見たのはこの牛でした 陰部、メッチャ腫れてます(・・;)コヤツ、前回のお産の時もこんなんになってました。でも無事にお産したんですよ。 しかし、どうやったらこれをお産と間違えるんや?
2012.07.08
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今日から7月。そして今日は仕事が休み。朝から降っていた雨も止んで午後からは陽が射すことも窓を開けるといい風が部屋の中を吹き抜けていきます。そして夕方になると夏の恐怖、アイツがやってきます。 瀬戸の夕凪(-_-;) 牛も乳出んわ。出がらしです。うちの牧場で乳房炎問題と並行して起こっていたのが中国人問題。 2か月は420頭搾っていたのが乳房炎と乾乳によって370頭まで減っています。なのに搾乳時間がほとんど変わらない(-_-メ)これって搾乳中騒がし過ぎるのが原因です。だって牛がパーラーに入りたがらないんだから。 牛って自分の行こうとする方向に普段と違う状況があると行かないんですよ。まぁ、そんなこともあって本社の中国人社員のRさんにきてもらっていろいろと話をして指導してもらいました。今の研修生たちは以前の研修生たちと違ってマジメなので理解すればちゃんとやってくれます。翌日から改善しようとする姿勢が窺われました。ところが、中には不満タラタラの態度を露わにして仕事をしている子もいます。「ちゃんとやってんのになんで文句言われなきゃいけないのー?私たちが悪いのー?」 と言いたげ。数日後、彼女たちの派遣元の部長が来ていろいろと報告をしました。そして「現状のまま改善が見られないと数名は中国へ帰国させるよう本社から話が出るのは間違いない。現時点でもそういう状況にある子がいます。」と彼女たちに伝えてもらいました。翌日の彼女たち 誰も口聞いてくれなくなった(ーー; ま、仕事的には昨日から急激に搾乳時間が短くなったからいいんだけどね。 そのあとどうなるのかは神のみぞ知る( ̄▽ ̄ ;
2012.07.01
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あれ?気がつけば6月も明日で終わり(@_@;)今年も半年過ぎちゃうんですねー・・・・・・・・・・・・時の経つのは早い!出がらしです。 仕事のことで困った時、この業界に入った当初からお世話になっている埼玉のK獣医に連絡していろいろと相談に乗ってもらってます。今回も大発生した乳房炎の対策のことでいろいろと教えてもらいました。「乳房炎は人と牛床が原因。そのふたつを改善すれば少なくなるよー。」 確かにそうだ。牛床の管理が悪く汚れがひどければ乳房炎が増えるし、搾乳者の操作や手順が悪くても乳房炎が増える。搾乳者については特に問題はないみたい。牛床はオガクズの品質が悪かったり戻し堆肥も粗悪な出来だった。そこでK獣医の教えに従って牛床に石灰を撒いてロータリーでかきまぜました。毎日毎日石灰を撒いてはロータリーでかき回す。それを続けること一週間。徐々に乳房炎が減少してきました。 あ~よかったーっ(^◇^) と思ったら今週からまた乳房炎がブレイク!? なんでかなー????っと思ったら 石灰散布とかき混ぜるのが2~3日に1回になってた(ーー;) 乳房炎の原因は人と牛床。 その「人」とは搾乳者のことだけじゃなかったのね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 目の前に思いっきり盲点があったわ
2012.06.29
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今月はあんまり更新してないな(・・;)そんだけ乳房炎に振り回されてたということか。先週、乳房炎に改善傾向が出始めたので次の難題でもある中国人研修生の問題にとりかかったところ今週から再び乳房炎大発生(-_-;)当分、この二つに振り回されそうです。神経、ブチ切れそう!出がらしです。 一昨日のこと。夜の搾乳後、オーナーが異常のある牛を発見しました。 とりあえず牛は元気そうだったのでそのまま群に戻して翌日獣医の往診を受けるよう指示を受けました。そして昨日。搾乳後と時間指定をしての往診依頼。やってきたのはいつものA獣医。診療所から血乳(血の混じった牛乳)の治療での往診と聞いていたA獣医。「紋さん、血乳くらい治療する技術があるやろー。」と内心怒っていた獣医。 でも往診依頼の内容は血尿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 事務のねーちゃん、大聞き間違いっ(ーー゛) ちなみに牛は血尿でもなんでもありませんでした。 まったく普通・・・・・・・・・・・・・・・ ナゼに??????????????
2012.06.28
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お久しぶりの更新です。今は一番陽の長い時期。うちの辺りは7時すぎでもヘッドライトなしで車が走ってます。今日は20日ぶりの休みでした。撮り貯めしたドラマを見まくってた出がらしです。 さて、6月2~3日の連休以後昨日まで連勤でした。その理由は乳房炎の大発生。5月から頭数は少ないものの急性乳房炎の比率が高かったので少しおかしいな~って思ってたら連休中に大爆発しました。出るわ出るわで毎日10頭以上の新規乳房炎が発生してそのうち5頭は抗生物質治療。治療牛舎が満杯で入りきらずにスペースを広げて収容しました。乳房炎だけで65頭までいったかな? 大発生の原因は牛床。最初は敷料のオガクズの品質が非常に悪く、細菌が異常繁殖してたのが原因でした。連休以後の大発生の原因はオガクズの代わりに使用した戻し堆肥でした。ちゃんと完熟化していないものを使ったか、もしくは処理前のものを間違って使用したことが原因だと考えられます。その後、牛床やオガクズ、果ては戻し堆肥にまで石灰を混ぜ込んでいった結果今週から乳房炎の発生が半減しました。それまで毎日朝7時から夜11時過ぎまで仕事してましたよ。その間どんだけ牛乳を捨てたことか。 とりあえず明日、どうなっているんだろう・・・・・・・・・・? これでまた乳房炎が大発生してたら怖いな。
2012.06.20
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特に何の予定もない連休。しかも土日。ダラダラと過ごしてしまいました(;一_一) ま、いいでしょ(笑)←いつもやんっ(・・;出がらしです。 近所のスーパーの牛乳売り場を見てみました。普通の牛乳1Lが198円~228円で売られていました。低脂肪乳、成分調整牛乳が100円から208円でした。低脂肪乳、成分調整牛乳は加工乳、つまり乳飲料なので牛乳よりも安いです。だから生産者乳価も加工乳向けは安いんです。 あるメーカーの品物は牛乳も低脂肪乳も198円でした。228円の牛乳を売っているメーカーの低脂肪乳は208円で売られていました。 ところがこのメーカーの牛乳は198円で売られているものもありました。 どーゆーこと? こんなもんみたら 酪農家は生産意欲をなくします! メーカーの問題かスーパーの問題なのか?いずれしても牛乳普及協会、酪農政治連盟、生乳販連、農協など関係先は断然抗議すべきではないか?
