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写真や動画を整理していたら、1ヶ月前のこんな動画が出てきた・・・。次男のえのき(本名たまき)はこの頃、生後4ヶ月。何度、バウンサーに乗せてもこうやって自力で降りてくる…のが激しくおかしくて、最後は動画に撮ったのでした。その後、危なっかしくてベルトなしではバウンサーには乗せられなくなった。*こちらはナカイカナコのプライベート用ブログ。産後セルフケアインストラクターとしてのお仕事ブログはこちらです。ややこしくってスミマセン・・・!
2008.02.28
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私と弟二人にとってはおじいさん代わりだった伯父が金曜に亡くなり、急きょ、子ども二人を連れて土曜から実家の徳島に帰ってきています。お通夜、お葬式、初7日の法要など子どもたちを連れてのフルコースは予想以上に疲れるイベントですな…お葬式ってのは親族にとってはほんとに体力勝負なところがあるのですね。という事情で土曜からメールチェックできてないです。もろもろ滞っていてすみません!明日はメールチェックできると思いますので。沖縄には火曜に帰宅します。
2008.02.24
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すみません、ずっと前にインターネットの接続トラブル解消されてます…。最近、産後セルフケアインストラクターのブログばかりをせっせと書いていてこのブログをすっかり放置しておりました。インターネット使えます!メール読めます!スミマセン。子どもたちもどんどん大きくなってます…。長男のコレは作り笑いですね。笑ってーというとこういう顔になってしまいます。子どもでも作り笑いするんだ!衝撃です。そして、生後5ヶ月にして9キロ越えの次男。寝返りどころかおすわりももうすぐマスターです。前のめりに成長してます。(顔が)「昔の子みたい」とか「白鵬みたい」とか「たこ焼きみたい」とか、好き勝手言われてますが…。そんな我が家ですが、風邪が超蔓延中。長男は先週金曜から保育園休み。今日も激しい咳き込みしており、お休みになりそう・・・。次男も土曜にいきなり「39.5度」の発熱。少々あわてましたが、機嫌も悪くないし、家で様子見たら翌朝は38度に下がってました。(急患診療も考えたが、診療待ちで余計悪くなりそうと判断)しかしいまだに咳してます。そして夫。風邪により本日は仕事休むそうです。風邪にやられていないのは私のみ。まさにサバイバルラインです。女って強い。ちゅーか男が弱いのか。今空前の「宇宙」ブームの長男と一緒に「ブラックホールの誕生」とかいうDVDを見ながら日中過ごしています…。
2008.02.19
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引き続きインターネット接続できず、困ってます。NTTの人にきてもらって、原因がマンション内部の配線不良(湿気が原因でショートしてるかも、とのこと)だということまで突き止めたのですが、マンションの管理会社の下請け業者が修理に来てくれるのが、早くて来週月曜とのこと…。夫の会社用ノートPCを借りてメールだけでも読もうと試みましたが、処理速度が遅く途中で止まってしまう有り様。明日は子ども二人連れてネットカフェ行きですな…。というわけでご迷惑かけますが、急ぎの用件がある方は携帯までお願いします!(ちなみに自宅電話も通話不能です)
2008.02.02
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昨日の夜からインターネット接続ができません!マドレボニータの認定試験があってただでさえソワソワしているのに…。(道子さんおめでとうございます!!)今日中には問題解決できると思いますが、緊急の用件は携帯までお願いしますです。メーリングリスト、盛り上がってるんだろうな~。
2008.02.01
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産後4ヶ月になりきました、「抜け毛の季節」(Season of Nukege)。一人目のときはあまりなかったのだけどいやもう、恐怖映画並みに抜けますね。洗面所があっちゅーまにぃ、ひぃぃーー。さっきよそったお茶碗に髪の毛が、ひぃぃーーー。同じ産後の友達と出会えばもっぱら抜け毛トークで盛り上がる今日この頃。いやな盛り上がりだわ。抜け毛に関わらず、産後に陥りやすいのがこの「自分萎え」でしょうね。授乳があるのでワンピースは着れない、赤子を抱っこしてブーツを履くのは面倒、よく吐く赤ちゃんだと、お気に入りの服を着るのもためらわれるし…ネックレスもめちゃくちゃ引っ張られるのでアクセサリーもなあ…。とか言ってると毛が抜けてきた!頭頂部がつんつんなんですけどもー。わー、鏡の中の疲れた顔したオバハンは誰ーーー!(自分)。という感じで、あっちゅー間に「自分萎え」サイクルの出来上がり。こういうときに思い切って、子どもを預けて美容院に行ったり、ショッピングに行ったりする人と、そのまま外出が億劫になって、家にこもりがちになる人といるんだろうな。そういうとき、それこそ「3ヶ月健診」と同じぐらいの強制力で(いや、3ヶ月健診も別に強制じゃないんだっけか)こもりがちな産後女性を外界に連れ出してくれるきっかけとしても「産後のボディケア&フィットネス教室」が機能するといいな。…ちゅーわけで、抜け毛をせっせと掃除しながらがんばりますよー。
2008.01.13
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2008年の抱負、仕事編のつづきですが…。【生活】シンプルに暮らす。今の自分にとって必要ないものはざくざく捨てる。そのためには今の自分にとって必要なものを常にわかっていないといけないのだけど。家事に関しては・・・「いつかまとめてやろう」ではなく気になったらそのつどやる。あとは、米・味噌汁・なんか野菜料理。これを毎日作っとけばいい。あ~気楽!気楽だと、もう一品作る時間的・気力的余裕も出てくるから不思議。【子どもたち】次男も、今春から、長男と同じ保育園に通わせる。(って、まだ0歳児保育開始が決まったわけではないのにすっかり通わせるつもり・笑)そのために、保育園近くに引越し、したい…!あー、さっそく不動産屋いこう。そして、私が夫と雰囲気悪くなったらいち早く察して不安定になる長男。子どもたちについて、米をたいて食わせる以上に何か必要だとしたらそれは私自身の安定ですな。ほんとに。【パートナーシップ】夫の態度に動じることなく、世間の一般的な価値観に揺らぐことなく、私自身の感じ方を常に見つめていよう。そこからしか本当の答えは導けないと思うので。いろんな意味で自分の欲求に素直でいたい。*******2日前に沖縄に帰ってきたのですが…暑っその日の徳島市(実家)は8℃。今日はちょっとあったかいねーなどと言ってたのだが那覇空港についてみると、なんと22℃。その日は暑くてグダグダでした。子どもとともに半そでに着替え、毛布蹴散らしながら寝ました。でも、ほんとあったかいってスバラチイ。I love オキナワを再確認した次第。(でもまあ、沖縄も例年に比べて相当暖冬らしいですけどね)
2008.01.10
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ちゅーわけで、2008年の抱負を語っておきます。【仕事=産後SCI】発展の年としたい。去年は、自身の妊娠・出産・産休とあり、基盤固めだけでいっぱいいっぱいでしたが、今年は、基礎をしっかり固めつつもどんどん展開していく年にしたいです。具体的には、「地方での産後SCIの養成」に関わる。そのために、必要な力量を身につけ産後クラス以外の各講座の開催や、システム整備などを行っていく予定です。活発に動き始められるのは、次男を保育園に預ける4月以降になりますが。そのためには、インストラクターとしてのスキルを常に磨いていないと始まらないので、今年も筆記試験&実技試験を受けようと思います。自分の実力を客観的な物差しで常に把握しておくことが大事だ、と、「朝2時起き」の本にも書いてありましたので…。目指すは、★★★★★インストラクター!?はい、大きく出てみました。怖いもの知らずの31歳です。言ってみたからにゃやりますよ~。●トレーニング 筋トレの原則に忠実に、どんどん負荷を上げての練習。 ダンスレッスン再開。●表現 今年は書きまくる予感が…。 ブログ記事作成、ニューズレター作成、原稿書きにもチャレンジしたい!●英語 産後プログラムについて世界に発信する日も近いと考え、 英語のブラッシュアップを始めたいと思っています。 また、英語でのインストラクション(英語での産後クラス!)も、 お声がかかればいつでもできるよう、準備しようかと…!●自分マネジメント 自分の目的地から現在の自分を振り返る「バックキャスティング」法を用い、 目的地に向かうための今の自分の「手段」の適正を定期的に検証。 やみくもに「やらなきゃ!」ではなく、 目的地に到達するために必要な条件を常に認識していること。 そうすると、自然に今することがわかる。あとはするだけ…だす。と、暑苦しく朝早くから(真夜中?)書いてたら次男がふがふが言い出したので、これにて本日は一旦終了します~。
2008.01.06
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ちょっと遅くなりましたが本年の抱負なぞ書きたいと思います。が、その前にまず、【2007年振り返って…】去年のブログで書いた2007年の抱負が今読むとほとんど叶っている!ブログ効果でしょうか。二人目の妊娠・出産、マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの認定試験合格、4年ぶりの「産褥期」体験、産後の仕事復帰、そしてパートナーシップの一大事…ほんとにいろいろありました。まず、産後セルフケアインストラクターとして、認定を受け、自分の活動の基盤を改めて築くと同時に、病院や子育て商品ショップとの協働講座など活動範囲を少しずつですが広げられた年、でもありました。自分自身が久方ぶりの妊婦&産後体験をすることで自分の仕事の必要性を改めて強く感じ再びフレッシュな情熱!をもって11月からリスタートすることもできました。産後SCIのコミュニティに入り、日々刺激を受け、今後の産後界を変えていくわ!というミッションを再認識して鼻息荒くなると同時に、沖縄でも産後SCIを目指す方が現れありがたくもおそれおおくも、「指導する」という立場を経験することに。表面上は「教える」という立場ですがそこから自身についても学ぶことはゴマンとあり、なんちゅーか、宝の山状態?(笑)申し訳ないほど、教える立場の私の方がいろんなことを受け取らせて頂いています。(ありがとう道子さん!)で、で、で…去年の一番の収穫は、なんといっても「パートナーシップ」でしょう。収穫というか表面的には、ただの「夫婦間の離婚の危機」だったのですが。ちゅーか、いまだに、完全に修復はできてなくて結果的に別居・離婚にならない、という確信は持てない状態でもあるのですが。それでもあえて収穫と言います。というのは、負け惜しみでも何でもなくて本当によかったと思っているから。産後1ヶ月頃に、同じく産休を取っていた夫(その頃、うつ気味でもあった?)から、「もう愛してないかもしれない」と突如告げられ、家庭内には会話もなくなり、しばらくは、メソメソ泣いたり怒ったりして過ごしました。メソメソ泣く合間にももう一つの現実的な自分が夫との別居プラン、即離婚プラン実家に帰るプラン、沖縄に残るプラン思い切って熊本に引っ越すプランなど立てて検討していて心中、何かと忙しくもありましたが(笑)。そのときも気持ちとしては順風満帆なはずの私の人生にいったい何が!!!いたいけな私を襲った突然の不幸!こんな非道いことがこの私に起こるとは、全く持ってあり得ない。まじで夫、あり得ない。という感じで、完全被害者モードだったわけです。が、私はこのまま被害者の人生を歩みたくはありませんでした。被害者モードの自分を好きになれなかったし被害者気分は愉快なものではありませんでした。代わりに、カウンセリングを受け、フラワーエッセンスを飲み、本を読み、とにかく、被害者の立場を選択するのではないやり方でこの苦しみから少しでも楽になりたいともがいておりました。そうしてやっている内に、腑に落ちたのです。今回の「夫急変事件」(通称0710←07年10月に発生)は、ある日突然炎のように起こったのではなく、元を返せば、私が引き起こしたことなのかもしれないと。「現実は、自分の内面を映し出す鏡である」とか「自分の考えることや思うこと、言うことが現実をつくる」とかいわゆるソレ系(精神世界)では当たり前のように言われていることたち…が、ぽん!と完全に腑に落ちて、理解できたのです。(ここらへんの詳しいいきさつについてはまた別の機会に書きたいと思いますが。)それは被害者とは真逆の立場を選択したことになります。私がこの現実の責任者なのだと、無理矢理ではなく自然に思えるようになりました。だからといって自分を責めるのでは全然なく単に、この現実が気に入らないのであれば自分が変わればいいだけ、と素直に思えたのでした。そこから、相手(夫)ではなく自分の意識に焦点が合うようになりました。夫はこう考えているかな?私のこんなところがいやなのかな?ひょっとして浮気しているかしら?ではなく、「私が」どうしていきたいかと考えるようになりました。「愛してないって言われたから即、別れてやる~!!」「獅子座のプライドをなめんなよーー!!」ではなく、(いやほんとそういう前のめりな性格なんです)「私はこの人を愛したい」「ずっと一緒にやっていきたい」という気持ちを大切にできるようになりました。あくまで主語は自分。「私が」夫を愛しているという事実や「私に」愛する人がいるという喜び、という一番大切なことに焦点が絞れるように、少しずつですが、なってきています。それで、夫婦間の雰囲気も変わってきました。今回のパートナーシップのことがあり、今の私はほとんど別人に生まれ変わったような気持ちでいます。たぶん、表面的にはほとんど変わりないと思うけど…。でも本質的に、去年とは別人です。おそらく。いやはや、何事も、身体を張らないと真に学習はできませんね。こういう人生のレッスン的なものって自分は何も傷つかずにぬるま湯につかったまま、本読んだりセミナー行ったりして「いい話聞けました~☆うふ」って言いながらスマートに学んでいきたいものだけど、実際はそうもいかない。本当に大切なことを学ぶにはときに自分の弱いところをさらけだしたりしつつときに泥沼を経験しつつド必死に、不器用に、身体張ってやっていくしかないんだなー。と痛感いたしましたです。ちゅーわけで、2007年の振り返りだけで長くなってしまったので2008年については、また次回…。
2008.01.06
