PR
カレンダー
カテゴリ
サイド自由欄
感想
・ 週刊少年ジャンプ
カラー(ジャンプ掲載)
カラー(銀魂)
カラー(べるぜバブ)
カラー(黒子のバスケ)
ぬらりひょんの孫 誕生日一覧
・ 国内小説
・ 海外小説
・ 漫画
・ ドラマ
・ 特撮
・ アニメ
・ 映画
カラーイラスト
トップイラスト
カレンダー画像
頂き物(イラスト)
銀魂
・ コミックス他感想
・ アニメ感想
・ジャンプ感想→ こちら
の個別感想からどうぞ
・ 映画感想
・ 誕生日・記念日一覧
・ ジャンプ表紙
・ 赤マルジャンプ
・ 頂き物(SS)
・ 頂き物(イラスト)
・ 雑文
・ CP妄想
銀妙
沖神
トシミツ
坂陸奥
桂幾
高また
土沖(初期設定)
・ CPイラストつめあわせ
・ ミツバさん編
・ コマーシャライザー
コメント新着
キーワードサーチ
俺は今昔亭三つ葉。
胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%
三つ葉さんの何が理想的かっていうと、美人だけど(←ここらへんは女性の願望が入ってますが)、不器用で人とちゃんとつきあえないという、女性読者が自分を投影しやすいヒロインに対して、どれだけ腹を立てようと決して見捨てたりしない、挙句の果てにちゃんと好きになってくれる、まさしくそこのところだと思うわけで。
これぞ、理想と言わずして何という!みたいな。
口(モノローグ)では殴るだのぶっとばすだの言っても、絶対、女性に手を挙げたりしないし、どれだけひどい態度をとってもちゃんと受け止めてくれる。
これって、白馬の王子様やちょいワルに夢を見られなくなった世代(笑)が、次に夢見る王子様像じゃないかなぁ。
ニュースでもやってましたが、最近のモテる男性のトレンドは「ちょいワル」から「パパ男」にシフトしてるんだそうです。
「パパ男」とは、「結婚したらいいパパになりそうな癒やし系の男性」のことを指していて、 優しくて頼りがいがあって包容力があるかどうかがポイントらしい。→ 【いま注目される「パパ男」の一番手は城島茂】
まさしく、主人公の三つ葉さんは(経済力は別としても・笑)ど真ん中ストライクに当てはまってます。しかも、作者が女性だけに、描写の一つ一つがツボを押さえまくり。
映画化に当たって、三つ葉さんは国分くんが演じるようですが、妙に納得してしまいました。
三つ葉さんの話はそれくらいにして、この小説、作中、特に大きな事件(殺人とか自殺とか誘拐とかその他暴力沙汰)が起きたりはしません。檀家(落語家)が主役だからと言って、落語のことばかりってわけでもなし。
描かれるのは、4人の傷を負った人たちの再生物語。
と言っても、解決してるようでいて解決はしてないので、彼らがホントに自信を取り戻していけるかは、今後の頑張りにかかってます。
そう、たいして解決はしてないけれど、読み終わったら「しょうがない、明日もがんばってみるか!」とちょっと前向きになれる。それはやっぱり、三つ葉さんの人柄によるものなんだろうなあ。
同じ落語を扱った小説でも、田中啓文さんの 「ハナシがちがう!~笑酔亭梅寿謎解噺~」
とこれじゃ、ストーリーが違うのは勿論ですが、まとってる空気が違います。
そこはやっぱり女性作家さんならでは。なんかこう、全編に渡って「優しい」イメージ。
本屋大賞をとった 「一瞬の風になれ」
が面白かったので手に取ったんですが、期待通り楽しく読めました。落語に興味ない方でもきっと楽しく読めるはず♪
感想を読ませていただいた素敵サイトさま
→ 本を読む女。改訂版
ハムりんの読書
本のある生活
苗坊の読書日記
図書館で本を借りよう!~小説・物語~
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
【小説感想】「銀魂 帰ってきた3年Z組… 2011年04月06日
読書感想文用ならこの辺はどうですか?(… 2009年07月14日 コメント(1)