2012.06.03
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6月と言うと牛乳月間です。そのことをご存じの方がどれだけいるでしょう?ってかメーカーとか牛乳普及協会とかどんだけキャンペーンとかやってるの?メーカーの社員のなかにはそれすら知らない人も多くいるのでは?酪農家のブログを見ると『6月は牛乳月間』と書いてる人が結構います。メーカーの社員もがんばろう。牛乳は酪農家だけでなくあなたたちにとっても生活の糧なんだから。出がらしです。 さて、これから夏に向けてあちこちで暑熱対策が始まっています。乳牛の生理は夏は脂肪分が下がるのは当たり前なんですが、メーカーの取引基準は3.5%で冬と同じです。脂肪分が基準を下回ると罰金があり、さらに低くなると受乳停止、つまりメーカーが牛乳を受け取ってくれなくなります。そこで牧場では取引基準をクリアできるよう投資をして暑熱対策をしています。いくら金をかけて暑熱対策をしても基準を下回ってしまうこともあるし、基準をクリアして出荷できても収支が赤字なんてことも当たり前のようにあります。 そうやってやーっと出荷した牛乳。そこから脂肪分を抜いて成分調整牛乳とか低脂肪牛乳とか売ってるんだよなー。しかも、これらの商品は加工乳だから生産者乳価も安いんだよなー。それでメーカーって利益上げてるんだよなー。ってなこと言ったら他の酪農家も関係者も納得の大爆笑。大ウケしてました・・・・・・・・・・・・・・・・ ツボにはまったようです( ̄▽ ̄; みんな、がんばろうや
2012.06.03
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集乳車の運転手に「一昨日、休みやったんですよ。」というと、「会社から『ちったぁ休めよーっ!』って言われるくらい頑張らなアカンでー。」と言われました。 それ、2年前から言われてるんですけど・・・・・・・・・・・・・・(笑) でも木曜が休みで中二日で休みというのもなんか不安(・ ・; お仕事大好き、出がらしです(爆) 最近お産した牛ですが、ツノが耳に当たってました。それで当たらないように切りました。 蹄もそうですが、延び過ぎるとツノや蹄の中に血管が発達してくるので切ったら出血します。この牛も結構出血しました。 右のツノも当たりそうになってたので一緒に切りました。切ったところは中の穴に抗生物質とペーパーを詰めて止血。 切り終わった直後、怖かったのと痛かったので耳を下げっぱなしでした。切ったツノの先端はこんな感じ。 切った直後は元気がなくて大丈夫かいな~?って思ったけど5分もしないうちにエサを食いまくってました(;一_一)本当ならワイヤーで切るといいんですが、なかったのでノコギリで切りました。 ちなみにこの牛、自力でスタンチョンから出るのがスッゴイヘタです(--;
2012.05.27
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今日は今月4日目の休みの日。今月初の完全オフでした!(^^)!今月は忙しかったからね~。まもなく46歳、出がらしです。 さて、先日夜9時前に子牛が生まれました。 子牛を舐めているのは他人です(笑)この白い牛は夕方から産気づいてるのに一向に産みません。それどころか実の母牛(奥の黒い牛)から子牛を奪って母牛が近付くとどつきまわして子牛を舐めさせませんこの子牛を子牛のハウスに連れて行ったらお産を再開して無事子牛を産みました。でかすぎたので助産したけどね~。 で、 その後の光景・・・・・・・・・・・・・・・・ 手前の黒い牛はさっきの子牛を親です。子牛、パクられてます( ̄▽ ̄; けっこうありがちです。
2012.05.19
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先週は削蹄でした。O合さん、Ricky-O友君、G`days-S藤さんに加えこの春に開業した栃木のH本さん。さらにO合さんとS藤さんのスタッフ3人の計7人。手伝うこと、何もなし。 楽でした(笑)大変ありがとうございました。またよろしくお願いします。 次は9月かな?8月でもいいですよー(爆)最近、楽しすぎ?そのせいか、今日は右腕と左肩が痛い出がらしです。 昨日の朝、お産が3頭ありました。そのお産の最中、具合の悪い子牛がいるとの報告が。家畜診療所に往診依頼すると電話に出たのはブログ出場最多を誇るA獣医なんでか知らんけどうちに問題のある時に限って当番が多いよな~、ホンマ。「出がらしさん、お宅、午後から往診予定ありますけど。」というので「先生、和牛の子牛やねん。」「すぐ行きます。」 ←即答っその間に2頭目が無事お産しましたが3頭目に大問題発生。 前足が片方しか出てこない(--; 今回のは大変でした。子牛を子宮の中に押し戻そうとしても戻らない。親が立てないもんだから余計に大変。そうこうしているとA獣医から「着きました~。」って電話があったので事情を話して子牛の往診をしてもらいました。なんとか子牛の体勢を矯正して無事産ませることができましたが久しぶりにメチャメチャ大変なお産でした。途中で「先生、子牛はいいから先にこっち来て!」って何度言おうと思ったことか(--; だから、腕と肩が痛いんだな。原因がわかったわ( ̄▽ ̄;
2012.05.14
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今日は中国人研修生の勉強会の予定でしたが派遣元の事情で通訳が来れませんでした。よって勉強会は中止せっかく休日出勤したのに・・・・・・・・ちなみに来週の休みは月曜日。本社役員が来場します・・・・・・・・・今月、休めるんか? ま、まいどのこっちゃからええか。← あんまり気にしてない出がらしです。 最近携帯をスマホに変えました。しかし機種変して困ったことが・・・・・・・・以前から着メロに使っていた六甲おろしが使えないっ様々な対処を施した結果、You Tubeで六甲おろしを検索し、その音源をボイスレコーダーで録音して着メロに設定しましたしかし最新バージョンでも立川バージョンでも中村鋭一バージョンでもありません。 大阪タイガースバージョン戦前やんっ(・。・; 昔は大阪タイガースって言ったんですよね。 しかし戦前から歌が変わってないというのもスゴイわな。ちなみに待ち受けはコレ 来週は大阪のI獣医の繁殖検診があります。 メッチャ自慢したんねん( ̄▽ ̄)
2012.05.10
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世はGWで大騒ぎですが牛飼いにはGWに限らず盆暮れ正月でも普通に仕事はあります。でもそこは企業酪農。会社ですからちゃんと休みはあります。明日は休み。でも諸事情で午前中は出勤。次の休みは中国人研修生の勉強会。その次の休みは本社役員が来場予定。 今月、休みあれへんやん(--; ま、いいか。いつものこっちゃから。 出がらしです。 先週、子牛のヘルニアの手術をしました。その最中に従業員3号登場。 従業員3号。どういうわけか手術と言うと現れる。 第四胃変位の時。裂傷で出血している牛の縫合の時。なぜか現れる。別に遊んでるわけじゃなくてちゃんと仕事をしてる。だけど手術をしているとどこからともなく現れる。 なんでなんかね~?って獣医に話したら 血の臭いを嗅ぎ分けてやってくるんやろうな。だって まるでハイエナやな(ーー;