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あけましておめでとうございます!28日~30日まで夫の実家(愛知県)、30日以降、私の実家(徳島市)にいるのですが……寒っっひたすら寒いです。手がかじかむとか、吐く息が白くなるとか廊下に出たとたんひんやりするとか水道から出る水が冷たいとか朝方、布団があったかくて気持ちよくて出れないとかそういう感覚が久しぶりでしばらくは体が混乱しておりました。(去年はお正月に帰省しなかったのもあり)いきなりの冬気候に、次男のお肌は一気にかさかさ・パサパサに!(数日前から治ってきたが)なぜか大晦日に雪まで降る始末で、長男は生まれて初めて見るあこがれの雪に大喜び…。そしてじじばばに自転車を買ってもらって寒い中、けなげに毎日練習してます。あれを見てると、子どもの情熱のすごさを思うわー。さて、実家のパソコンの動作がめちゃんこ遅くなっている上(めちゃんこって最近あまり聞かないが)自分のプロバイダーのWebメールというやつでメールチェックしてみると、膨大な量のスパムメールがきていてこれを削除するのに結構な時間がかかります。(自分のPC環境だと、アンチスパム用のソフトウェアが自動的に区分してくれるのだけど…。)そんな風にストレスフルなPC環境だけれど、1月1週目までは実家に滞在するので、がんばってこのパソコンと早く慣れ親しんで、こまごました作業もしなくては!そんな合間に、お正月の読書…朝2時起きで、なんでもできる!朝2時起きで、なんでもできる!(2)↑産後セルフケアインストラクターを目指す方々(いわゆる「プレ産後SCI」)にも、読書課題として提出されていたこの2冊。私もこの機会に読んでみました。2冊通して、著者が言っていることはいたってシンプル。目的を設定して、それに対する手段を複数、用意して実行する。うまくいかなかったら、手段をあらためて、うまくいくような取り組み内容に変えればいいだけの話。「根性」や「やる気」に任せて突き進むのではなく自分をマネジメントするという発想で着実に目的に向かって進むような「仕組みづくり」をすることが何より大事。今やっている方法でうまくいかなかったとしても、やり方を変えればいいだけの話で、自分を責めたり、罪悪感にかられたりするのは、エネルギーの浪費で意味がないんですよね~。「仕事」について、また、仕事の中での目的設定地に行き着く過程について自分の中にあった考え方を再確認&整理することができる有意義な2冊でした。あと、こんなのも読んだ。バシャール スドウゲンキいきなりめっさ濃いスピリチュアル本でスミマセン…。これに関しては下手に説明するとどんどん読み手に引かれていってしまうので説明せずに感想だけ書くと…すんごい面白かった☆バシャール、どんだけポジティブ…。私の夫は、10代のときに宇宙人にチップを埋め込まれたと言い張っている男なのですがそれに関しても記述があって面白かったです。(チップじゃなくてインプラントと言うらしい…地球上に数十万人いるらしい…てか、すでにドン引きされている感触が…)
2008.01.03
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公園でのしめじえのき。ほんまに12月かい!ちゅーぐらい暑い一日でした。カキ氷買ってるし(笑)ちなみに、私は「氷ぜんざいミルク味」なるものを購入したのですが甘すぎて、量が多すぎて、すぐにギブアップ。この写真を撮ってすぐ、どんなにつついても砕けない氷の塊を、そのままトイレの洗面台に捨てようとしたら・・・しめじ激怒&号泣。「ごみはゴミ箱に捨てないとだめでしょーーーー!!」「こんなところに捨てていったらぜんぜいがかわいそうでしょーーー!!」・・・そしてその砂糖づけの氷をしたたらせながらふんずと手でつかみ、捨てるなと泣きながら私に食べるよう要求。あげくのはては車にまで持ち込み、マジ喧嘩になる母子。いやほんと暑い日だったので二人とも頭に血がのぼっちゃってたようです…。(先週の日曜)あーしかし、寒いってどんな感じだったかもう思い出せない!年末の本土への帰省が怖いです。
2007.12.21
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次男えのき誕生後、ベビーシッターサービスを定期的に利用しています。現在は、「マザリング」といって、赤ちゃんをみるかたわら簡単な家事もお願いできる、というコースでやっていただいています。Aさんというシッターさんがとってもすばらしいので最近は、このAさんという方を指名してきていただいている。だいたい私がいつもお願いしているのは、赤ちゃんのお世話に加えてあくまで余裕があれば、という仮定で、部屋の掃除機がけ、朝食のお皿の食器洗い、洗濯ものを干す・たたむといった仕事内容。なのだけど、Aさんはそれらの仕事だけにとどまらず、「天気がいいから気持ちよさそう!って思って、布団ほしちゃいました~」「私も同じタイプのものを昔持っていたので、ついついなつかしくなって、食器乾燥機の解体掃除しちゃいました~」と、いろいろやってくれます。テーブルの上にあった長男しめじのおりがみを使ってさりげなくしゅりけんを2つ折ってくれていたりも。私がAさんのことを毎回指名しているのは、お願いした以上のことをやってくれるから、というだけではなく、Aさんのお仕事のしかたが好きだから。ベビーシッターにも細かい規定があるだろうとは思うので、ひょっとしたら、Aさんみたいに言われてないことまでやっちゃうのは、業界的には好ましくないのかもしれない。実際、こちらからお願いした内容だけを杓子定規的にこなし、あとはTV見てましたってなシッターさんもいる。で、そういうシッターさんのほうが好きっていう利用者もいるだろうし。(あれこれ勝手にいじられても嫌だし・・・とか)でもAさんは、「自分だったら」~したい!してくれたら嬉しい!っていう感覚から行動している。「言われてやる仕事」を受身にこなすのではなく、利用者の身にたって、想像力を働かせながら楽しんでやってくれている。だから、天気がよければ布団を干したくなる・・・(笑)ま、最初「ついつい布団ほしちゃいました、てへ☆」みたいに報告されたときには、あ、あのせんべい布団を!と恥ずかしく思ったりもしたけどね。この、「ついついやっちゃう」ってのがポイントでAさんは、内的動機にもとづいて、「顧客を喜ばせたい」という思いから行動しているんですよね。だからAさんはいつも楽しそうで恩着せがましくないしこちらも、サービスを利用していてとても気持ちがいい。あとは、おりがみがたくさん置かれてあったら、「お兄ちゃんが喜ぶかな?」とつい、言われてもないのに手裏剣を折ってしまうというお茶目さ・・・。こういうのも、普段、顧客と信頼関係を結べているからこそできるワザ。だって、「勝手に折り紙4枚も使って!」ってクレームつけられる可能性だって考えられるわけだから。結局、仕事のベースは人間関係なんですよね。ベビーシッターはよその家庭内でお仕事をするわけだからここらへんのプライベートへの立ち入りかたの加減は、ほんと人それぞれ&ケースバイケースなんだと思う。逆に、信頼関係がきっちりできていれば細かい規定から少々外れても問題ない、というか。あ、もちろん、メインは赤ちゃんのお世話でやって頂いていますよ。マッサージしたり、畳間でうつぶせ体操させたり(笑)、かわいがってくれています。赤ちゃんは、哺乳瓶でのミルクをまだほとんど飲まないけれど、それでも最近は4時間半ぐらいなら、寝たりおきたりしつつ、ぱい無しでも楽しく過ごして待っていてくれます。夫や実母だったらこんなに長くは預けていけないだろうなーほんと。プロってすごい。そして、今長男が通っている保育園が来春から、0歳児保育を始める予定なのでそのタイミングで、次男も保育園に・・・!と考えています。もみくちゃにされ、野生児に育ちそうだーー。
2007.12.10
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深夜にひとりで踊りの振り付け考えています・・・。来週末の、保育園でのクリスマス会。保護者の出し物のひとつとして、「ダンス」をすることになり、その振り付け隊長をおおせつかったのです。「ベリーダンスしてみたい」という声があったので、ベリーダンス(風)にしてみよーかと。音楽は誰でも知ってるやつがよいかと思い、なつかしのシャキーラ"Suerte"にしようかなーと。これね。なつかしすぎ?まあ余興なのでいいよね。短くて盛り上がるやつがよかったので…。あくまでベリーダンス(風)なので、腕をスネークアームス風にして腰をちょびっと振っておいてもらおう!2回しか集まれないのでね。あーでもこうやってちびちび踊りを考えるのってほんと地味ーにたのちい!!
2007.12.08
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マドレジャーナル第2号の原稿書きのため、過去の自分のブログをさかのぼって記事を読んでいたら思いのほか面白くて、時に爆笑したりして、一時間を無駄に過ごしてしまった…。(しかも、探していた記事は削除されていてなかった)で、思ったのは最近、仕事とプライベートのブログの仕分けも自分なりにできてきたので、このブログは昔のように、もっと気楽にあほあほでいこうと。というわけ・・・ではないのですが、股間を乾燥中のえのき。なんかおむつが蒸れてて異臭がしたので…。生後3ヶ月を前にして、オムツのサイズはMに。そして寝返りの練習まで始める始末。いやいや、早すぎるだろ。こないだ産んだと思ったのに!!!子どもの成長てすごい。
2007.12.07
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木曜から長男体調不良にて保育園休み・・・そして金曜には「ひゅーひゅーぜーぜー」いいはじめ、小児科で即、「喘息だね。4歳?普通は2・3歳で診断つくけど」と本当に初めての症状なのか激しくいぶかしがられる。喘息については本当にノーマーク(っていうのも何だけど)だったので何の知識も持っておらず、今からいろいろと調べようというところ。とりあえず、急性の症状が出ていたので朝晩の吸入剤と気管を拡げるテープを貼っている・・・。今までのナチュラルメディスンな日々は何?っていうほどの急遽ケミカルな日々だが・・・。これに関しては後日詳しく書きたいです。☆☆☆さて、先週末にいった波照間だけれども、一番すごかったことを書いてないのです。それは、船。本当は往復ともフェリーで行く予定が、波が高くてフェリーが決行し、しょうがなく往復とも高速船での移動になったのだけどこいつの揺れが、なんつーか破壊的でしてね…。この船にのったことのある道子さんに後日うかがうととてもじゃないが生後2ヶ月の赤子が乗るような代物ではなかったそうで。私が「波照間いってきまーす♪」なんて能天気に書いたメールを読んで「赤子と行くかーーー!!!?」と激しくおののいたそうで…。で、行きは、「波が高い」程度のゆれ。それでも十分すさまじく、私たち一家は船内の席で座っていたのだけど最初は大喜びの長男しめじが30分ぐらいでぐったり寝始め「おなかが気持ち悪い・・・」とつぶやきそのうち「オナカガギボジワルイ!!!」と大絶叫しはじめ近くに座っていた親切な親子連れから子供用の酔い止め薬もらうも飲もうとせずただただ「ギモジワルイ!!」の連呼。結局吐くことはなかったのだけど私もその大騒ぎにつきあっているうちに軽く船酔いしてしまった。帰りはもっと台風が近づいていたからもっとすごかった。まず、桟橋で船を待っているうちから強烈な雨風で全身ぬれていた。その日はその便しか石垣にいく船は出なかったので大勢の人が乗り込み私たち一家は船外の屋根つき座席に座ることに。「こっちのほうが船内より酔わないから案外いいかもね」と夫と話していたら、わざわざ船内から出てきて、「赤ちゃん連れなのにそんな席で・・・大変だろうから席、代わりましょうか」とオファーしにきてくれた女性が!(泣)感謝しつつ丁重にお断りする。それにしても親切だ・・・世の中捨てたもんじゃないっすね。で、出発。行きはあんなに酔ったくせに、帰りは炭酸飲料を買ってもらって、「これ飲んだら気持ち悪くなくなる」と信じて疑わず、楽しそうな長男。が・・・なんていうのかな、船に乗っているというよりもむしろ波に乗っている感じ?揺れるというよりも、むしろ「上がったり、落ちたり」「叩きつけられたり」。吹き荒れた大海原でなすがままになっている人間存在のむなしさ・・・すら感じる、それはもうすさまじい揺れ!出発後15分ぐらいで隣に座っていた女性も、前に座っていた母娘(?)もゲロゲロ吐き始める。しめじもぐったりしはじめ、口元にあてるタオルを要求。これによだれをたらし続けることで、彼なりに酔いに対応できることを学んだ模様(笑)。一度「船酔い」を経験しているので、2回目はずいぶん冷静だった。そのうち寝てしまったし・・・。お産でもそうだけど、経験ありとなしでは全然違うもんだねえ。私はひたすら、スリングで熟睡中のえのきの首元をしっかりホールドし後ろを向いて大海原を見つめていた。なんせ、骨折する人もいると聞いたので。(全部、石垣にいって船に乗る直前にだよ!)そして意識としては、「波にもてあそばれるんじゃない、波に乗るのよっ」「ワタクシは今、船に揺られているのじゃなく、大海で最大級のサーフィンをしているのよっ」ということで、常に海を見つめ、波に自発的に乗れるようにからだを整えていたら結局、船酔いはしませんでした。波に自発的に乗るためには・・・意識としては挑発的&自発的。「どうか揺れませんように・・・」と受身な気持ちで下を見る、のではなくむしろ「波に乗ったるで!」という気持ちで海を積極的に見据え続ける。(船酔いしてた人たちは、ほとんど外を見ていませんでした)そして、逆説的なようですが、身体としては受身的。揺れに対して変に抵抗してつっぱらず、なすがまま・・・な身体の状態が必要。そのために、四肢の力を抜かないといけないんだけど、全身の力を抜いてしまうと、強烈な波のたたきつけの際、全身持ってかれて座席からずり落ちるので、体幹部だけはしっかり力を入れて、ほかの部分は脱力する・・・というコントロールが大切。私も何度も自分のからだチェックをしました。あまりの揺れに不安になってくると気づくとつま先にへんな力が入っていたり、肩が縮こまって上がってきたりしているので何度も腹に力を入れなおして、ほかの部分の力を抜く、という作業を繰り返しました。そのあいだも、腹力とひじで赤子の頭は保護。いつ転覆してもおかしくないような船の状態で(ってほんとは違うのかもしれないけど!)本能的な「母、強し」ってのが目覚めた感じすら…。いやほんと、母ちゃんは強くないとやっていけないですね。首の据わらない赤子を抱っこして、上の子は泣きながら擦り寄ってくるし自分が船酔いしてたらたまったもんじゃありません。出発から1時間半後、無事、石垣についたころには、なにかすごくやり遂げたような気持ちにすら、なっておりました。悪天候の際に波照間~石垣をわたる方へのアドバイスは・・・船内よりも船外が、酔いにくい、かも?ゲロ吐く人がいても、船外だと暴風で一瞬でかほりが消えますしね。波しぶきのシャワーを顔に浴びれるので、ほどよいリフレッシュにもなります。まあ、赤子連れで乗るような無謀な人は私ぐらいかもしれないけど・・・。
2007.12.02
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【1日目】レンタカーを借りて、ドライブ。石垣島の「名蔵アンパル」で降りてみる。 絵本「あんぱるのゆんた」(蟹がたくさん出てくる)の舞台です。「あ、カニの歌声が聞こえる・・・!」とかわいいこと言う男児。石垣島の北端にある灯台。風がびゅんびゅんの中、父子でがんばって階段あがっていきました。(わたすは赤ちゃんと車でおっぱいタイム) 【2日目】高速船で波照間島へ。長男の船酔いもだいぶおさまってきて元気復活したので、ペンションの目の前にあるニシ浜に遊びにいきました。 ほ、ほんとに「クリームソーダ色」だったでよ。とりあえず、高い岩を制覇する長男。 かぶとむしを真剣に描く。 その後、せっせと歩いて「パナヌファ」というお店へ。よしもとばなな氏のエッセイにあるとおり、カレーが絶妙にうまかったです。 旅行中、ほぼスリングの中で寝ていて写真のない次男(笑)めずらしく食事中に起きてきたので、一枚パチリ。 よう肥えとります。
2007.11.26
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今、波照間島にきています。 昨日は石垣島に泊まって今朝こちらへ。 昼過ぎまで夫が仕事の間、 徒歩でニシ浜にいったり パナヌファでカレー食べたりして まったり楽しみました。 その間ずっとえのきはスリングの中で熟睡。 写真は今いる部屋から見える風景。 ニシ浜が見えます!
