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「チーム・バチスタの栄光」
、 「ナイチンゲールの沈黙」
に次ぐ第三弾。
とうとう待ち望んでた氷姫が登場したわけですが。
……
…………
………………
……………………
いえね?氷姫は小柄でクールな薄倖の美少女と勝手に思い込んでた自分が悪いんですけどね?
実際の氷姫は、 南海キャンディーズのしずちゃん
でした。
「姫宮はでかくてトロい」……こう書かれてあったので、ずーーーーっと叙述トリックを疑ってたんですが、やっぱり姫宮ちゃんはでかくてトロいまんまでした。
なのでどうしても脳裏に浮かぶのは しずちゃん
。
でかくてトロとろいと言えば しずちゃん
。
そうすると、自動的に白鳥が山ちゃんになるわけですね。
誰か助けてぇぇ(泣)
と、冗談はこれくらいにしといて、「ナイチンゲールの沈黙」がアララな出来だったので、期待3割不安7割で読んだわけですが、う~む………
一言で現せば、 古臭い。
溢れる比喩や過剰な形容詞をとってしまえば、原稿用紙は半分ですむんじゃないかと思わないでもないですが、それより何より古臭い。
天馬くん、天馬君。ピアスをする男にビックリする前に、素面で 「グッナイ」
なんて台詞を言ってのけるすみれ先生にビックリしようよ。あんなん言う40代が傍にいたら、あまりの恥ずかしさ(もしくはいたたまれなさ)に裸足で逃げ出すこと請負です。
この辺のセンスが古い。おまけに巌雄先生の二人称が 「ヌシ」
(しかもカタカナ)ってのはどうなの?
語尾は 「じゃ」
だし、今時そんな喋り方する人が一昔前のドラマ以外に存在するんでしょうか?
それとも、私が医学会のてっぺんに縁遠いから知らないだけで、あの世界ではご老体はすべからくこんな喋り方をするの?
天馬くんの内向的でポエミーな一人称もひと昔どころかふた昔前のモラトリアム青年な感じでございましたが、登場人物全員の台詞が必要以上にレトリックに満ちてて、酔っ払いそうでした。
もしかして、海堂さんてば80年代少女マンガの愛読者なのか?
ストーリー的には………人を殺害するということの扱われ方が軽いのが気になりました。
医学界、ひいては日本の医療の未来の前には些細なことなのか、物語の重点は終末医療の現状と行く末にばかり置かれていて、「人が死ぬ」「殺される」ということが修辞的表現でうやむやになってる気がします。終末医療を軽視しちゃいけないのは分かるんだけど、だからといって(ネタバレ反転) 私的に死をコントロールしたり自殺幇助をしたり麻薬罹患させたり
しちゃいかんだろ。
う~ん、う~ん、海堂作品は3作目ですが、なんか間違った方向に進んでるような気が……
白鳥はどんどん 伊良部先生
とかけ離れて正義の味方になってます。 「光の住人」
とか恥ずかしい呼び名まで戴いちゃってるし。「チーム・バチスタの栄光」の時はイメージはゴキブリだったじゃん!それがいきなり光の住人?
出世魚もビックリです。
1作目で衝撃を受けた白鳥キャラクターの特異性がどんどん薄まってきて、気に入らない。
これじゃ孤軍奮闘するまっとうな正義の味方、単なる「普通の人」です。
シリーズ全体の暗黒面を担う(だろう)敵対勢力も出てきましたが、雰囲気はすっかり 勇者対魔女。
(ちなみに、チラッと出てくるだけの田口先生は白魔術師)
リアルさは減少して、どんどんファンタジーになってきてませんか?
白鳥と(眼鏡っこでドジっこな)氷姫の掛け合い夫婦漫才はとっても微笑ましく楽しかったですが、ハードカバーを購入して読み続けるのはちょっと辛くなってきたかも……
4作目は、いろんな方の感想を拝見してから読むかどうか決めよっかなぁ……
【追記】
海堂さんのインタビューを見つけました。→ こちら
このインタビューによると、4作目は来年の春に出るそうです。も、もうちょっと、ゆっくりじっくり書いてもいいんじゃないかな(汗)
あと、インタビュアーの「2006年ミステリー界のNo.1ルーキーには、2年目のジンクスが訪れる心配もなさそうだ。」ってのは、正直どうかなと思ってもみたり。
感想を読ませていただいたサイトさま
→ みけねこ日記 ~映画と、本と、美味しいものと♪
絵本と子どもと色々
成文堂の佐藤さん
黒猫に小判。
【小説感想】「銀魂 帰ってきた3年Z組… 2011年04月06日
読書感想文用ならこの辺はどうですか?(… 2009年07月14日 コメント(1)