2012.05.04
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最近、新規の乳房炎の発生がほとんどありません。時期的なものなのか、去年もこの時期は少なかった。でも現在進行形の治療中の牛たちの乳房炎の治らないことと言ったらもう・・・・・・・・・・治ったと思ったら2~3日で再発(・ ・;治療牛がちーっとも減らんとりあえずがんばりましょ出がらしです。 昨日の夕方お産がありました。子牛を舐める母牛。実にほのぼのとした光景です(^^) と言いたいところですが、実は親子関係はありません(笑)他人の産んだ子牛を一所懸命舐めてます。 で、肝心のほんもんの母親はドコ? 他人に舐めてもらってる我が子を遠巻きに見ています(--;産んだ直後、舐めるタイミングを逸して他の親にとられてしまいました。本物の親が舐めに近づくと頭突きを食らってこのありまさですま、よくある光景ですわ ( ̄▽ ̄ ; ちなみにこの後、このばったもんの母親は夜な夜な子牛を産みました。
2012.05.03
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あ~っと、もう5月ですねぇ・・・・・・・・・GWは親父の三回忌で大阪の実家に帰ってきました。いろいろとあって嫌な思いをしてきました。今日はモヤモヤとした気分で仕事してました。まぁ、いいや。 とりあえずそんなこんなで出がらしです。 で、大阪に行ったら今、話題のアレを買うっきゃないっ!ということで買ってきました。 あくまでも個人的な感想ですが、正直な話、似てるっちゃぁ似てるけど間違って買うかっていうとです。面白い恋人の包装紙と白い恋人の箱は色合いがよく似てるので間違えるかもしれないけど、普通土産物屋で包装されて売ってる白い恋人は青い包装紙なので間違うことはないですね。ちなみに白い変人とかいうのもありましたけどね。箱も似てたけど間違って買うとは思えなかったです。っていうか、新大阪駅の大阪土産の売ってる場所に北海道銘菓が売ってるわけないやん。 でも、ナゼか伊勢の名物「赤福」は売っているおかげで埼玉に住んでたころは「大阪っていうと赤福だよね~(^0^)」ってよく言われた( ̄▽ ̄; ソレ、違うって・・・・・・・・・・・・・
2012.05.01
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昨日は5時出勤だったんですが、帰り際にオーナーが所用で神戸に強制連行されたため夜の種付けをするハメになりました(--;牧場を出たのは日付が変わる前。ひさびさの19時間勤務はきつかった。今日の昼の搾乳中、爆睡こいてた出がらしです。トシには勝てんっさて、今日のお題「ナックル」ナックルとはピッチャーの投げる変化球の一種で指をボールに立ててはじき出すように投げます。そのためボールの回転はほとんどなく投げたピッチャー自身ですらどんな変化をするか分かりません。 こんな握り方をするんですよ。握ってるのはボールではないですが(笑)この握り方から放たれる100~120キロ程度のスローボールにメジャーリーガーの強打者たちがキリキリ舞いする様は見ていて面白いです。 ナックルを主体に投げるピッチャーをナックルボーラーといい、メジャーリーグではドジャースやレッドソックスで活躍したティム・ウエィクフィールド、日本では4年前に関西独立リーグへ入団したナックル姫こと吉田えり投手が有名です。で、お題の「ナックル」は野球のことではなく牛の「ナックル」の話です。 ナックルとは四肢と蹄の間、「つなぎ」と呼ばれる部分がうしろに曲がった状態で立った時に蹄底ではなく蹄の上の部分で立つ状態になります。ヒトでいうと足の裏ではなく甲で立っているという感じですね。 上の写真は正常に立っている状態ですが 見にくいですがこの写真はナックルの肢。蹄底が上を向いて蹄の上が地面に着いています。ナックルの治療方法はギプスで固定して肢の向きを強制するのが一般的ですが、それでも治らない場合は肢の腱を切断して正常な立ち方に強制する方法があるそうです。 ちなみに下の写真はギプスで固定してほぼ正常になった肢。 下の子牛は生後3日目にギプスで固定したものの治ってませんでした。明日、腱の切断術を行う予定です。 左前肢のナックルですが右前肢にも影響が出てました。ちゃんと治ってくれるといいです。この子牛はF1のメス。人は彼女のことを ナックル姫 と呼んでいます( ̄▽ ̄;
2012.04.25
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早いもので4月下旬ですねぇ!今週末からはGWなんですね。みなさん、予定はありますか?出がらしは親父の三回忌です。それまでは休みナシだよぉー(・・;帰ってきたらイキナリ5時出勤だよぉ~(--;さて、最近受精卵移植で和牛の仔がたくさん生まれてます。これらを血統登録するんですね。牛の鼻には鼻紋(びもん)という人間でいうと指紋にあたるもので生涯不変で同じ鼻紋の牛はいません。。これを採取して血統書に貼り付けます。チューブに入った墨を専用のローラーにつけます。子牛の鼻の水分を拭き取ります。鼻にローラーの墨を塗ります。 鼻紋採取器に取り付けた紙に鼻紋を採取します。 こんな感じになります。 この鼻紋を切り取って血統書に貼り付けて出来上がりです。黒毛和牛だけでなく褐毛和牛(あか牛)や短角和牛、無角和牛も同様に鼻紋で血統登録します。 ホルスタインは個体識別耳標で登録していますが、白黒の模様をひな形に描いたり写真に撮ったりして登録してたんですよ。ホルスタインの白黒模様も鼻紋と同じく生涯不変で同じ模様の牛はいないんですよ。
2012.04.22
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確か天気予報では今日は雨だったと思ったけど外は天気予報ははずれたけど~ (空はくるくる~song by ケダマ~)あ、あれは予報がはずれて雨になったのか・・・・・・・ま、いいか(笑)出がらしです。3日続きで夜な夜な生まれた3頭の子牛たち。みんな30分以内に立って元気に初乳を飲んでくれました。イッキに飲んでくれるのでスッゴイ楽(^^)その上人の後ろをついて歩くので牛舎から子牛ハウスまで連れていくのがこれまたすごい楽(^^) その夜な夜な生まれた子牛トリオ。左から 18日。24キロ。19日。34キロ。20日。47キロ。な~んかひさしぶりに24キロなんてちっちゃい子牛だったんでかるいのなんのって(^^)でもこの子が一番元気。片づけ最中に2度も脱走を試みて失敗してました(--; 翌朝、哺育担当の従業員から「アイツ、脱走してました。」 あ、やっぱりな( ̄▽ ̄ ;
2012.04.21