2007.11.24
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うまく言えないけれども、少しずつわかってきたことがあります。外側ではなく、常に自分の内側を見つめること。自分の感情を「へーそうかそうか」といって観察すること。で、それだけでいいのだということ。「でも、○○さんがこんなこと言ってきたから」とか「○○さんがこういう態度をとるから」とかそういうことばかり考えてわじわじー(沖縄語・いらいら悶々)しているときは、自分に起こった事象の要因を外側にだけ押し付けているとき。しんどいときこそ、自分の感情の動きだけをただ見つめていればいい。おー、私は時間に遅れたくなくていらいらしてんだなーとかおー、私、そんなこと言われて傷ついてるんだなーとか。おー、自尊心が傷ついて卑屈になってるんだなーとか。他人の心のうちを邪推してあれこれエネルギーを使うんじゃなく、自分の心の中だけに光を当ててればいい。そうしたら、現実が変わり始める。「その人の言葉や思いが、その人の現実をつくる」精神世界でよく聞かれるこのフレーズ。「・・・でも、ねぇ?」って感じで今まで冷笑してたけど何かわかり始めた気がする。人の世の「現象」が作り出される、そのからくりがわかってきたような・・・読む人によっちゃ相当に怪しく思えるだろう日記だけど、なんか素直に、書きたいことを書きたくなった。小説や映画で起こる出来事がすべて「必然」であるように、人の人生もまた、起こる出来事は大小含め、すべて必然なのだろうな。と思うと、自分の人生が大舞台のように思えて妙にわくわくしてくるのであります。
2007.11.16
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10月末に夫の育児休暇が終わり、その後、へそnet.の「産後のセルフケア教室」11月コースが再開し、バッタバッタとしていましたが、そろそろ新たな生活パターンにも慣れてきて、落ち着いてきました。一人で乳児と幼児を風呂に入れる・・・(ついでに自分も洗う)とか、夕飯は朝に下準備しといて、夕方ぐずりがちな乳児はスリングにいれたまま簡単な料理もしちゃうとかそういうことができるようになってきた。ただ、ほんとなら20時~21時に子どもと一緒に就寝して3時か4時頃おきて自分の時間にあてたいのだけど朝4時~5時というのが次男えのきの眠りが浅い時間帯で、もきゅーもきゅー言いながらしょっちゅう起きてくるのよ、これが。だから子どもたちを寝かしつけた後、根性で起きてきて深夜0時ぐらいまでを自分時間にしたほうがいいんだけど・・・どうしても寝ちまうわけですこれが。誰よりも早く、秒殺で。真に生活パターンを確立するにはもうちっとかかりそう。順調にでかくなっているえのき氏。2ヶ月になったばかりとは思えないでかさです。60-70サイズがもうぱっつんぱっつん…。
2007.11.15
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きました、きましたよ~~!「産後の泥沼」。明けてもくれてもパートナーシップ問題に向き合う日々でございます。あー、まだハードゲイが流行っている頃ならば、「産後の混乱フォーッ!」ていうギャグが言えたのにぃ。(て、TVあんまりつけないけど、彼って確実にブラウン管の中にいないよね、今?)←確認。わたくし、元来せっかちな性格なのだけど、とにかく人間関係に関する「問題を先送り」、絶対にできない。しばらく様子を見て、問題が成熟してくるのを(?)ころがして、しばし我慢してみる・・・っていうことが、できない。見てみないふり・・・とか。無理っす。とにかく、真正面から本人に「投げかける」というやり方しかできない。不器用っすから!つーか、真っ向勝負でやってきた人生っすから!真実を知るのが怖い、という人もいてそういう恐怖から、「仮面夫婦」で何年も過ごしている夫婦もいるということは知っている。が、絶対そんなん理解できん~(私は)。どっちがいいとかじゃなくて、私にとっての人生での一番の恐怖とは、真実がぼやけて、目隠しされているような状態なのだ。だから、何がなんだかわからず胸がざわざわしている状態よりもつらく苦しい事実でも、その事実を知って、悲しんだり苦しんだりするほうがずっといい。だってそのほうが次に進めるからさっ。って、意味不明な日記になりましたが。いや、別に浮気とかDVとか、そういう派手なイベントがあったわけではないです。期待してもらってたらすみません!まあとにかくあれですよ、産後ってやっぱり大変なのでした。産後、自分はじっくり休めるようにあらゆる手配を整えてそしてそうした手配が功を奏してわりと穏やかに過ごしていたとしてもあらぬところから火が飛んでくる。それが産後。きっとそう。で、こうやってパートナーシップに向き合うのもほんと体力がいる。だって考えたりまとめたり相手につたえたりうまく伝わらなかったり合間に泣いたりととにかく消耗するのですもの。あ、消耗するのはティシューとエネルギーだけじゃなく、紙もね(シェアリングみたいにして相手の話をメモったり自分の感情を整理したり)体力なかったらほんとそれどころじゃないもんね。「自分のことに向き合うには体力がいる」と、マドレボニータの吉岡マコさんもよく言ってますが、な、なるほど・・・と今頃あらためて実感しているしだいにございます。だから、産後クラスではボールエクササイズで基本的な体力を培っていくのですね。
2007.10.29
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えーー最近、わりとぐるぐるとめまぐるしい精神の、産後のわたくし。本日は思い立って、「カバラ数秘術」なるリーディングのセッションに行って参りました。えーと、私の本質は「1」才能は「5」、今生の学びは「9」だそうで。(意味わからんて?)ちょうど、今年の誕生日(8月)から来年の誕生日は、「空白の一年」だそうで、(ちょうど空白入りしたばかり!)この時期に気が抜けたようにゆっくりしたり、今までとは違う方向から自分を見つめなおすのがいいそうです。面白かったのが次男で、彼の「本質」も「才能」も「学び」も全部「9」なのです。ついでに誕生日もH19年9月9日。そういや産院の病室も509だったで。「家族の中で一番、魂のレベルが高い人です」などと言われる。一番若いのに・・・!いままで彼のことを、「肉まんちゃん」とか「このミートボールフェイスぅぅぅ」などと呼んでいたのだが、急遽、「えのき先生!」「グル」「将来のマザーテレサ様」などと呼んでしまう私。あとは、先日受けたカウンセリングで作ってもらったフラワーエッセンスのレメディが届く。人生の泥沼劇場において、問題に関するスピリチュアルなアプローチも、私は好きなのである・・・。☆☆☆産後の特別な時期って、パートナーとの「対等な」関係を築くのが難しい、と最近思う。「私大変なんだからあれやって、これやってよー!」「おめーはほんと使えないなー、パン買ってこいっつったら普通食パンだろうがー!」とか、変に上位に立って相手にいらだったりこき使うメンタリティに陥ることもあれば、「あのーほんとすみません、私なんかのためにあれこれやってもらってーあなた様にもお仕事というものがあるだろうに、いやほんとすんません」という、変にへりくだって言いたいことも言わずに我慢してしまうメンタリティに陥ることもある、のではないか。まあ、大げさに言うと。私もつい最近気づいたのだけど育休をとってくれている夫に対して、もちろん心から感謝しつつも「こんだけやってくれてるんだから、これに関しては言わないで我慢したほうがいい」などと計算して言いたいことを控えたり後回しにしたり、子育てなどの重要な問題に関して、以前なら確実に、瞬発的に意見していた場面において「あとで心を整理してから、相手の癪に障らない方法で慎重にしゃべろう」と考えたり、とか、そういうレベルでだけど、私的には、かなりの気遣いをしつづけてきたようだ。「委ねる」「感謝する」のも大事だがそれを、やってもらったことに関して、「なんでも我慢する」と履き違えるのは、違う。まあ私の場合、ハタから見ていて、ぜんぜんそんな我慢している様には見えなかったと思うけど。自分でもそんな意識はなかったし。でもふと気づいたのです。ここ最近、パートナーに対して面白い毒も吐いてなかったし、ぽんぽんっとその場で考えたことを相手にぶつけて「なによ!」「なんだよー」みたいな険悪なムードになることもなかった。その代わり、思いをその場で昇華できないので、私のまわりの空気がねちっこく、なんかじめっとした感じになっていたのではないか。相手に対して「感謝しなきゃ」と思っていい子ぶるあまり健全な喧嘩・いい合いすらできてなかったというか。まあとにかく、相手の感情を汲み取ろうとして、そしてそれを荒げないように、すごく気を使っていたのは確か。パートナーも、育休&上の子育児という、今までにない種類のストレスを抱えているのだから、と思ってのことだけどね。で、人間って他人からすごく気を使われると、なんか無性にイラつくんだよね(笑)やってる本人も気づかれするし。それだけが理由じゃないけど、逆に夫との関係がぎくしゃくしはじめ、上の子はそれを察知して荒れたりして。で、こないだ急にふっきれて、もうなんでも言いたいこといっちゃる~!となったらなんだか久しぶりに自分の本来の性格を思い出して、すごく気分が軽くなり、パートナーとの会話も気楽にできるようになった。要するに、対等な関係で会話ができるようになった。さばさばキャラの私なのに、産後、自分でも気づかないうちに「じめじめキャラ」にキャラ変してたのかもしれない・・・!恐ろしい。産後パワー。私の場合、卑屈になる・・・とまでいかないで、「パートナーの反応に過敏になる」というぐらいだったけれどそれこそ卑屈になってしまう産後女性もいると思う。赤ちゃんの世話だけで一日が過ぎ去ってしまうということに無力感を感じたり日中誰とも会話をしないために脳の働きも鈍っている日々の中、夫がそれこそ深く考えないで軽くしゃべった言葉ひとつに(今日洗濯物、干せなかったの?」とかね)めそめそと深く傷ついてしまったり・・・。で、そういう湿っぽいやつは、いやなわけ、誰でも。じめーっとした会話をしてたら、赤子がこれまた絶妙のタイミングで泣いたりして「ああもう・・・どこまで暗いねん私ら!」みたいな雰囲気になって。なんか、そんな感じで夫婦関係もどよーんとなってる人たち・・・いるのではないか!?(また勝手な仮説立てて喜んでますが)要するに産後の時期って、人によっては(それまでバリバリ働いてきた人とか)自分は何もやってない、という変な罪悪感を感じやすいのかもしれない。でもこの時期は本当に自分のからだを立て直すことと赤ちゃんのお世話だけでいっぱいいっぱいの時期。人と比べてあせったり、自己嫌悪に陥ったりするのはナンセンス。わかっていてもやっちゃうんだけどね、それが人間・・・。って尻切れとんぼだけど、メンターえのき氏が起きだしたのでお世話にあたらせていただきます。
2007.10.24
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悪露もめっきりなくなったし、ジーンズ履くことも増えたしちゅーわけでアレですよ、2ヶ月ぶりの・・・Tバック(笑)臨月入ってからはさすがにオリモノが増えてはいてなかったの。(とはいえ普通のローライズパンツにしたのだけど)産褥期は悪露もあるので、泣く泣く「産褥ショーツ」たるデカパンはいてたし・・・。これでかなり「脱産褥期」感が!というか久々すぎて、履いたときに「ふんどし?」という印象しかなく、セクシーなんだかどうだかわからなくなったけど…。以上、Tバック復帰報告でした。
2007.10.17
