一口馬主日記

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キャロットクラブと広尾サラブレッド俱楽部で一口馬主をやってます。その愛馬の日記を書いています。なお、ブログ記事中のコメント及び画像等の転載情報は、キャロットクラブと広尾サラブレッド俱楽部の許可を得て掲載しています。

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2023年01月29日

現３歳馬のキャロット最優先候補馬について

テーマ：一口馬主について(7872)

カテゴリ：キャロット

去年の募集馬の現２歳馬には金額的に問題ない馬の中にこれといった最優先候補の馬はいなかったのですが、一昨年の現３歳馬には３頭候補にした馬がいました。内１頭は実際に申し込んで当選したラヴェルなんですが、他の２頭も最近動きがあったので書いていきたいと思います。

まずは３頭の中でも募集時の馬体は一番良く見えたハーツクライ産駒のサンジュリオ（ハヴユーゴーンアウェイの20）です。最初はこの馬を最優先にするつもりでしたが、この馬には致命的な欠点がありました。正直、牡馬であるかキャロットでなければ関係ない事なのですが生産牧場がノーザンファームでないという事です。キャロットの牝馬で更に良血馬なら当然母馬優先を期待しますが、ノーザンか白老の生産馬でないとそれがありません。この理由で最優先をやめたんですよね。
そのサンジュリオですが、育成の最初の頃から色々と問題がありかなり時間が掛かっていると言う印象でした。結局北海道から移動したのは８月末で、その後外厩で育成されるもなかなか育成ペースは上がらず１１月中旬に歩様がおかしいという事で北海道に戻され、昨年末にボーンシストが確認されて引退となりました。結構期待していた馬だけにデビュー出来ず引退は残念でした。

もう１頭はリアルスティール産駒のフェブランシェ（マイティースルーの20）でした。新種牡馬のリアルスティール産駒で半姉に重賞勝ち馬のパッシングスルーと新馬勝ちしたスルーセブンシーズがいました。この馬とラヴェルは迷ったのですが、母馬がやや高齢なのと委託厩舎の差でラヴェルにしました。
この馬はすこぶる順調に育成され、４月頭にはゲート試験合格しました。その後７月に芝1800ｍのデビュー戦を迎え１番人気に押されましたが５着。放牧に出た後は故障したわけではないのですが回復に時間が掛かり２戦目は半年空いて今年の１月に。要は先週でした。２戦目はダートの1800ｍでしたが今回は７馬身差の圧勝でした。血統的には芝の方が良いはずなのでダートも走れるというのは凄いですね。

以上が現３歳馬の最優先候補の現状でしたが、ラヴェルは大当りでフェブランシェも当たりで十分大当りになる可能性有りと言った所ですね。サンジュリオは残念でしたが故障は難しいですからね。まあ、悪くない目利きだったのかと思っています