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うちの中国人研修生。具合の悪い牛を見つけるのが非常にウマい。日本人スタッフよりもウマいんじゃないか?(--;「出がらしサン、この牛おかしいヨ。」というので「顔が?」っていうと「ううん。エサ食べない。」冗談言ったのに普通に返された(T T)こんなことばっかり言ってたら最近は「出がらしサン、この牛エサ食べないよ。」と症状を言ってくれるようになりました。冗談言えんがな・・・・・・・・・・ 楽しみをひとつ失くしたようで少し悲しい。←ってオイ出がらしです。日本はBSE発生国からウインナーなどの食肉加工品の輸入を禁止しています。中国は該当国なので中国人研修生の実家から彼女たちに届く荷物の中に食肉加工品があると税関で没収されます。今日彼女たちに届いた荷物の中にもソーセージがあったので税関で没収されたという内容の文書がありました。で、このあと、その内容を彼女たちに伝えるのが大変去年も同様の件があって説明するのが大変でした。ある意味、乳房炎治すのよりも大変やわ( ̄  ̄;税関の方、お願いします。 ソーセージ、漢字で書いて「これ、なに?漢字で書いて。」って聞かれて困ったわ
2012.04.17
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昨日は5時出勤でしたが今日は通常出勤です。なのにけったいな時間に起きてしまいましたこれって老化?ま、いいか(^0^)出がらしです。 最近受精卵の和牛がたくさん生まれてます。以前は導入牛や預託牛、つまり初産牛ばかりでしたが去年からは本社の和牛牧場で生産された受精卵を送ってもらって移植を始めたこともあって経産牛もどんどんお産してます。今、20頭くらいいます。これだけいると子牛の登録(鼻紋採取)が大変と言いたいところですが、かつて和牛の登録審査の仕事もやっていた出がらし、これくらいの頭数は大したことありません。しれとる、しれとる ←ごっつい強気 しかし和牛の子牛というのは乳を飲むのがヘタですなちなみに今年の子牛の死産は3頭。うち2頭が和牛の受精卵です(ーー;そのうちの1頭は死産というより事故ですね。2月のムチャクチャ寒い日の夜中に生まれたのですが、親が分娩房の柵のところで産んだらしく子牛は外に産み落とされたため、親に羊水で濡れた体を舐めてもらうこともなく低体温で死んでしまったんですね。この親牛は導入牛なんですが死亡した子牛の受精卵証明書を見て死んだ子牛の母親、つまり受精卵を採取した牛というのが10年前に出がらしが採卵した受精卵で生まれた牛でした( ̄▽ ̄;埼玉から北海道に売られて出がらしの元へやってきたんですねー! この業界、世界が狭いわ・・・・・・・・・・・・・・・・
2012.04.11
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今日、うちの最長老牛の「おばあちゃん」が出荷されて行きました。15歳4カ月。ここ半年は蹄病から歩行が不自由になりましたが、パーラーに一番近い群で頑張って牛乳を出してくれました。そして蹄病治療のいい練習台になってくれました。ついにうちの牧場も20世紀の牛が姿を消しました。出がらしです。最近、うちの牧場は比較的珍しい病気が発生してます。1.妊娠中期の第四胃変位。 これはわりとあるらしいし以前1頭だけ見たことがある。 でもこれが2頭続いた。2.急性腎盂腎炎。 最初は変位かと思った。 変位じゃなかったのでルーメンアシドーシスを疑った。 3.後躯マヒ。 脊髄損傷によって発症したと思われるが発情牛に乗られてなることが 稀にあるらしい。 でもコイツのいた群は妊娠牛ばかり。あまり考えられない。 どいつもこいつも今まで未経験か1~2例しか見たことのないものばっかり・・・・・・・・・ 普通第四胃変位は左方変位が多いのにナゼか右方変位が多い。さらに、変位というのは第四胃で起こるものだと思ってたのに最近発症した変位というのは 盲腸変位( ̄  ̄;獣医が手術しながら「コレ、なんやろー??」って悩んでた。 その上、従業員から「熱を測るのに糞の塊があって直腸に体温計が入れられない。」という話があったので見てみると糞の塊じゃない。肉芽組織の塊だった。ま、イボですね。 ってことは イボ痔( ̄ ▽ ̄; 牛のイボ痔って初めて見たわ 最近、こんなんばっかり
2012.04.09
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月曜日の夜、久しぶりに気が向いたので頑張って弁当を作りました。作る時はだいたい二日分作りますが作ってから気がついた。明後日、仕事休みやん・・・・・・・・・・・( ̄▽ ̄; 本日、お休みでした。出がらしです。 先週、従業員2人が抗生物質を使用していないのに間違って治療牛舎に移動した牛ですが、2人への注意喚起のためメーカーにサンプルを抗生物質の残留検査に提出しました。結果は陽性。それが月曜まで4日間陽性が続きました。2人に対してはいい警告になったんですが、出がらし的には非常に不満。だって抗生物質を使ってないんだから陽性になるわけない。というか、陽性になること自体がおかしい。で、組合に苦情の電話をして状況を説明しました。過去には陰性だった牛が翌日陽性になったこと。一週間ぐらい陽性が続くのは当たり前で中には20日、一ヶ月も陽性が続いたことがあること。組合の返答はこんな感じでした。同様の苦情は他の酪農家からも相当数あること。個体の残留検査はメーカーが善意で実施してくれているのであまり強く言えないとのことでした。苦情とは言っても検査結果に対して文句を言っているのではなく、こういう状況が常に起こっているのだからそれを改善するための対応をお願いしているわけです。検査手順に問題はないのか?検査担当者による判定方法にバラツキはないのか?そういった問題点を常に意識してメーカーも生産者もお互いが気持よく日々の仕事を行えるようにしていきたいから今回はあえて苦情を言いました。検査手法が間違っていたり試薬に問題があるにも関わらずそれらを見直すことをせずに「検査結果が全てだ。」みたいなことをやってると生産者のメーカーに対する不信が高まるばかりで良いことはありません。組合だって組合員である生産者の信頼を失います。生産者はメーカーがいなければ牛乳を販売して収入を得ることはできません。メーカーは牛乳がなければ稼動できません。組合も同様です。生乳生産、それに関わる全ての関係者がよりよく経営できることが酪農産業の発展になると思います。1人勝ちするような産業は決して健全な産業ではなく繁栄などありえないと思います。
2012.04.04
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あ~、4月ですかぁ~・・・・・・・・・4年前の今日はこんなことがあった。早いもんだわ~。春なのに、最近気分は低迷気味まぁ、気にせず行きましょう。出がらしです。 今朝出勤すると種付けがない!乳房炎がない!乾乳もない! こんなことは非常に珍しいっ! で、昼。種付けがないっ!!乳房炎もないっ!! 搾乳後の処置がまーったくないっ!!つまり 仕事、超~ヒマっ なーんて素敵な日なんだろう と思ったら 洗濯機、壊れる(--; ま、全てがうまく行くことなんてそうそうないわな(・・;
2012.04.01
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本日、仕事お休み。でも諸事情で午前中は出勤してきました。ま、休日出勤は慣れてるからいいんだけど、この暖かさは何?急にメッチャ暖かくなったやんおかげで車の中はポカポカで昼寝にGood居眠り運転には注意しましょう。出がらしです。 昨日の夕方5時半ごろ。乳房炎のため立てなくなった牛が発生で、診療所へ時間外の往診依頼夜間当番は診療所で最もこのブログのネタになってるA獣医。出:〇〇牧場の出がらしでーす。A:はい、なんでしょう?出:乳房炎で起立不能で~す。A:明日でもよろしいでしょうかー?(ってオイっ!)てなやりとりをしている間、電話の向こうでうちの担当のT獣医の大爆笑の声が(--;30分後、A獣医が来てひと言。いや~、T先生と「そろそろ〇〇牧場から電話があるんじゃないのー?」って噂してたんですよねー。いらんこというんじゃなかったー(T T)ナゼか夜間・休日の急患の時はA獣医が当番の事が多いんだよなー。