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北海道の阿式さんと同じ日に同じタイトルなのですが、なにも北海道で同じクラスを受講したわけではありません!(ってあたりまえ)偶然、私も本日、次男を生んだ産院で隔週で開催している、ベビーマッサージの教室に行ってきました。10人ぐらいの赤ちゃんがずらりと裸で輪になって!!!きゃわいすぎて身もだえ。もうこれを見るだけでおつりがきます、ってなもんです。妊婦時代から知っている、予定日が数日違いの産後女性(美人)二人にも出会えて、いろいろ話せたのもよかった。「で、あの分娩台乗った?」「誰先生担当だった?」「つーか産後ってすさまじいよね~」みたいな。名前も存じ上げなかったりするのに、もはや戦友のような感覚すら。裸の赤ちゃんを触るとすごくリラックスできるので、普段、人付き合いが苦手~とか、人見知り~って人でも、ぬるぬるすべる赤子を触りつつ、わりとスムーズにコミュニケーションが取れるのじゃないかなと思った。なんせ、ほぼ同じ月齢の赤子の母たちなわけだし、うちはこうで・・・とか、日中寝ないよね~とか、情報交換までいかなくても、ただ話し合う機会ができるだけで、母になってまもない産後女性にとっては、よっぽど安心する、貴重な場になる。どーせ泣いたり乳やったりしてほとんどできないだろうな~とゆるい心持で参加したら、それがかえってよかったのか、赤子は始終機嫌よく、ひととおりマッサージできました。ついでに、放射線状のゴールデンシャワー(要するにしっこ)もジーンズにしっかり浴び・・・。最後にちゃっかり自分の産後クラスの宣伝もさせてもらって終了。2回で1コースのようなので、次回も参加しようと思う。しかし、ベビーマッサージってあれだよね、よっぽど気をつけないとやってるほうは腰を痛めたり肩こりになるかも。やってるほうは、小さい人のご機嫌をうかがうのにわりと必死になるので、気づかないうちに、すごく無理のある姿勢でやっちゃうことになりかねない。ベビーはご機嫌でも母腰痛、みたいな。今日はさらにスペース的にぎゅーぎゅーだったので、思い切りの開脚とかもできず、けっこうしんどかった。おむつ換えのときの姿勢と基本は一緒だけど赤ちゃんの肩とか腕など、おむつ換え時よりもさらに上方に触る必要があるのでもっと深い前傾姿勢をとらなくてはならず、正しい姿勢をとっているときは「腹筋にきいてしんどい!」なんだけど何も考えずに惰性でからだを折り曲げちゃっていると、「なんか肩こりしちゃってしんどい!」の感想になるのだと思う。ベビーマッサージの前に、産後セルフケアインストラクターが10分間、姿勢についてのミニレクチャーをする、というようなコラボレーションもアリかもしれない。
2007.10.16
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「産後は人にゆだねることを学ぶ時期」なんてことを言い始めたのは、きっとマドレボニータ代表の吉岡マコ先生が初めてだろうし、私も最初にそれを聞いたときは「にゃるほど」と目からウロコが落ちたものだった。で、今は自分のクラスでも生徒さんにそういうことを伝えている。が、「委ねる」って、なかなか簡単なことじゃないのよね。一度、あることをある人に委ねることを決めたなら、あとは、どんなに自分のやりかたのほうが優れているように思っても口出しはせず、相手のやり方を見守っていかなくてはならない。たとえば、夫に育休をとってもらっている私のケースでいうと、「あー、せっかく晴れてるのにまだ洗濯機まわしてないよこの人は・・・洗濯物の量も多いんだし、朝一番に洗濯したほうがいいのになあ」(私の心のつぶやき@正午前)とか、「きっとこの人は子供との夕飯のことばかり考えて、明日の朝ごはんのことはまったく考えてないのだろうなー、たぶんパンもコーンフレークも切れているはずだし、朝からご飯と味噌汁なんて出すわけないしなー」(私の心のつぶやき@入院時の面会中)とか、「なんで夜の間に食器あらっておかないんだろう。朝に洗ってから朝ごはんの用意するのって大変だろうに。」(私の心のつぶやき@深夜授乳の際に食器てんこもりの台所を目にして)とか、しょーもないサンプルばかりなんだけど、今回の育休中、こういう状況で、先回りして夫に下手に口出ししないように気をつけた。するとそのうち、保育園に送りにいく前に洗濯機を回していくようになった。朝食なんて、今の時代コンビニで買えるんだから、そういう状況(朝飯ねぇー!)っていうのを一度経験してみるのもいい。翌日からちゃんと用意するようになるだろう。食器だって、翌朝大変なのは私じゃなくて夫だ。それが大変と思ったら、夫もその晩のうちに洗う習慣を身につけるだろう。なんせ一回きりじゃなくて長期間、家事をお願いするわけだから相手が自分にとってやりやすい方法を開拓していくのを待つほうがいい。これは予想外にきつい作業で途中で「あ~自分でやったほうが早いよほんまに!」と一気に動いてしまいそうになるんだけど、その要求にじっと耐えてみることも必要。すると、表面上は良きアドバイスを与えてるつもりで、相手の行動をコントロールしようとしていた自分に気づく。自分の安心するやりかた、自分の「古き良き」家事のルーティンでやってほしいという思いで。(が、そのやり方は別にたいして優れてもいないのだが)そうして先回りしてあれこれと口出ししてしまうと、相手の経験の芽(とやる気)をつんでしまうんだよね。これって子育てにも通じるポイントで、子育ての究極の目的は「親から自立して、自分の好きな生き方を選ぶための基礎的な力をつけさせること」だと私は思っているのだけど、日常生活では、ついついそんなことを忘れて「なんでも手出しして助けてあげること」こそベストと思ってしまいがち。本当は、その子が自分で考える力、自力で生活する力を養わせる場をファシリテートするほうが、親業としてはずっと大事なのだけど。って、夫は子どもかよ!?って話になるが。いや、夫は子どもではぜんぜんなく、家事に関してはいままでは精通してなかっただけ。もともと男の人ってのは機能的にものごとを考えるのが上手なので実際、いまやうちの台所は以前よりずっと整理整頓され、機能的に使えるようになっている。妻がいろいろ口出しして今までの自分のやり方を一方的に押し付けまくってたら夫も家事を楽しめなくなってこんな台所改造も行われなかったに違いない。(逆に私が家事とかダメ女だったことがよかったのかも。下手なこだわりがなくて)まあ要するに、例は超地味だけど、いったん「ゆだねる」ということを決めたら相手のやり方を尊重することが大事という話です。相手との関係の中で、自分の言いたいことを我慢して耐えろといいたいわけではぜんぜんない。こうしてほしくない、こうしてほしい、これはいやだ、という要求をしっかり伝えることは大事で、でもこれはまた別の問題。☆☆☆よしもとばななの新刊「まぼろしハワイ」!!今読んでます。泣けるじょー。(感想こんだけかい!)詳しくはまた今度、気が向けば…。
2007.10.14
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産後1ヶ月経過。昨日は一ヶ月健診だった。待ち時間に、顔なじみの助産師さんたちと「うちなーんちゅーの毛深さ」について話が盛り上がる。ストッキングから毛がつんつん飛び出すのよねー、剃っても剃ってもすぐ生えてきて・・・赤ちゃんも眉毛つながってる子多いよね、みたいな。「暑いから毛穴が広がって・・・それでぶっとい毛が生えてくる?」「暑いから日差しを避けるために、剛毛が生えてくる?」「でもなぜふくらはぎにまで…」などと毛深さの要因も探りあったが、残念ながらよくわからなかった。●赤子4850グラムで55.4センチ。でかい・・・。なんか最近ずっしりくると思っていたら、生後すぐの体重より1.5キロも重くなっていた。母乳オンリーだが、十分足りている模様・・・。大きめで生まれて生後すぐはミルクと混合だった長男を追い越す勢い。一日65グラム増えている計算らしい。そりゃあ母ちゃんも腹がへるわけだ。65グラムの豚肉とかを思い描いてみると、あれを毎日製造しているんだから、えらいこっちゃ、だよなあ。あいかわらずM字開脚(っていうのか)&ハンズアップの定番姿勢で寝ては飲み、寝ては飲みの繰り返しの日々。上の子には出なかった新生児ニキビも出ている。これは、暑さのせいもあるんだろうなー。●母体貧血は解消(ヘモグロビン値も11台に!)。体重は8キロ減。悪露もほとんどなくなり、子宮収縮も順調・・・なのだが、エコーでみたらやはり胎盤のかけらがかなりの数、残ってしまっている。(ガーン、先週も掻き出したのにー)今までは自然に出るのを待っていたけど、次の受診時に全部掻き出してしまいましょう、ということで、今週末に処置することに。すでに子宮口がかなり閉じてきているので、ラミナリアを挿入して2時間かけて子宮口を広げ、その後、子宮鏡(胃カメラみたいなもんだって)をいれて詳しく中の様子を観察。しつつ、子宮内に残った胎盤を掻き出す、のだそう。もー、この掻き出すってやつ、今まで二回やったけど、痛いんすよ…。なんか別の臓器まで直接押されているのがわかるし。しかし、麻酔を使うとなると一日入院になり、ぎりぎり、まあ我慢してがんばりましょうレベルの痛みということで、麻酔なしで処置します。お酒飲んでいっていいかなあ?(嘘)しかし、もはやそんなに寝転がっている時間は長くないのに、床ずれっぽい感覚がまだある。妊娠前にくらべて確実に、尾てい骨が飛び出していて、敷布団にこすれている程度が強いと感じる。寝ておきると、まず最初に、骨盤呼吸法やら股関節のストレッチやらしないとつらいぐらい。これも一日でいきなりよくなる、というよりは日々の積み重ねで少しずつもとに骨格に戻っていくというものなんだろうな。こういうとき、New産褥体操がものすごく気持ちいいです。仰向けでも、うつぶせでも。飛び出ていた尾てい骨がお尻の肉の間にぎゅーっと収まり、それにともない、つまっていた仙骨と腰椎の間がストレッチされる、あの感じ。
2007.10.10
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このあいだ、産褥期の「夫の育休の落とし穴!?」 について書くなんて予告をしたりしましたが、結論からいうと、夫に育休を取ってもらって、本当によかったなあと思っています。10月なかばぐらいまでは休んでもらえる予定。今、夫にやってもらっている仕事は、●上の子の保育園送迎●洗濯、料理、食器洗い●食材の買出し●保育園行事への参加●赤ちゃんの沐浴●上の子の遊び相手(特に産後2週間は集中的に)簡単な掃除は週2回くるシッターさんにお願いしている。「洗濯物をたたむ」に関しては、最近は私がお手伝いしている。(夫いわく、洗濯ものを畳むのは食器洗いと並んで一番嫌いな家事。一番好きなのは、洗濯ものを干すことらしい)日中は、借りてきたDVDを観たり、鍼灸に通ったり(笑 買い物にいったり、髪を切りに行ったり、ときどきは仕事仲間と飲みに出かけたり、と、リフレッシュもしている模様。猛烈に「ひとりになりてぇーー」と思うこともあったらしく、最初それを聞いたときは「家族と一緒より一人で気楽な人生がいいってことかぁーー」と憤怒して問い詰めたりしたが(ごめん)、よく考えてみたらしごく当然だ。いままで仕事三昧で毎日帰宅は午前様、土日のどちらかに家族でお出かけ、というだけの家族交流だったのが、今や期間限定とはいえ、朝から晩まで「家庭」の中ですごしているのだから。自分のしたいときにしたいことができないというストレスは、耐性がないと相当きついものだっただろう。最近は、家庭での役回りや上の子とのコミュニケーション、保育園の保護者とのやりとりなどだいぶ慣れてきて板についたこともあり、ずいぶんストレスも減り、楽しそうな様子。で、なにが「落とし穴」だと思ったかというと、夫と上の子との関係づくりです、やっぱり。私自身の体調や赤ちゃんの世話については、今回はそんなに大変と思ったことがなかった(今のところ)。が!夫と上の子がしょちゅう喧嘩している様子を、下手に口出ししすぎることなく、じっと見守るということが、私にとっては、今回の産後ライフで一番のストレスだったのだ…。ただでさえもうすぐ4歳のサルのように腕白な息子。に加えて、下の子誕生によりいろんなことに非常に敏感になっている。屁理屈も立派。力も強いし、言葉遣いもオレ様。そんな息子の対応に夫はかなーり手を焼いていた。子どもを持つ女性ならわかると思うけど、子育てには「待つ」「一緒に遊ぶ」という行為がとても重要。ところが、ずっと仕事ばかりしてきた男の人には、それが難しい。出かけるときにも、自分のペースで自分の決めた時間に出発しようという発想しかないから、いちいちぐずる子どもにキレそうになる。はたから見ていて、5分ほど待って一緒に遊んであげればスムーズに進むのになあっていうケースでも夫は、その場で子どもに「理屈で」わからせようとして、失敗する。そして子どもはギャン泣き、結局出かけるのが遅くなる。要は、力(大人の理論)で子どもをねじ伏せて強制しようとしてしまうのだ。子どもの気持ちに寄り添って少し一緒に遊んであげる、それが、普段仕事オンリーの人間にはとてつもなく難しい。(もちろん、私にとってもぜんぜん簡単じゃないけれど)そういうような理由で上の子がかんしゃくを起こし、夫がぶちキレ、かけよってくる上の子をなだめる・・・というのを何度も繰り返した。そういうなかで、「これは間違った子育ての方法だ」と私が感じたものに関しては、子どもが寝付いたあとに夫と話し合った。そういうことを繰り返すうち、子どもの情緒不安定も落ち着き、夫も、子どもの気持ちをくみながら互いにハッピーに過ごすやりかたについて学び、ずいぶん家庭の殺伐感もなくなってきた。(そう、一時期はほんと殺伐としてました)家庭っていうのは、意識しててもしてなくても、その構成員がそれぞれ絶妙な役割を果たして微妙なバランスで成り立っているものなんだと思った。その家庭の日常に新たに一人加わるというのは、大変な出来事なんだなあ。しかし、今回、夫は逃げもせずよくがんばってくれた。こういう機会もなければ、ずっと週末いいとこどり育児だっただろう。夫に心より感謝☆(赤子泣いてるので終わり)
