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2004年10月11日
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カテゴリ: カテゴリ未分類



”そこにエースはいたか”





今日の情熱大陸はプロサッカー選手、柏レイソルの玉田圭司さん。



少し前に行われた、サッカーアジアカップでも大活躍しました。
準決勝の延長戦での決勝ゴールや、決勝戦での決定付ける3点目など本当に大事なところで点を取ってくれました。


ただ…実は私あまり玉田選手のこと知りませんでした。
私自身、サッカー歴は18年と長いのですが、自分でやるのが好きなだけで、有名どころ以外のサッカー選手って
興味ないんですね。


最近の若い選手(イメージ的にはなぜかフォワード)は、何となくチャラチャラしてる気がして、見た目も男前で優男な感じの
玉田選手も、失礼ながら”ポッ”と出てきた一人だと思ってました。


* * *



スポーツ選手、特にサッカー選手として脚光浴び始めるにしては決して早い方ではありません。
平山相太選手や、森本選手のように10代で出てくる選手もいますから。

自分でもどちらか言うと「遅咲き」だと話していました。
…ただ、本人曰く他人に「遅咲き」と言われるのは”嫌”なんだそうです。


その理由は余り語りませんでしたが、おそらく他人が言う場合の「遅咲き」と玉田選手自身が考える「遅咲き」が違うから
なのではないでしょうか。


他人が”遅咲き”という場合は、単に年齢のことだけを言ってることが多いと思います。
けれど、本人が言う”遅咲き”は、プレーに対する気持ちや、プレースタイル、その他あらゆるものが絡みあって今の自分が
構成されていると云う意味がそこにはある気がします。

表面上の遅咲きか、中身も含めた遅咲きか。
(この感覚伝えるの難しいです。)





こう書くと、本当に玉田選手はいきなり出てきた選手のように思われるかもしれませんが、実は高校の頃から脚光を
浴びていました。


ですが、当時の監督曰く「あいつは優し過ぎた」そうです。
一級品の素質を持ちながらも、他人を蹴落としてまで上に上り詰めようとする気持ちが足りなかったそうです。


Jリーグ入り後、即戦力を期待されながらも続く二軍生活。


にも関わらず、入団後感じた一軍への壁。

Jリーグの二軍(サテライト)は、プロ野球のそれとは違い、年収などもサラリーマンとなんら変わりはありません。


それでも腐らずにサッカーを続けました。


* * *


みなさん、どこまでご存知かわかりませんが、サテライトにいる選手は結構入れ替わりのサイクルが短いんです。
私の知っている人でも、Jリーグに入って1~2年経って「もう辞めたん?」という人もいます。

そんな中、玉田選手は3年間サテライトでサッカー生活を過ごしました。
けど、決して辞めなかった。

それは…



「サッカーが好きだから。」



* * *


玉田選手は、育ててくれた環境をとても大切にする選手です。


* * *


今は、寮を出て一人暮らしをしているのですが、食事は常に寮で取ります。
健康管理という意味もあるのでしょうが、多少、寮の方に毎日顔を見せることにより


「自分は元気です。」
「自分が活躍するところを見ててください。」


そういう無言のメッセージも伝えているような気がします。


また、サッカー選手なら、誰でも憧れるワールドカップ。
そのワールドカップに対しても玉田選手はこう話します。





サッカーをやり始めてからワールドカップを見るようになった。

サッカーをやっているのはサッカーが好きだから。
上がある限り自分の力を試したい気持ちはある。

(今のように)日本代表に選ばれて、ワールドカップに出るのは大変光栄なことだが、日本代表に選ばれるのは、
柏レイソルにいたからこそ。
チーム状態が悪い今は、日本代表を中心に考えるのではなく、レイソルというチームを自分が何とかしたい。




ここでも、玉田選手の周りを大切にする一面が垣間見えました。


* * *


玉田選手は、「サテライトの3年間があったからこそ、今の自分がある。」そう話します。
「あの頃はとにかく努力したよ」と。


そして、更にここ1年の間にサッカー選手として、一回り大きく成長しようとしている
姿が発言の中に見え隠れします。



■ケガによる代表落選後

「実力で落ちたとしても落ち込む必要はない。自信があればまた必ず呼ばれる。プロは自信を持ってなきゃやってられない。」



■代表落選のため、日本代表の試合をテレビで観戦

「勝って欲しいけど、点は取って欲しくない。点が入ると素直に喜べない。」
(試合観戦は前半で終了)



■代表のエースストライカーへの想い

「エースストライカーでありたい。みんなに信頼されたい。」



■日本代表とは?

「クラブチームとして頑張った証。」



* * *


フォワードは元来”闘志剥き出し”のタイプが多いのですが、玉田選手のように”内なる闘志”を秘めるストライカーも
面白いかもしれません。


まだまだ彼はこれから成長します。
いつの日か「玉田にボールを繋げば、何とかしてくれる」そんな選手に育って欲しいです。


遅咲きだから、誰よりも大きな”エースストライカー”という花を咲かせてください。


* * *


【今日の情熱方程式】
・自分を育ててくれた環境への感謝をいつまでも忘れない。
・プロとしての意識を持ち、自分自信を信じ続ける。


* * *


私自信サッカーをやってることもあり、今回は、ちょっといつもとは違うかなぁって感じが自分でもしています。

スポーツ選手はそれほど多くを語らないので、やはりプレーを見てこそ、その選手のことが分かりますね^^


先日のアジアカップを見てたら、もう既に「玉田に渡せば…」的なものは出つつあります。
サッカー選手として、日本代表として玉田選手には期待しています!





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最終更新日  2004年10月11日 21時16分53秒
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