2012.03.29
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今夜お産がありました。猫の・・・・・・・・お産したのは出がらしの作業ジャンバーが入っている箱の中・・・・・・・(--;ま、いいか。着てないヤツだし。明日はお休み。でも諸般の事情で久しぶりに休日出勤してきます。 出がらしです。 今日(あ、もう昨日か!)、あわや、という事故がありました。昼の搾乳で乳房炎のため2頭の牛を抗生物質で治療して治療牛舎へ移動しました。夜、今日の記録を整理していたら治療した牛と移動した牛が違う!治療牛舎へ移動した牛は286号と775号。昼の搾乳後の治療記録には抗生物質治療牛は286号と993号になってる!!すぐに治療をした従業員2人に確認したら抗生物質を使った牛は286と993。出がらしが治療牛舎へ行って確認したらそこのボードにあるのは286と775。そこにいた牛も間違いなく775。ということは993号は搾乳牛舎にいるのは間違いない。間違って搾ったらえらいことに(--;以前の中国人たちなら牛の確認など皆無だったので間違いなく普通に搾ってるけど、今のコたちは牛を確認しながら搾乳しているので搾ることはないと思う。乳房炎軟膏(抗生物質)は青色をしているので注入していれば青い牛乳が出てくるので搾ることはないはず。もし搾ったとしても最低限、青い牛乳の出た乳房だけは搾らないはずだ。 しかし、993号は注射もしているので軟膏が入っていない乳房からも抗生物質は検出される。搾ってしまったら一大事だ。その時すでに搾乳は始まっていたものの幸いまだ993号のいる群は搾乳が始まってなかったので牛を確認して搾ることなくキャッチペンに確保し治療牛舎に移動することができました。なんでこんなアホみたいな間違いが起こったかというと、単なる確認ミス。そのためにこんな騒ぎになってしまったということです。 夜の搾乳後、出がらしが2人にカミナリを落としたことはいうまでもありません。
2012.03.28
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3月も末だというのにやたら寒いです。こんな年は猛暑なんでしょうかねぇ?出がらしです。 出がらしの2歳上の姉。彼女は現在大学生です。姉は美容師になるべく中学卒業後、高校へ進学せず美容専門学校へ進みました。1年後、美容師資格を取得し美容院へ就職したものの挫折。他の仕事をしていました。その後、二十歳で結婚。出産。三人の娘を授かりました。 5~6年前のこと、姉は定時制高校へ入学しました。それ以前にいろいろ仕事をしていた姉は学歴のことで辛い思いをしていたんだと思います。中卒であることにコンプレックスを持っていました。義兄(旦那)も中卒です。だから「学歴は関係ないなんていうのは嘘や。どんな大学でもいい、短大でもいいから大学へ行け。」と言って娘たちを進学させ卒業させてきました。そして下の娘二人がまだ学生だった時に学童保育の仕事をしながら自分も定時制高校へ進学しました。卒業式の時、先生から「大変だったけどよく頑張ったね。」と声をかけてもらったそうです。そして定時制の大学へ進学。夢は確か保育士になることだと言ってたような気がします。卒業して保育士となった時、そんな姉の姿を今から楽しみにしています。 昔、定時制通信制高校の野球大会の番組がありました。仕事をしながら年齢も環境も違う人たちが世代を超えて同じ高校生として白球を追う。追うものは白球ではないけれどそんな現実を歩む人が、「何歳になっても勉強はできる。」「人生は一生勉強。」を地で行く人が自分の身近にいる。凄いことだと思う。自分はそんな姉を誇りに思う。 自分はそんな姉の足元にも及ばないが一所懸命頑張っている。それは娘たちのため。昨日、上の娘は17歳の誕生日を迎えた。下の娘は4月からは中学生。いつか娘たちに会った時恥ずかしい父親でないように、今を必死に生きている。
2012.03.27
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金曜日、夕方から5頭お産がありました。ほぼ2時間ごとに・・・・・・・・・・・・・・最後に生まれた子牛の初乳給与が終わったのが朝5時過ぎ徹夜です(-▽ー;5頭まとめてお産されるのも困るけど 夜な夜な順番にお産されてもなぁ~よって昨日は帰宅前に牧場で玉砕(--;; 本日はお休み。朝帰りならぬ昼前帰りの出がらしです。 25年ほど前、和牛の種雄牛「紋次郎」の出現により酪農業界ではホルスタインに和牛のオス牛を交配するF1ブームが起こりました。その後言われるようになったのがF1の子牛は乳を飲むのが下手、ということ。初乳を与えるとき、ホルスタインの子供は比較的簡単に飲んでくれますが、F1の子牛はなかなか飲んでくれない子牛もかなりいます。最近は受精卵移植によって和牛の子牛も生まれてきて人工哺育しなければならないのですが、和牛の子牛はもっと下手です。F1以上に乳を飲むのを覚えるのが遅いですね。その理由についてこんな仮説を立ててみました。 ホルスタインの原産国はオランダです。和牛は山口県沖の見島が原産と言われています。ヨーロッパの広大な大陸と見島という小さな離島では当然外敵の数は違うと思います。外敵の多い大陸原産のホルスタインは身を守るため早く立ちあがって初乳を飲む必要があったが、見島というごく狭い小さな島では外敵が少ないため大陸ほど早くに初乳を飲まなければならない切迫性はなかった。そのため和牛の子牛は乳を飲むのが下手になった。というのが仮説です。 じゃぁ、同じ島のジャージーは乳を飲むのが下手なんか?とかブラウンスイスはどないやねん?とか聞かないで下さい。 だって育てたことないから(-0-)
2012.03.18
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休み明けの月曜日。出勤したら珍しく子牛の往診が2頭ありました。前日の夕方、下痢と脱水が激しいことに気付いて獣医に診てもらったそうです。 どっちも和牛の子牛(--; こらー、新人!ドコ見とんのじゃーっ 幸い処置が早かったので今日は様子見です。まったく・・・・・・・・・・・・・・・・・・出がらしです。 先日、テレビでやっていた最近の母親の母乳が出ない原因は乳房の基底部が硬くなっているからという話(3月1日の日記の話ね。)。牛もお産したばかりで乳が出ない牛が時々いるんです。 ちょうど今そんな牛がいるのでやってみました。 蹴り、食らいました(T0T) 牛はやさしく扱いましょう( ̄▽ ̄;
2012.03.13