2007.10.07
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昨日から、バランスボールエクササイズの家練を再開。うひょ~~と声が出るぐらい気持ちよかったです。ボールエクササイズの醍醐味を、産後の我が身で実感しました。特に上半身に血がめぐる感じがすばらしく良く。知らないうちにこんなに凝り固まっていたのね。そして意外だったのは、即座に「三角筋」が軽い筋肉痛になったこと。確かに、産褥期に衰えやすい筋肉のひとつかも・・・「三角筋」。適切な産褥環境で過ごせている場合、まだ赤ちゃん抱っこして歩きまわったりもほとんどしないし、(我が家の場合そういう方法での寝かしつけは夫にお願いしている)座って授乳のときも、ちゃんとクッション等で赤ちゃんの高さを調節すれば腕の力だけ使っての授乳にはならないし、もちろん赤ちゃん以外に重いものも持たないし、そもそも上にあるものをとったりもしないので、腕を上に挙げることが少ないような?ちゅーわけで、三角筋のリハビリも必要です。☆☆☆二人目育児は一人目育児よりずっと楽っていう一般論の理由っていろいろあるけどひとつには、単純に経験のある・なしだよなーと今日思った。一人目は「出産」のことしか頭になく出産本を読み漁っていた私は、産んだあとは赤子と夫との薔薇色の生活しかない、とリアルに思っていた。頭の中のほんわかイメージは、「メリーがやさしく回るベビーベッドですやすや眠るわが子、それを見つめて微笑む私&夫 『あなた似かしら』『いや、目は君に似ているよ』『うふふ』・・・」というもの。これ絶対、どっかのCMとかで刷り込まれたイメージだよな。ところが、退院後しばらくの実際の生活は、ベビーベッドどころか赤子をずっとスリングに抱っこし続け、ときには立ったまま片手で食事、トイレもままならないので膀胱炎直前。くたくたのパジャマで半分乳出したまま寝たり起きたり。赤子が「眠いからぐずる」なんていう習性を持つこともまったく知らなくて、(だって大人は眠かったら寝るだけなので)「ちゅーかなに、赤ちゃんっておっぱいあげてオムツ換えれば寝るんじゃないの?」てな具合だった。で、一人目産後の私にとって一番きつかったのは、その「イメージと現実との間のギャップ」だったように思う。産後は多かれ少なかれこういうもん、という事前知識がないので、このギャップの原因が自分自身にあるように思えてしまい、すごく情けなくなり、苦しむのだ。二人目育児の場合は、「産後って大変」「つーか戦争」っていうのを身をもって経験しているので、理想と現実のギャップに苦しむことがない。その分、楽に感じるっていう部分もあるんだろうな。で、妊娠中にかならず、「今はまだいいわよー、赤ちゃんが出てきて二人になったらもっと大変なんだから」とアドバイスをくれる先輩ママ&近所のおばはんがいるものだが、そんなアドバイスくれても、だから何をしておけばいいのか、実際はよくわからないんだよね。予定日過ぎてあせっているときに、「今のうちに一人の時間を楽しんでおいたほうがいいわよー」といわれても、出産への不安がいっぱいのときに、なかなかそんな気分転換はできない。で、私は最近、クラスやプライベートで出会う一人目妊婦さんと話すとき、「産後」のことに話題が至ったりしようものなら、かなり具体的にしゃべるようにしている。「もうねー、ふわふわなイメージ描いてるときにほんとに悪いけど、産後は戦争っすよ。赤ちゃんてねー、かわいいけどむちゃくちゃだから!しばらくは赤ちゃんをベッドなんかにおろせないと思っといたほうがいいから。ずっと誰かしらが抱っこしとかないといけないから、妊娠中にスリングかっといたほうがいいよ。それと、産んだ本人は自分の養生と赤ちゃんの世話だけでいっぱいいっぱいだからその他すべての家事なんかは自分以外の誰かに任せられるように、今から手配しといたほうがいいよ。わたしゃシッターさん頼んだよ」とか、下世話なおばさん並に、具体的に話すようにしています。いや、もちろんアドバイス的なものを求められたときにですが…。一人目でもいわゆる手のかからない、よく寝てくれる赤ちゃんもいることは知っているのですが、とりあえず、夢見がちに産後に突入することは危険なので、経験者はあえて面白おかしく、でも具体的な対策を話してあげたほうがいいと思う。これってほんと「野暮なこと」に思えるけれど、「母となるすばらしさ」「赤ちゃんのいとおしさ」「育児からの学び」とか、出産に関してよく語られるそういうのを「大前提」にした上で、あえてもう一歩踏み出して、こういうことを言ってます。赤ちゃんのいる生活に夢を持つこと自体は決して悪くないし、「この世の新入り」って感じの赤ちゃんはどんだけ見ていても飽きないぐらいそれはもうかわゆいのです。が、「マドレボニータ以前」は、あまりにもそういうことだけしか語られてこなかったような気がする。だからこそ、産後にうつっぽくなった人は、そんな自分を許容できず、さらに苦しむんだよね。赤子との生活序盤ってのは、実は「ほんわか・ほっこり・ゆったり」したものでなく、糞尿と乳にまみれつつ細切れ睡眠で日々を生きる・・・みたいな、どっちかというと東南アジア貧乏一人旅行みたいなノリのものである、っていう認識がもっと世の中に定着すればいいですね。その上で、そんなハードな経験をただ「大変~!」でやりすごすのではなく、身体的にも精神的にも、母となってより豊かな自分に生まれ変わるための大事なステップだと考えられるといい。そんな時期の伴走者として、産後セルフケアインストラクターの役割が確立すればいいな…。
2007.10.06
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我が家の赤子は、添い乳が嫌い。ものの5分もすると、顔を真っ赤にしてうなって怒りだす。なにやら、添い乳だと密着しすぎて暑くなりすぎるもよう。それと、新生児なので体勢をうまくとれず、上手に乳首に吸い付けないみたい。そのうち母子ともにベストポジションを見つけられると思うんだけど、添い乳があまりできないとなると、夜間の授乳がつらい。壁際に座って、授乳クッションをひざにのせて、その上に赤子を抱っこして授乳するんだが、そのうち(母のほうが)眠くなって首がこっくりこっくり垂れてくる。夜間のオムツ換えも、わりと半寝の状態で行っているので、はっと気づくとどえらい姿勢(猫背でお姉さんすわりの崩れたような姿勢とか)になっていたりする。こないだは、寝起きにテーブルに寄りかかってお茶を飲んでいると(なんせ貧血なのですぐにすっくとは起き上がれない)夫が、「今、『ゴブリン』みたいな様子になっているよ」と教えてくれた。(で、ファイナルファンタジー2の戦いのテーマソングを歌ってくれた 怒)で、思ったのは、美容面・健康面ふくめ、産後のからだのトラブルの原因のひとつに、こういう、「自分では意識しないうちにとってしまっている悪い姿勢の積み重ね」があるんだなと。産後クラスに通って、解剖学的にからだに負担のかからない筋肉の使い方を知っている産後女性ならば、いわゆる完全に覚醒している時間のあいだ、そうした正しい姿勢を意識的にとることができるしそれはなにより有意義なことであるのだが、実はそうやって日中に姿勢に気をつけていても(気をつけないのとは雲泥の差だが)どうしても、どこかしらからだに違和感が出てくる。それが産後。というのは、産後の特徴である夜間の頻回授乳時には、どうしても意識がぼんやりしてしまい、正しい姿勢をとろうとしてもどんどん崩れてきて、いままで癖になってしまっている悪い姿勢をとってしまうことが多いのだと思う。(ミルクの人でも、母乳の人でも)。添い乳だって、横向きの同じ姿勢で長時間固まってしまうから、決してよい姿勢だとは言えないしね。で、大事なのは、「授乳中うとうとしない!」とか「添い乳しない!」とかではなくて、(だって夜間授乳はどうしたって眠いし、添い乳はなんてったって一番楽だし)むしろ、普段から、自分のからだからのメッセージをよく聞き、からだの状態に敏感でいることなんじゃないかな。「昨晩うとうとしただけでまともに寝てないから、今日はからだ中がバリバリ固まってるわー」とか、「添い寝しっぱなしだったから肩周りがこってるわー」とか、そういうことにちゃんと気づけるようになるのが、なにより大切かと。気づいた上で、肩こり解消のためのセルフケアや、床ずれ・腰痛を改善するための骨格調整など、適切なケアをほどこせるといい。そういうからだからのメッセージを無視し続けていると、ちょっとした「違和感」が蓄積し、本格的な「不調」に見舞われてしまう。そのために、産後クラスは4回のレッスンで、「日常生活での正しい姿勢」だけでなく、「トラブルが起こったときの解消法(&予防法)」までもお伝えしているのですね。と、マドレボニータの産後プログラムの必然性にあらためて感心する私。ところでちょっと話はそれるけど、ひとつの姿勢で「固まってしまう」っていう表現は、赤ちゃんのいる女性のからだの日常をよくあらわしているかも。もうすぐ寝そうな赤ちゃんを抱っこして、おっぱいを離してくれない赤ちゃんに乳をやっていて、長時間同じ姿勢のまま「固まってしまう」ことが、産後女性の日常には実に多い。「あー誰かいればすぐそこのティッシューとってもらうのにー」とか「誰か電話でてくれー」とか、赤子との日常はそういう状況の繰り返し。特に産褥期は、じっと動かないで口ばっかり動くので、周りにも嫌がられる…。もちろん悪い姿勢でかたまるより、骨盤を起こして肩を押し下げて、正しい姿勢でかたまってたほうが、なんぼかいいに決まっているけれど、それでも、こうやって「固まって」ばかりいると、「思い切り動きたい!」という要求が出てくるものなのだ。この、からだのダイナミズムを感じたい!という要求って、意識するにせよしないにせよ、多くの産後女性が持っているんじゃないかな。産後にヨガやピラティスもいいけど(そして私も来週から通い始めるけど)そういう要求にこたえるのって、やっぱり有酸素運動なんだと思うでよ。と、またマドレボニータの産後プログラムの必然性に感心・・・ってこれって手前味噌日記ってやつですね。うふ。
2007.10.05
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産後3週間たったし、近所への買い物あたり行ってみるか、 と長男しめじと近くのスーパーへ車で行く。 (しめじ氏は風邪で月曜から保育園休んでいる…これまた大変) 楽勝かと思いきや、 食材を選んでいるうちにどんどん頭痛がしてきて、 視野が狭くなり、 集中力がなくなってふらふらしてきた。 那覇市では一、二を争うでかい食品フロアーだったこともあり、 広大なフロアーに溢れる膨大な情報量に脳と目がついていけず、頭痛…みたいな。 帰りの運転も集中力を欠いて危険だった~。 午後にきてくれたシッターさんによると、 「家では自覚症状ないのに人やものが多いところで頭痛・ふらつきが起こる」のは、貧血の人の特徴なんだとか。 確かに、産後の貧血に加えて(日々改善されてはいるが)、 ここ数日は輪をかけて睡眠不足だったから、そういうのも要因かも。 (発熱長男と新生児次男に代わり交代に起こされていたため) まあしかし、少しシャバに出掛けてみて、 初めて客観的な物差しで自分の体調回復度合いがわかった感じ。 こうやって少しずつ行きつ戻りつつゆっくり社会復帰(?)するのはいいかもしんない。
2007.10.03
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俗に「二人目は楽よ~」と言われるとおり、 乳をよく飲み、よく寝て、あまり泣かない第二子えのき。 ギャングエイジ真っ最中の三歳男児・長男しめじが強烈すぎて、 (シッターさんにも、いまどき珍しいぐらい元気で子どもらしいお子さんですねと言われる野猿ぶり) なんつ~か存在感が薄い。 が、今日のえのき氏は暑さもあってご機嫌ななめで、 おっぱいでも抱っこでもおむつ換えてもほとんど寝てくれず、 わりとぐずりっぱなし。 正午すぎに夫と長男が帰ってきてからは、 (二人は空港にじじばばを送りに行ってた) まさに今寝た!という絶妙のタイミングで長男による「寝室破り」が行われ、 (絶叫とともに猛然と走りながら寝室に突入し、 ベッドの上で跳び跳ねたのち、 赤子に激烈な接吻を繰り返す行為) 「ンギャー」と起きてしまい、またまた眠れず…。 結局17時頃やっと、夫が私の代わりに寝かしつけてくれた。 「バランスボールで弾んだら速攻で寝たよ~」とのこと。 「かなこはなんでボールをさっさと使わないの?『専門家』なのに」 と言われました、ごもっとも… 自分の中で、 有酸素運動=産後3週間~1ヶ月以降、 という定型図式が出来上がっていて、 そのせいで、 夫ではなく自分がボールで赤子をあやすという発想自体、 湧かなかったんだわね。 それまで夫にさんざん、 えのきはボールで弾むとすぐ寝る! しかも寝る前にすっごく笑う! という話を聞いていたのに。 (妊娠中だけでなく産まれる直前まで母体と一緒にボールで弾んでたから、 当然と言えば当然) 冷静に考えたら、 赤子を抱いてあやしながら軽く弾むぐらい、 今の体調を考えたら十分可能なはずなんだよね。 人間の視野って、 思い込みによりすぐに狭くなっちゃうのだなあ。 気を付けたいものです。
2007.09.30
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週末。愛知県から義父母がやってきてくれている。昨日も今晩も、長男しめじは、じじばばと一緒に国際通りのホテルにお泊りで大ハッスル。(先週末は、別のじじばばと那覇市新都心のホテルにお泊りで大ハッスルしていた。)今日は、夫にも「どうしても取材しておきたい仕事」があり、(教科書検定に抗議する、沖縄の県民大会があったので)久しぶりに赤ちゃんと二人きりの静かな夜を過ごしています。産後、主に長男しめじのことを気遣って毎週末にじじばばが入れ替わり立ち代り飛行機でやってきてくれていて、しめじとがっつり遊んでくれて、すごく助かっている。が・・・10月にも3連休ってあるのね!ひー。どうやって乗り切ろう?9月10月って連休多すぎじゃあ…。☆☆☆さて、先日、弛緩出血で派手な出血祭りを経験した私。「弛緩出血」でネット検索してみたら、●弛緩出血とは・・・●お産のあと、胎盤がはがれた所からの出血が止まらず、大出血を起こすこと。子宮筋の収縮が悪いときに起こり、多胎や大きな赤ちゃんで子宮への負担が大きく、子宮筋が伸びきった状態になったり、妊娠中毒症で子宮の機能が落ちている人に起こりやすくなります。だって。「弛緩出血」の体験者談を読むと、全員、分娩直後の出血。私みたいに、退院診察では子宮収縮が順調だと言われ、実際に悪露も少なくなってきていたのに、産後10日後の正午前に突然嵐のように出血した…なんていうやからはいなかった。変なの…。子宮筋の収縮は、少なくとも退院時には順調だったし、多胎でもなく、赤ちゃんがとても大きかったわけでもなく(まあ小さくはないけど)妊娠中毒症でもなかったんだけど、ううむ。ただ、今週水曜に受けた診察で、胎盤のほんの一部が子宮内に残っていたことが発覚!(退院診察のときには言われなかったのだが~)その場でほとんど掻き出してもらったが(痛かった・・・呼吸法でどうにかしのぐ)、また出血しはじめたので、大出血したらやばいので残りの掻きだしは来週ね、ということに(うえーん)。で、この胎盤遺残があると、子宮の回復が妨げられたり、弛緩出血する恐れもあるそうな。しかし、そもそも胎盤がなんですっきりさっぱり残らず剥離しなかったのか、それも気になるところ。思わず担当医の先生に「妊娠中の暮らし方とかが関係してるんですかね?」と聞いてみたところ、(だって次の妊娠出産時に気になるもんね)「胎盤の子宮壁への付着のしかたが原因だから、妊娠中の過ごし方が悪かったとか、そういう問題ではないと思うよ」とのお答え。そうなのか…???で、またネットで調べてみると、私のケースは以下のものだったようだ。●付着胎盤(正常胎盤の剥離不全)●胎盤が子宮壁に付着している筋層との結合が密でなく、真の癒着(ゆちゃく)ではないものを付着胎盤ということがあります。胎盤遺残の多くはこの付着胎盤です。よくわからんが、本当に子宮壁にしっかりひっついていた胎盤だったら分娩後にべりっときれいにはがれるものが、中途半端にしかひっついてないために、逆にべりっとはがれずにいつまでも子宮内に残っているってことかしら???なんか、自分しか興味ないだろうトピックを長々とすんません。しかし、こないだ大出血で病院に駆け込んだときは外来の時間だったので、下半身血だらけで、車椅子で外来にいた先生のもとに運ばれ、さらに緊急処置後には貧血により意識を失いそうになったため今度はストレッチャーに乗せられ別の処置室に運ばれた私・・・外来の待合室にずらり並ぶ妊婦さんに、得も知れぬ恐怖を与えていると思うと(実際みなさま目を見開いてこちらを見ていたし…)まことに申し訳なく、気がつくと、運ばれながら「みなさん出産は怖くないですよ~!」と妊婦たちに呼びかけていた(ほんとに)。が、4人ほどの助産師さんがそれぞれぎゃーすか叫びながら移動していたので、きっとあまり聞こえなかったかも・・・。(どっちにしろ、血だらけのお前が言うなっちゅう話)妊娠中の早期「おしるし」騒動にしろ、今回の大出血にしろ、よかった点を探すなれば、普通の妊産婦よりも頻繁に産院に足を運ぶことになったため、助産師さん全員と顔見知りになれたことかしら。私が出産した浦添総合病院の産婦人科には、助産師さんがなんと約20人いるそうで、しかも全員が全員、「プロだなあ」という方々ばかり。知れば知るほど、助産師さんて本当にすごい仕事だ。あんなにハードなはずな仕事内容にも関わらず彼女たちが他のどの仕事をしている人たちよりも生き生きと楽しそうで元気はつらつ(死語?)なのは、やはり新しい命と毎日出会っているお仕事だからなのかな。そう考えると、産後のセルフケアインストラクターも、同じ。この世に生まれたばかりのほやほやの赤ちゃんたちと、その赤ちゃんたちを産み育む母たちと日々出会うお仕事。赤ちゃんたちはそこらへんに勝手に寝転がったり泣いたりしているだけに見えて、実はその場にいる大人たちに、すごいエネルギーを与えてくれているのかもしれない。と考えると、実にお得な仕事だなあと思わずにはいられません。って、久々に長くなにか書いたらまとまりがなくなりましたが。
2007.09.29
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ブログに書きたいことはいっぱいあれども、なかなかまとまってパソコンに向かう時間がとれない産褥期。今日も産褥シッターさんに3時間きてもらったけれど、(週2~3日きてもらっている)その間は昼寝&生協注文書記入(リアル・・・笑)であっという間に過ぎた。とりあえず、へそnet.の産後のセルフケア教室、11月から4回コースを再開予定です。会場は押さえたので、近日中にへそnet.のHPのほうに告知開始&広報開始する予定・・・。最初のうちは、赤ちゃんのお世話は、今来ていただいているシッターさんに引き続きお願いしようと思っている。ところで、そのうち書きたいとうずうずしているトピック●夫の育休、の意外な落とし穴!●陣痛中のからだのつかいかた ~バランスボール、ダンスステップ、骨盤回転、呼吸法等~●夜間授乳について●二人目育児と一人目育児の違いなど。えのき氏が起きてうなっているので(あまり泣かずにおっさんのように泣くのだ)、終わります。
2007.09.27
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出血祭りはその日のうちに収まり、 翌日には無事退院してきています。 (大丈夫、逝っちゃってない?なんてメールが友人からきたりしたもので。まだ逝ってませんのでご安心を!) 大出血の理由は結局はっきりせず、考えられるのは「弛緩出血」だそうだけど、 なじぇ、あんなにも順調に収縮していた子宮が突然「弛緩」するのか、 謎であるし、無自覚に突然「弛緩」したというのは恐怖でもある。 水曜にも診察受ける予定だけど、 三人目の妊娠出産のためにも(あるかわからんが) 他の妊産婦さんへの情報提供のためにも、 原因をちゃんと探っていきたいと思う。 ☆☆☆ 産後二週間たったので、からだの変化メモをば。 ●寝汗……落ち着いてきた。 最初の一週間は、 本当に寝起きにびっくりするほど汗かいてたものだが、 あれは妊娠中に溜め込んだ水分を、 一気に外に排出している作用だと、何かの本で読んだ。 妊娠中はいろんなものを溜め込む体質に誰しも傾きがちだと思うけど、 (水分だけじゃなく便も溜め込んだり) 産後はその点、「排出・解毒」って感じである意味心地よい。 血(悪露)と汗(寝汗)と涙(精神的にアレになるので)だけじゃなく、 乳もぴゅーぴゅー飛ばしてるんだから、 どんだけからだがエネルギー出力に傾いてるかって話だ。 こんなときにダイエットっつーのは、 こう考えるとほんとナンセンスですね。 ●腹……ほとんど平らにへこんだ。 今回(って前回もそうだったけど)、 実験の意味もあって、 ウエストニッパーやガードルなど締め付けるものは一切してないのだけど、 それでも普通に戻りました。 まだ妊娠前より少し大きい子宮の部分が少し出ているぐらい。 が、中央線(てJRじゃなく腹の中央の線)はまだブリブリに濃いし、 一度伸び切ったために皮膚もずず黒く、 そのコントラストが面白い。 自分でもさんざんクラスで言ってきたことだけど、 産後の体型づくりにおいて肝心なのは、 何よりも筋肉の正しい使い方の実践なのですね… と我が身を持って実感。 もちろんその筋肉の正しい使い方を意識するために、 補佐的にグッズを使うのはいいと思うけどね。 ●シモ 尿カッティング(ほとばしる尿を途中で意図的に止めること。私の創作語)ができるように! めでたい! コツは、骨盤を完全に垂直に起こして (そうじゃないと腹筋の力をフルに発揮できない)、 下腹部を瞬間的にぎゅっと締めるように腹に力をいれること。 もちろんそのときに会陰周辺の筋肉にも自動的に力が入ってるんだけど、 私の場合、会陰周辺だけの筋肉に力を入れるより、 下腹部をぎゅっと締めるという意識で尿カットにのぞんだほうがうまくいった。 多分、シモ関係の問題は、 骨盤底筋と下腹部の筋肉を連携してうまく使うことができれば、 大部分解決するんじゃないかなあと思う。 今回の実感としては、 シモ問題に関して、骨盤底筋のトレーニングもいいけど、 同時に腹筋力も鍛えないと、 解決までの道のりが長いんじゃないかなあ…。 以上、産後二週目のからだメモでした。
2007.09.24
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まっこと、産後は油断ならないざんす。 なぜか本日、産んだ産院に舞い戻ってベッドに寝ているわたくしです。 子宮からの弛緩出血とかいうらしいのですが、 正午前にトイレにいったら突然出血が止まらなくなり、 トイレから携帯で産院に電話。 夫の運転で急遽産院に向かうも、 笑っちゃうほど出血が止まらず、 気付くと、 ズボンもTシャツも膝に抱っこしていた赤子も (まだチャイルドシート買ってなかった) そして夫の車の助手席も血だらけに… ホラーですな。 ワシこのまま死ぬんかい…という思いがめぐりましたが、 「まあ大丈夫でしょー」と夫は至って冷静で、 赤子ときたら、 どんどん自分のからだが血浸しになっていくにも関わらず、 爆睡してました。 病院では子宮内隅々の触診という、 陣痛に匹敵するナイスな痛さの診察を受けましたが、 胎盤が大量に残ってる風もないとのこと。 出血量は500ml。 現在、子宮収縮剤を点滴されながら、 赤子とともに何時間も寝ております。 退屈…だす。 今日は念のためここで泊まることに。 ここで一句… 鍛えても 過信はいけない 産後のからだ スポーツしたりしましたか?と聞かれたが、 スポーツどころか家事すら全くやってないのだがなあ。 あ、でも今日、洗濯機の「洗濯」スイッチ押した… ひょっとしてあれがいけなかったか!? まあともかく、 予想外に平穏な産後を過ごしていた私に対する、 ちょ~しに乗んなよ!という天からのつっこみかもしれないですね… すでにお腹もかなりぺったんこになり悦に入ってたのだが! 今回の妊娠出産は、 最初から最後まで出血騒ぎだなあ… お騒がせ産婦。がっくり。 しかし職業的にいうと、 貴重な経験ができますたね。 死ななくてよかった、 ネタゲット。