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テレビをつけたら名古屋の女子マラソンをやってました。うちのオヤジが生前お気に入りだったのがホクレンの赤羽選手。残念でしたね~。でもこれからも頑張ってほしいです。出がらしです。 今日は仕事が休み。今月の出勤8日のうち お産のため、徹夜4日( ̄▽ ̄ ;そのうち2日が夕方からお産が分かっていたのに産前低カルのため明け方まで産まなかった。 あとの2日のうち1日は双子。しかも2頭目が逆子もう1日は一旦帰宅してから夜中に再出勤したにもかかわらず予定の牛はお産せず。 代わりに他の牛が産んでた(ーー; ま、もともと夜にお産が多いのは草食動物の自然の摂理。夜でももっと早い時間にお産した牛もいますからね。 でも、産前低カルだの、逆子だの在胎日数超過だの、過大児だの今月のお産、いつにもまして トラブル多すぎっ でもその甲斐あって死産はありませんでした(^O^)
2012.03.11
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昨夜はお産で徹夜でした。夕方5時くらいからお産するのは分かってたんですけど低カルシウムでお産がちーっとも進まない。12時過ぎにカルシウムを注射して明け方に助産でお産しました。ひなまつりらしく女の子でした。残念ながらF1なんだよね~でも、ま、無事生まれたからいいか出がらしです。 4月になればどこの会社も新人が入ってくると思いますが、ちょっと面接の話です。新人採用に関してオーナーにも本社のK君にも、そして前の牧場の若社長にも出している要望。それは 仕事のできるヤツはいらん。仕事をするヤツを雇ってくれ。 どういうことかというと、オーナーも前の牧場の若社長も即戦力、つまり経験者を雇いたがる傾向が強いんです。でも経験者は自分のキャリアやスキルをやたら誇示したがる人やプライドの高い人がいたりするので現場を混乱させる原因になることも多々あります。結果、仕事をしないなんてことになったりもします。だから教えるのは大変だけど全くの素人の方が扱いやすい場合が多々あります。 で、もうひとつ。履歴書に「昔から動物が好きで・・・・」とか「酪農に興味があり・・・・・」とか「体力には自信がある・・・・」とか そんなこと書いてるヤツはまず続かない。 と言ってます。 事実、出がらしも周りにはすぐに辞めたヤツばっかりです。 経営者が喜ぶようなことばっかり言ってるヤツは雇っても使い物にはならんですね。
2012.03.03
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3月と聞いただけで気持ちがパッと明るくなったような気がします。カーテンを開けて陽の光がパァーっと入ってくるかと思ったら曇り空ま、いいか時は3月。春立てる霞の空に出がらしです(笑) 昨日の夜TVでやってたんですが、最近は出産後母乳の出ない女性が多くなったとか・・・・・・・以前から母乳指導というのは産婦人科ではあるんですが、母乳が出ない理由は乳房内の基底部というところが硬直していて乳房内に血液が送られないことが原因だそうです。乳牛でもお産後、乳の出ない牛がいます。その場合直腸から生殖器を刺激します。そうすると乳が出るようになります。それでも出ない場合はオキシトシン注射をします。で、なんで牛乳が出ないのかは分からないんですよね。こういう牛の乳房を中国人たちがなでながら搾っていると中には牛乳が出てくる牛がいるんですよね。昨日のTVを見てひょっとしたら牛も基底部が硬直していて乳が出ないのか?人と一緒なのかな?と思いました。ちなみに今、搾乳中の牛でオキシトシン注射をずーっと続けなければならない牛がいるんですよ。2頭も毎日3回注射してます。めんどくさいったらありゃしない
2012.03.01
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最近は雨が降って暖かいです。それでも休みの日は家でゴロゴロ。最近の休みは夕方からエンジンがかかってきます。これってトシのせい?出がらしです。 自然界での生まれたばかりの子牛は自力で立ち上がってから親の乳を飲みに行きます。だからうちの牧場では子牛が立ちあがる頃を見計らって子牛を親から引き離し初乳を与えるように指示しています。子牛が立ち上がるまで分娩後20~60分くらい。大変だけど初乳を哺乳瓶で与えると後々の哺育が楽なんですよね。でも、どうしても飲まない子牛は初乳カテーテルを使って飲ませます。カテーテルは初乳を飲まない子牛に飲ませるための道具。最終手段です。その前にまずこんな指示を出してます。1、カテーテルを直接胃に入れるのではなくカテーテルの先端をくわえさせる。2、少しずつ初乳を流し込む。3、子牛が吸い始めたら哺乳瓶に取り換えて飲ませる。こうすると大抵の子牛は哺乳瓶で飲みます。百聞は一見にしかず。酪農家の方、牧場スタッフの方、一度試してみる価値はありますよ。 ただし逆子や過大児など難産で助産した子牛は1時間程度では飲まないことが多いし生まれてから時間が経ち過ぎた子牛も飲まないです。本には 「初乳を手にとって子牛の口の周りにつけて味を覚えさせる。」とか「初乳を手にとって子牛の口の中に入れる。」とか書いてますが、 そんなもんでゼッタイ飲むかいっ! 事件は現場で起こってるんだ。
2012.02.25
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今日は1日が短かったですね。ま、昼まで寝てりゃ当然ですね。出がらしです。 中国人研修生が中国のお菓子、あげるよ~と言ってお菓子をくれました。 お菓子の入った青い袋に 奥利奥 の文字 オレオ どこが中国のお菓子やねんっ 日本にもあるわっ コイツら、こんなネタどこで仕込んでくるねん
2012.02.19
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久しぶりの更新です。先週はオーナーがアメリカへ行っていたので夜の種付けが忙しかったですね。本社の役員の来場、I獣医の繁殖検診と大忙しでした。あんまり家にも帰ってこれなかったですからね~。今日は休み。10時間ぐらい寝てました(笑)出がらしです。 しばらく前の話ですが、午後6時ごろに中国人研修生からこの牛、おかしいよ~彼女たちのこのひと言は魔のひと言。間違いなく牛に異常があります。で、家畜診療所に電話。夜間・休日の電話は診療所が留守の場合、夜間・休日当番用の携帯に転送されます。その転送中、いきなりブチっと電話が切れました。 あ、ついに拒否しやがった どうも夜間・休日の出がらしの電話は警戒されているらしい。いきなり「今日は休みです~。」って言われたり(こんなコト)「本日の業務は終了しました。」なんてテロップの真似されたり(あんなコト)30分ほどしてから再度診療所に電話したら新人のW獣医が出ました。単に携帯がフリーズしてただけだったらしいです(笑)過去に「こんなことがあったんだよ~。」って話すると爆笑してました(笑)診療所の獣医の間ではこの話は語り草になってます。 あ、牛は単に乳房炎から全身症状が出てエサを食えなくなってただけでした。今は治って普通に搾ってます。
2012.02.19