2007.09.19
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夜中の授乳・・・後にお腹がすいて目が覚めちゃって、ついでなのでブログ書いて寝ることにしよう。昨日は、ベビーシッターサービスの会社からシッターさんにきてもらい、産後の「マザリングケアサービス」を3時間、初体験。マザリングケアとは、読んで字のごとく、ベビーではなくマザーのケア。一日24時間マザーやってるんだから、週に数時間でもマザー業をプロにシェアしてやってもらわないと、全く持ってこっちの身が持たないもんね!ちゅーわけで、お願いしてみたのである。(↑以上、横森理香風に書き出してみた。)たった3時間だったんだけど、最初の10分かけてやってほしいことを話し合い、その後、シッターさんによるえのき沐浴(って何がなんだか…)を「おー、さすがプロ」といいつつ眺め、気持ちよくなったえのきと私は爆睡。おきてみると、洗濯物はきれいに畳まれ、部屋の片付け・掃除機がけが終わり、たまっていた食器も洗われ、夕飯(ゴーヤーチャンプルーとサラダと切り干し大根の煮物)も作られており、かーちゃん感激。ずっと連休で長男しめじがいたので、昼間に休めるのは退院後ほぼ初めて。体力回復できたし、なにしろ起きたときにすべてが整って心地よい状態になっているという素晴らしさよ・・・。プロのサービスは、なんちゅーか、かゆいところにも手が届く感じ、そして、家の中に少し一般社会からの涼しい風が入ってシャバの雰囲気を味わえる感じがよい。そして、なんせ相手はプロなので、実家の母なんかと違い、アレコレむやみに聞いてこないで勝手に判断してやってくれるのがいい。もちろん最初に基本的な希望はこちらからきっちり伝えるのだけど、包丁の場所とか、みりんの場所とか、ふきんはどれ使っていいのかとか、そういう細かいことは全部、勝手に判断して考えてやってくれる。(まあ、ヘルプの人にあれこれ聞かれるのが面倒なので、産前に、すべての台所の引き出しにラベルを貼ったりという工夫もしていたのだが)あとで長男と一緒に帰宅した夫と、「いいね~」「どんどん利用しようよ」とささやき合う。連休かけて双方の両親が交互にやってくるので、今週・来週は週2回できてもらうことにする。来週か再来週あたりには、クリーニングの人にもきてもらおうと画策中。☆☆☆長男しめじは、産直後のいっちゃっているようなハイテンションは落ち着いたものの、やはり神経が過敏な感じで、ちょっとしたことで怒り、すね、いじけたり、かといって弟はかわいくてしかたなく、しきりに抱っこしたがり、「赤ちゃんかわいい~ん(はぁと)」と夢中。普段はしなかったような悪行を繰り返し、いさめたり叱ると大げさに泣き、「ママもパパも大嫌い!赤ちゃんだけ好き」などとわかりやすくすねる彼。「自分が両親にとって一番・・・なんだよね?」というのを、あらゆる角度から確認しようとしている、と考えると実にけなげ。なんだけど、つきあうほう(夫)も大変みたい。なんせ、いままで平日はほとんど子どもと顔を合わせず、週末にお出かけしたり外食したりしてともに楽しむのが主の、いわゆる「いいとこどり育児」をしてきた夫だけに、「扱いづらさ通常の1・5倍」になっている長男とずっと行動をともにするのは、かなり、人間の器を試される修行のようだ。(とはいえ平日昼間は子どもは保育園なので、大変なのは週末だね)トムとジェリーみたいにしょっちゅうけんかしたり仲良くしたりしている(笑)見ているとハラハラしてしまうこともあるが、夫は夫なりの一定した基準で子どもと接しているのがわかるし、なんやかんやで最終的には仲よさそうなので、今のところはなるべくクチを挟まないように見守りたいと思う。一見、昔みたいに週末だけ「パパ大好き~」されていたほうが父子の関係は良好だったように思えるけれど、こういう、親子がまっこうからぶつかって葛藤する経験も大事だ。きっと、家族という関係を強固にしていくプロセスで、こうして父子が愛情を持って格闘したという経験は、何よりも貴重なものになるはず・・・(?)。
2007.09.18
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昨日無事に退院してきました。 退院後からが大変なのだろうな~とびびりつつ。 本日から連休なので、義母がヘルプにきてくれます。 しめじの相手に加えて、おっぱいマッサージをやってもらおうのが楽しみ(義母は現役保健士で、過去に母子保健指導に関わってたのでおっぱいマッサージの技術を持っているのです) 義母にパイ揉んでもらうってどうよ!?と一人目のときに独身友達にはびっくりされたが… 別に気にならない、感覚へんなのかしら。 ☆☆☆ 妊娠中は、床に少しでも汚れを見つけたら、よっしゃ~とばかりにぞうきんしぼって、アホほど床拭きしていたのに、 産んだ今となっては、できるだけ視界をぼやかして(笑)、うっかり自分で掃除してしまわないように自制しなくちゃならない。 どうしても気になる汚れならば角のたたない言い方で夫に頼んで拭いてもらうか、外注の掃除の人に来てもらう。 この急変に自分がいかに耐えられるか(ってオーゲサだが) しまこ先輩の産褥記にあった通り、[自分でやってしまえば早い・タダ]の思考に潜む傲慢さを自覚し、あえて人に委ねることを学ぶ時期なのだね…としみじみ実感。 夫は掃除・洗濯・料理とすごく頑張ってくれてるので感謝。 が、彼も息抜きが必要だろうし、私も外からの新鮮な空気が欲しくなると思うので、 来週からは数日、産じょくシッターさんを手配しといた。 プロの働きかたを垣間見れるのが、楽しみ…。 ☆☆☆ 産じょく期の腹。 へそ周辺からみぞおちにかけてが、ふかふかまんじゅうみたいに柔らかくなっとる…。 弾力がなく、指で押すと果てしなく深く入っていく感じ。 産後の、二本の腹直筋が左右に開いて真ん中が空洞っていうのは、 まさにこの状態なのね!!とプチ感動。 退院診察のときに体重測ったらすでに6.5キロ減っててびっくりしたけど、 からだのフォームという観点では、体重減るだけじゃダメなのね、やはり。 以上、産後の徒然でした。
2007.09.14
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帝王切開では味わえなかったシモ問題。今回じっくり味わっています…ええ、尿が自力で止められない症状がまだ続いてます。尿もれはないんだけど、これだけでも十分気持ち悪い。きゅって止めたいきゅって。予想と違ったのは、普通に腹に力が入ること。意外に、骨盤垂直にして座っていても全くきつくなく、妊娠時代と同じ感覚。(でも骨盤周りの靭帯がゆるんでるので、ずっとあぐらをかいてるとお腹よりも股関節がつらくなってゴロンとしたくなる)でもそうだよね、お産前日までバカスカ腹筋使ってて、お産でも[いきむ]という腹筋力を最大限に生かす最終ステージを経なくては産めなくて、それて赤ちゃんが体外に出ていくと同時に腹筋がなくなるってことはないよね。産後、突然腹筋がなくなるというよりは、後陣痛やオシモ傷などのせいでお腹に力を入れるのが怖くなる、というのが正解なのかな。今は後陣痛はすっかり落ち着き、次ステージ、おっぱいの張りに襲われています。とはいえ、えのきがびっくりするほど飲んでくれるのでカチンコチンとかにはなってない。ときどきフットボール抱きで溜まり乳を飲んでもらったりしてます。
2007.09.12
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本日午後、赤ちゃん(みなさまの予想通り、ネット名えのき)が搬送先の病院から私が入院する病院に戻ってきました。 よかった!まだ点滴してるけど。 おっぱいあげると子宮が収縮するのがわかる… すごいな~人間のからだ。 さて産後ハイの心配して頂きましたが、それが自分でも不思議とまだこない。一人目のときは自分の中の世界に対する窓が一度洗われたようなものすごい高揚感に襲われたのだが、今回はとにかく、逆に長男の異常なテンションが気がかりでしかたなく(長男ハイ?)、私自身は妙に現実的で落ち着いている。 でも、からだのあれこれって特に産後の嵐のようなこの時期には忘れてしまうものなので、それを記憶しておきたい気持ちが強く、ついブログ書いちゃうのよね~。 でもさすがに携帯は目が疲れる…から主にノートにもメモっていこうと思う。 目の使用もそうだけど、別病院に搬送された赤ちゃんに面会するため産んだ当日に歩いて車まで移動したり、妊娠中にもりもり健康母ちゃんだったため、ちょっと座ってると長男が同じ感覚でいつのまにか肩車になっていたりと、野口整体とか実践した方にはガクガクブルブルのダメ産後スタートな私。 まあ取り返しがつかないってこともないだろうから焦らずいきますがね。
2007.09.10
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みなさま、お祝いのコメントありがとうございます。実に嬉しいもんだ…。しかし、変な時間に目が覚めちゃったよ… ほんとは赤子の世話でもしなされってことなんだろうが、別室入院中の新生児の泣き声(えも知れずかわいい)でも聞きながら、忘れないうちにメモ。会陰は少し裂傷あり、でいわゆる溶ける糸で縫ってあるんだが、今のところ、円座クッションなしで座っても用を足しても、なぜか痛くない。が、これとは別に、尿を足すとき自力できゅっと途中で尿を止められないことに気付く。うお~気持ち悪い!必死に脳から膀胱周辺筋肉に信号を送り尿切れと格闘したが(負けず嫌いなもので…)今日はわたすの負け(尿の勝ち)。お産当日で麻痺してるだけなのか、もう少し続くものなのか要観察。それよりも後陣痛!けっこう痛いもんなのね。帝王切開のときは麻酔づけだったし、なにが何の痛みやらわからなかったので新鮮。さっそくうつぶせ。最初かなりびびりながら…腹にはもはや誰もおらず、愉快に肉が余ってるだけなのに、たった数ヶ月の習慣の力はすごい。うつぶせいいですね、痛みがかなり和らぐし下腹部があったまる。ついでにニューさんじょく体操。それにしても、尻が実に偏平。産前というよりも妊娠中よりも明らかに急に偏平。さんざん腹しか出てない、後ろからは妊婦に見えないなどと妊娠中に言われていて、私もそりゃそうだ、後ろ姿まで変わるのは歩き方とか服装が妊婦風になるからだろうと思ってたけど、実は妊娠するとほんとに腰も広くなっていたのだね。子宮が大きくなるにつれて腸骨が左右に張りだし、実際に尻が大きくなっていたのかな(そこで魅力的なぷりけつになるか、ただの幅広台形尻になるかは本人の筋肉の使い方次第)。出産後急に子宮が小さくなったから、なのか、妊娠中パンパンだったお尻が急に勢いを失って寂しい尻になっています…。手で触るとうわ、なにこれと思うほど。そして腹。弟出産による興奮とここ数日のイレギュラーなライフスタイルにより、すっかりテンションおかしくトチ狂っている長男しめじ(産後の午前中、母子二人きりでゆっくり個室で過ごしたりしてその後かなり落ち着いたが)に、もう赤ちゃんいないよ!とぶよ腹見せて触らせてあげたら実に大ウケ。ぶよ肉を熱心に揉みまくってました。でもヘソは以前と同じように上がる。ヘソ上げしたあとは縦に二本の腹直筋も見える。でも皮膚が余ってぶよってる。面白いな~
2007.09.10
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今朝の七時に、3320gの男の子を無事出産しました。帝王切開後の初の経膣分娩に成功。赤ちゃんの頭が出た時点で、助産師さんが陣痛室で爆睡していた長男を起こしてきてくれ、意図せず夫・子どもとも立ち会いすることができました。私自身はいたって健康体なのですが、赤ちゃんの呼吸数が正常より多いとのことで、なんと長男と同じく、大学病院のNICUに午前中に搬送されてしまいました…(産後すぐのカンガルーケアができたのがせめてもの救い)数日後には私の入院する産院に帰ってきてこれそうですが、オール母子同室で母乳育児に熱心なこの産院で、赤ちゃんと離れて過ごす夜は実に寂しいっす… でもせっせとおっぱいマッサージと体力回復にのぞむわ!我が尻を触って、突如のぺったんぶりにびっくらこいているなかいでした…
2007.09.09