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今週は月曜と金曜が休み。しかしその日は繁殖検診の日。月曜はスーパーボウルを見るために休みをとったので(ウソです、笑)検診は本社のK君にお願いしました。さすがに金曜もお願いするわけにはいかないので明日は出勤することにしました。その代替えが今日。お休みです。立春が過ぎたのに寒いですねー。昨日は雪が降ってましたふとんで丸くなる出がらしです。 オーナー不在で夜の種付けをやっていた先週の金曜日。種付けが終わって記録の整理やデータチェックを終わったのが日付が変わる頃。いつもはそれからエサ寄せをしてから帰るんですが睡魔に負けて2時間ほど仮眠起きてからめんどくさかったのと寒さとでエサ寄せをやらずに帰ろうかなーって思いましたが「いやいや、そんなことではアカン。」と思い直してエサ寄せをやりました。すると治療牛群にいた産後2日目の初産牛。仰向けになって起き上がれなくなってました深夜、人手は自分だけロープをモクシにつないでリフトで引っ張って起こしました。結構長い時間起き上がれなかったんやろうな。おなかがガスでパンパンに膨れ上がってた。エサ寄せサボってたら死んどったなで、日曜日の朝。ふたたび治療群に仰向けの牛みたら同じ牛またかいっと思いながら同じ方法で起こしました。で、火曜日の朝。また同じ牛が仰向けで起き上がれなくなってたおなかはガスでパンパン。しかも動かない。あ~あ、とうとう死んでしもうたか~と思いながら獣医に死亡確認の電話をしようとしたらいきなり暴れ出した。あ、まだ生きとったんかで、今回も同じやり方で起こしました。一緒にいた従業員の現地1号曰くコイツ、昨日の朝も仰向けになってたんで起こしたんですよ~3連チャンかいっ産後一週間で仰向け4回って 趣味か? コイツ、いずれ仰向けでガスが溜まってゼッタイ死ぬな・・・・・
2012.02.09
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55時間先週末の3日で働いた時間です。まぁ、仕事の段取りや予定とかいろいろあるんでね。毎日の事じゃないからいいんですけどね。夜な夜なお産があって子牛を死なせたら大変やしね。でも、ひとつ言いたいことが 給料、上げてくれ 出がらしです。 本日、お休みそんでもって寝まくってますが、しっかりとTVを見ました。 今日はNFLのスーパーボウルの日。アメフトを見始めてからオンタイムでスーパーボウルを見るのは初めて。面白い試合でした これでアメフトシーズンも終わり。で、仕事のしやすい季節になっていきます。 さぁ~、がんばって搾ろ
2012.02.06
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先日オーナーからとんでもないひと言。急遽アメリカに行かなアカンようになってん。なんじゃそりゃ!!!それが今週末から行くような話。今週のアメリカはスーパーウイーク。2月6日(現地時間)はアメリカのスポーツ最大のイベント、NFLの第46回スーパーボウルがインディアナポリスで開催されます。そーか~、スーパーボウル見に行くんか~!ええな~・・・・・・・・と思ったら単に乾草の買い付けでした(笑) 今日から2月。本日お休みの出がらしです。 お産の記録が書いてあるボードを見ながら中国人の子たちから質問。♂♀ってコレなに?♂はオス、♀はメスやね。Hってなに?Hはホルスタイン。H♂って書いてあるのはホルスタインのオスが生まれたよ、ってコトね。するとホルスタイン、オスいるのぉ~っ!?いるよぉ~!オスがいないと子供生まれないでしょぉー。そうねー、ウンウン 彼女たち、うちに来て1年半。何をいまさら言うとんねん?(笑)と思ったけど、まぁ繁殖は人工授精だから普通牧場にはホル♂はいないんだし知らない人はホルスタインにはオスはいないと思ってる人がいても不思議ではないですね。しかし、ホルスタインはオスでも乳が出る、とかホルスタインは子牛を産まなくても乳が出る、とかそんなことをマジで思ってる人が畜産関係者の中にもいて、農政を仕切ってる人の中にもいるっちゅーんやからな~ 世も末じゃ
2012.02.01
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何ヶ月ぶりになるのか?昨日今日と連休です。今週は削蹄でした。風が強い上に気温も低く、挙句に雪まで降ってくる!瀬戸内海地方って雪はほとんど降らないんじゃないのーっ?って雪が2日そんな中、4日間で480頭、削蹄していただきました。削蹄師のみなさん、ありがとうございました。 出がらしです。 削蹄が終わってその日の夕方、お産がありました。実はこの牛、いわくつきの牛。乳房炎になって長期治療の結果治ったものの右後の乳房がしこりで石のようにカチカチになってしまいました。その上リピートブリーダーで1年半も妊娠せず、出荷対象牛となりその後は種付けせずに乳量が10キロ近くまで減った去年の5月に出荷することにしました。 そこでオーナーから信じられないひと言がアイツ種付けしてるで。は?なに?台帳にそんな記録ないで。 あ、そう?でも種付けしたで。半月ほど前に授精師(酪農家の息子)が来たときにちょうど発情が来てて「コイツは体型がすごくいい。とまったら俺がもらう。」って言って種付けしていったとのこと。なんで種付けさすねん?そういう時は「種付けするんやったら持っていけ。」って言わんかいっ←オーナーに強気な発言の従業員そんなやり取りがあって6月初めに無事(?)妊娠確認。6月下旬に再度確認で妊娠確定。と、その時に獣医がエコーを見ながら「あ、双子やねぇ~。」 双子かいなー。ま、うちで産むんちゃうから関係ないわ。と思いながらオーナーにあの牛、妊娠確定したから早よ持ってってもらってや。 というとアイツんとこも場所がないからすぐには持っていけんで。そんなん知らんわいっとひと悶着があった結果、乳もでないのでそのままうちの乾乳群へ年末に一回話をしたものの当の種付けした本人はもう持っていく気もないみたいでそのままうちで飼うことになりました。で、おととい無事に予定日より一週間早くお産となりました。 が 2頭目がなかなか出てこない手を入れてみると手の届く範囲に子宮の中に子牛いない昨日K君に確認したらやはり2頭目は生まれてない、との返事。双子の片方、吸収されたみたいです。 しかし60日過ぎてもミッシング・ツインって起こるんか~ しかも、カチカチの乳房も治ってるみたい・・・・・・
2012.01.28
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こんばんわだかおはようございますだか微妙な時間です。出がらしです。昨夜はお産で帰りが3時過ぎになりました。お産待ちの間に少し寝てました。なのでこれから出勤です。
2012.01.24
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えーっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日付が変わってだいぶ時間が経ってるんですね(汗)明日も普通に仕事です。出がらしです。 土曜日の午後3時頃にまとめて3頭お産がありました。全てF1です。そのうち最後にお産した2産目の牛。3頭の中で一番最初に足が出てきたにも関わらず産んだのは一番最後。産んだというより産ませた。 だって出てきた足がメッチャ太いその段階で子牛がデカイことは容易に想像できた。従業員現地1号と一緒に牽引。生まれた子牛は予想通り異常なまでにデカかった。こないだのヤツ(58キロ)よりデカイよな~っ体重を測ってみたら 61キロ 俺とたいして変わらんやんっ 現地1号は 僕よりデカイです(笑) だって そらぁ自力じゃよう産まんわ インド人中国人もビックリです
2012.01.21
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今日は休み。数日前から腰に違和感があります。ん~、トシやな(笑)出がらしです。 連休明けから乳房炎が大爆発してます。原因はベッドの管理不備。毎日ボロ出しをしているにも関わらずベッドの悪化を放置していた結果です。10日ほどで30頭くらいが乳房炎で治療となってます。先月は「グループで一番いい状態」と言われていたのにたった一ヶ月で「グループで最悪の状態」になりました。産後の起立不能乳房炎による全身悪化死亡事故2頭死産 等々・・・・・・・・・・・これらはすべて負の連鎖。 全ては観察不足、危機意識の欠如。調子こいてやるべきことをやらなかった結果です。 毎日700~1000キロも牛乳を捨ててます。一体いくらの損害になってると思ってんの?会社が儲からないと自分の給料だって上がるわけないんだから。給料が出てるから会社の損害は関係ないなんて理屈は通らないよ。「俺の担当じゃない。」は通用しないよ。みんな新卒じゃないんだしそんなことが分からないわけないだろ。 社会に出て何年にもなるんだから。子供じゃないんだからさぁ~・・・・・・・・・・ 中国人よりも日本人の教育のほうが必要だな、こりゃ・・・・・・・・・
2012.01.20
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最近少し仕事に煮詰まり気味。な~んかうまくいってない。お産の事故も少ないし子牛も高く売れてる。病気も少なくて獣医の往診も少ない。1頭の平均乳量もだいぶ増えてきてるし本社からも好調のお墨付きがついてる。それでもうまくいってないと思う最大の原因が最近の乳房炎の大発生。 原因は分かってるし修正すれば済むだけのことなんだけど、まわりのスタッフがなぁ~。本社の連中はそんなことはないんだけど現地スタッフがねぇ~・・・・・・・・乳房炎大発生の結果、毎日牛乳を700キロ以上の牛乳を捨ててるんだよ。1日7万円以上の現金を捨ててるんだってこと、分かってるんか? 調子がいいと思って手を抜いてるからこうなるんだよ今度本社の社長が来たときはミーティングで爆発しそうだわ。毎日が憂鬱な出がらしです。 親はなくても子は育つ昔の人はよく言ったもんですが、実の親はいなくても親の代わりをする人は必ずいると思います。実の親に代わって子供を教育してくれますよね。仕事でも同じで仕事を教えるスタッフが必ずいます。教えなければ仕事も覚えないし間違ったことをやっていても気付くことはありません。職人の世界では仕事は見て覚えろ。とよく言われますが、今の時代、それだけでは優秀なスタッフは絶対育ちません。だから伝統工芸などの世界では後継者がいないなんて問題が起きてるんだと思います。と、その話はともかくとして、ある牧場ではスタッフが仕事を覚えず知識も危機意識も乏しく、牛乳の品質が常に悪く、毎年数回抗生物質の混入で全量廃棄があり、病気の多発で死亡牛や共済廃用も多く、乳房炎治療もまともに行われず、そのためトラブルが起こっても放置され、常に責任のなすりあいとなりその結果、経営破綻しました。これは間違いなく経営者がスタッフを教育しなかったためです。スタッフを教育しなかったため現場を仕切るスタッフも存在せず現場が無法地帯となっていた結果です。うちもこの牧場に似た状態でした。出がらしは乳房炎の治療の仕方や何故これがいけないのか?など知識と技術をひとつずつ教え、自分で実践して見せてやってきました。その結果、中国人研修生たちも問題意識を持って仕事をするようになりました。そして今では組合では乳質で常に上位にランクする牧場になりました。 当然事故や疾病牛も少なくなりました。別に難しいことはやってきていません。基本的なことを教え、その意味を理解させてきた結果です。やるべきことをちゃんとやっといれば結果は必ず付いてきます。当たり前のことを当たり前にやる。簡単なことですが実はコレが一番難しいことです。でもコレを理解し教育できるスタッフがいれば、そして実践することができれば組織は必ず強くなると思います。指導、教育をできるスタッフがいなければ他のスタッフは絶対育ってきません。そういう意味で親がいなけりゃ子は育たないと言いたい。
2012.01.14
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このところ夜少し気を抜くと気がつけば朝・・・・・・なんてことがたびたび(汗)最近親からも年寄り扱いされます ま、風邪ひかないように気をつけないと。出がらしです。 先日の休みの日に休日当番で2年目のM獣医が往診にきました。その時牛に蹴られたそうです。昨日は担当獣医が休みだったので代診で来たA獣医にその話をするとそんな話、どこの牧場でも聞きますよー。頻繁に蹴られてるみたいです。以前はツノが頭に当たって医者に行ったこともあるらしい。ヤツは不用意に牛に近づきすぎるんですよ。 とA獣医。それこそ大ケガでもしたら大変なので注意して見ててやってください。と言われました。聞けば往診の時、従業員や飼い主が付き添いでいるのはうちの牧場くらいで他の牧場ではほとんど獣医が1人で往診しているらしいです。もし、その状況で牛の攻撃を受けて倒れたりしたらそれこそ一大事になります。A獣医はそのことをものすごく心配していました。獣医は病気に関してはプロです。しかしその牛がおとなしいのか、うるさいのか、ビビりなのか、なんてことは分かりません。自分の牛の性格は自分が一番よく分かっています。また、当然ながら牛は自分で症状を言いません。どういう症状なのか、調子はどうなのかを飼い主が正確に獣医に伝え的確な治療をしてもらって早期に治癒させるためにも飼い主の付き添いは必須だと思います。出がらしはよほどのことがない限り往診に付き添います。不在の時は他のスタッフについてもらうようにしています。人手が足りない、忙しいなどの理由で獣医の付き添いができない牧場も多々あるのは承知しています。しかし牛のことはもちろん無用な事故を防ぐためにもできるだけ獣医の往診には付き添うべきだと思います。それは授精師がきて種付けするとき、削蹄のときでも同じだと思います。出がらしも団体勤務の頃は不用意に牛に近づいて蹴られることがよくありました。それは自己責任ですが逆の立場になった今、関係者が牛によってケガしたりすることを防ぐことも牧場の大切な責務のひとつだと考えるようになりました。関係者が牧場内で牛によってケガをする。どういう理由であれそれは牧場の責任だと思います。自分たちの労働環境の改善だけでなく関係者の作業環境の改善も必要なんじゃないですか?
2012.01.12
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すでに三が日も過ぎて今日から仕事という方も多いかと思いますが遅ればせながら新年おめでとうございます。今年も出がらし紋次郎の出がらし日記のくだらんアホみたいな話にお付き合いください。 昨年は大晦日の夜に近所で牛の集団大脱走事件があり脱走した全牛を捕獲し牧場に戻ったらお産があって牧場でひとり慌ただしく新年を迎えましたが、大晦日の夜にお産があったものの落ち着いて自宅で新年を迎えることができました。ただ新年早々、出勤途中に別の近所の若牛が脱走してたのでとっ捕まえましたが(笑)今年はあらゆる点で 進歩・向上・発展 を目標に頑張っていきましょう
2012.01.04
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