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はい、まだお腹大きいです!(しばらく音信不通にしてると産まれた!?と思われる予定日前後なので、念のため!)今回の妊娠では、32週からおしるしみたいのがあったからお産が早まるかと思ったけどやっぱり普通に正期産になりました、よかった。予定日は1週間ちょっと先、子宮口は3センチほど開いていて、鮮血状のおしるしも出てるので、そのうち陣痛くればいいなーとわくわくしています。つうかでも今回の経験を踏まえ、「おしるし」にひじょーに懐疑的になっているわたくし。おしるしって何のしるしだよう、信頼できねーっていう気分がぬぐえません…。子宮口がいくら柔らかくなっていても、やっぱ子宮が収縮してくれないとね。あとは赤さんが外界に出てくる決意をするのを待つばかりです。予想外に産前に時間ができたので、毎日の床拭きはもちろんマタニティヨガに通ったり、ボールエクササイズやアイソレーションなどの鍛錬をしこしこしたり、本をしこたま読んだりして楽しく過ごしています。昨日はこの本(『生かされて』イマキュレー・イリバギザ著)を読んで号泣。本当にすごい本でした。出産前に読んでよかった。☆☆☆さて、こないだ見逃して激しく後悔していたTV番組、NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』の神谷整子さん特集の回ですが、さっそく昼間に再放送されていたらしく、それを偶然、夫が見つけて録画しておいてくれていた!意外といいやつ。神谷整子さんというと、カリスマ助産師としてその界隈では超有名人。みづき助産院で助産師として働くかたわら、自宅分娩も介助しているスーパー忙しい助産師さん。私も一人目の妊娠中、とある本(『産む快感』眞鍋じゅんこ)を読み、神谷さんにぜひお産の介助をしてほしいと考え、みづき助産院でのお産を決めたのでした。助産院にはたくさんの助産師さんがいて、入れ替わり立ち代り付き添ってくれていたけれど、陣痛期後半はちょうど神谷さんの出番だったようで、希望通り神谷さんに介助していただくことができた。子宮口全開から12時間以上がんばったけれども最終的に胎児心音が落ちて、その瞬間、大学病院への搬送を即座に決断したのも神谷さん、救急車にも一緒に乗って移動し、私の帝王切開の手術の間、ずっと夫と付き添ってくれたという思い出があります。ブラウン管に出てきた神谷さんの端正な顔を見て、なつかしさでいっぱいに…。陣痛を促進するために行うよう指導される、「船漕ぎ運動」「しこ踏み運動」も、なつかしい!しこ踏みは最近よくやってたけど(私すごいうまいんだよ、しこ踏み)船漕ぎ運動は忘れていたなーと思い、さっそくやってみる。これはかなり腹筋・背筋を使いますな。面白い。☆☆☆ベテラン助産師として仕事をする上で、(あえて)「経験にたよらない」ことが大事だと考えている、と番組内で神谷さんは語っていた。もちろん過去の豊富な経験とそこから学んだ膨大な何かがあるからこそ、彼女の今の仕事ぶり・そして妊婦からの絶大な信頼があるのだろうけれど、同時に決して、その経験豊富さを過信しすぎない、という危機的意識もこれまた大切、ということなんだろうな。いくら医療が発達した現代社会でも、お産は生死をかけて行う大イベント。そして1人ひとりのケースが全く違う、「生もの」でもある。神谷さんは、実際に妊婦のからだを時間をかけて触ったり、メンタル面も含めて妊婦と話し合う時間を持つことで、「過去平均データ」や「機械が読み取ったデータ」だけでは得られない、妊婦1人ひとりのナマの側面を、自分自身の直感すらもフル稼働して、常に見つめようとしているんだろう。そしてそのためには、自分の豊富な経験をふまえた上で、一度あえてそれらを捨て去り、曇らない目で、目の前の妊婦の状態・お産の進行を見て、さまざまな判断を下すことが大切なんだろう。私の場合、あとでわかったことだけれども、胎児が羊水内で胎便をしており、それを飲んでしまって苦しくて心拍が下がっていた。あのとき神谷さんの即断がなければ、母子ともにどうなっていたかわからない。(実際、立ち会っていた夫は「これまで自然分娩のためにこんなにがんばってきたのに、もうちょっとがんばってみたほうがいいのではないか!?」と思ったという)神谷さんにあらためて感謝すると同時に、お産ていうのは、ほんとに何が起こるかわからない、いいお産のために自分がやれることはやりつくした上で、あとは自分の我を超えた大いなる意志というか、運命の流れに身を任せるという潔さも大事なのだなあ・・・と、一人目出産で得たレッスンを復習。そうすることで、一人目のときもそうだったけれど最終的に予想外の結果に終わったとしても、決して後悔したり、人のせいにすることはないから。二人目出産直前にこういう番組が放映されたのも何かの意味があるんだろうな。とおもっちょります、明日から39週妊婦。
2007.09.07
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産後のトリップ本のひとつとして購入しておいた、水野愛也著『LOVE理論』。待ちきれずにちょっとページを開いたらこれがまた期待以上の面白さで、一気に読んでしまった。「うわっつらKindness理論」とか、「BTO(ブサイクティーチャーオノ)理論」とか、思わずうなってしまうような理論のたくさんあるなか、一番「そうかも!」と思ったのは「DK心変わりの理論」。これは、「女は好きな男とセックスするのではなく、セックスした男を好きになるのである」という理論。だから、女性と初めてDK(ディープキス)をした日にはそのまま別れてしまうと女性の気持ちがすーっとさめていくので、必ず、絶対に、DKしたその日のうちにセックスしないといけない、というものです(笑)。でも、セックスした男がすごいしょーもない男でも、やってしまったあとで、自分の価値を下げたくないあまり、「とはいえあの人、わりといけてるんじゃ」となんとか思おうとする女心、なんかすごいわかる気がする。で、年中しょーもない男にだまされているような悲しい女性ほど、なんかそういうこと言ってたりするんだよねえ。で、そこにつけこむこの理論(笑)。男の、相手に対する愛情ポイントはセックスポイントがマックスで、あとは急降下、女の、相手に対する愛情ポイントはセックスポイントのあとから急上昇、という図表も参考になる。って、臨月妊婦の読書感想文がこれかと…。「ママのおなかをえらんできたよ」とか読んどけよ、といわれそうですが。(*読みましたよ、いい本ですよ)いや、でもこの本、最後は泣かせますよ。本当に。愛也と名乗るだけあって、本当に愛あふれる人なんだなあと伝わってきます。この水野氏と私は同学年で、1976年生まれ、いわゆる「ナナロク」世代。とはいえ、ナナロクって本当は、1976年前後に生まれたネット起業家のことを指すらしいから、厳密には私はナナロクじゃないけれど。私たちの世代は本当に質実剛健な世代というか、自分たちが高校生の時には、世の中は「女子大生ブーム」。いざ大学に入ると、ミニスカートにルーズソックスの「女子高生ブーム」になっていて、マスコミ的にはまったく注目されなかった世代。流行っていたのは、「清貧の思想」とかそんなもん(笑)。バブル崩壊後で日本経済も質実剛健で、世の中は就職氷河期。まともに大卒で即就職って人は、まわりを見渡しても少数派。私も水野さんも、世間的にはいわゆる偏差値の高い大学を卒業しているにも関わらず大卒後、まともに就職できてない(orしてない)。ちょっと前のバブル世代の人たちは、大学卒業したら3,4つは就職のオファーが自動的にきていたなんていう話をきいてどひぇーとびっくりしたものです。でも、「いい大学→いい会社」というレールに乗れなかった世代だからこそ、インターネット経由でオタク文化を培ったり、はたまた起業したり、水野さんたちのように自分たちが楽しければいいというルールで好きなことをやって本を出したり、そういう人たちが生まれたんだろうなと思う。なので、同学年の水野氏・古屋氏(riceというプロジェクトチームを水野氏と組んでいる)の目覚しい活躍が嬉しいし、今後も期待している私であります。☆☆☆8月27日は沖縄では「旧盆」で、子どもの保育園も昨日まで4連休~~。保育園お休みの月曜(27日)は妊婦健診があったのだけれど、NST(ノンストレステスト)や採血、心電図チェックなど長時間になりそうだったので、31歳母と3歳男児のお互いの快適な時間のために、早々にベビーシッターさんを手配。息子はベビーシッターさんが大好き。なんせ、一対一でがっつり遊んでくれるから。おりがみ、おままごと、お絵かき、しゃぼんだま・・・。いくらでも遊ぶことがあるようです。予定より延長してしまって必死こいて帰っても、「ママ、もう帰ってきたのー」と言われる…。思えば、いつも一緒にいるはずの親でも、ここまでしっかりと子どもに向き合って遊んであげていないもの。保育園での保育士さんも、集団としての子どもたちを相手にしているので、また違う立場。こうして考えたら、シッターさんは「じいじ・ばあば」の立場に似ているのかな、かかりっきりで遊んでくれる。息子が赤ちゃんのときは、よくベビーシッターさんに預けていたけれど幼児になった今ではほとんど利用していなかった。でも、4連休のさなかに3時間でもシッターさんに来てもらうと、母子ともに精神的にすごく!いいということが判明。(こないだも4連休のときに1度きてもらった)家も必然的にキレイになるし(笑)、事前の顔合わせで、信頼できる人かどうかわかるので、安心して預けられるし・・・。赤ちゃんを最初に預ける先として、保育園の一時保育ではちょっと、まだ幼いわが子を十分見てもらえるのか心配・・・という方には、思い切ってベビーシッターさんにきてもらうのも、オススメです。(お値段が心配という人は、ファミリーサポートセンターを利用するのもいいし。)
2007.08.29
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こないだ助産師さんに、「なかいさんの様子を見てると、ほんとに妊娠は病気じゃないんだなーと、なんだかしみじみ思うわあ」といわれた。(注:別に私、妊婦健診のたびに元気自慢とかマッスル自慢してるわけじゃないですよ!)ということは、日々、病人風の妊婦に多く接しているってことかしら?もちろん、合併症のある人とか、既往症のある人とか、切迫流産・早産の人とか、本当に病的症状のある妊婦もいることはいるし、そういう人たちのケースは分けて考えないといけないけれども、全体の妊婦数からすれば、ごく一部のはず。正常な妊娠経過をたどっている健康な妊婦であれば、変に病人づらをするのではなく(そういう人に限って、妊娠中はしょうがない、とトラブルを諦めてしまいがち)健康な妊婦なりに、もっと「健康」「快適」を追求していくことが当たり前になればいいな。その助産師さんは、てきぱきと身軽に動くとてもしゅっとした見た目の方で、聞けば、歩く姿勢、立つ姿勢にも普段からすごく気を使っているそうな。「ウォーキングしてる妊婦さんの歩き方をみたら、こうやって猫背で、ぺたぺた膝下だけで歩いている人が多いのよね~、で、腹筋を使って胸を張って歩くのよ!と教えても、なんかイマイチぴんとこない顔をみんなするの・・・どうやら、意味がわからないみたい」と、以前お話してくれた。うーん、近々へそnet.で、そういう人たちも「ぴんとくる」ような歩き方・腹筋の使い方、を伝授できるような妊婦向けのクラスを持とう!と思ったのでした。☆☆☆とはいえ、私にもついにきましたよ、「むくみ」が!実は、もともと脅威の太い足首を持つ私。アキレス腱の存在を全く感じられないと評判の、サリーちゃん脚なのです。健診のたびに、「足むくんでる?」と疑いをかけられて触られるんだけど実はむくみではなく普通にぷっくり太いだけ。「あらーこれはむくみじゃないのね」と感嘆される(喜んでいいのか・・・)。こないだも、4人の子どもがいる保育園のお母さんから、「いよいよ妊婦っぽい脚になってきたねー」と言われて「いや、これ妊娠前から、こういうずんどこ足首なんですよ」と答えて足首を触ってもらうと、「ほんとにむくんでない・・・!」とびっくりしてたもんなー。でも、おとといの夜に「そういや三陰交のツボってあったなー」と思って息子に絵本読みながらなにげなく、5分ほど押しまくってふと見たら・・・ぎょえーーー、押したあとがべっこりへこんで戻っていないではないか。みんな「むくみ」って簡単に言うけど、これってホラー映画もびっくりの事態じゃない?自分の脚が自分のものでないような・・・怖いですよ、恐怖体験ですよ。普通に押しただけだと、すぐに元に戻るので、そんな重度のむくみではないと思うんだけど。その後はもう躍起になって股関節のつまりをとる動きや、足首まわしや死ぬ前のゴキブリエクササイズ(我が家での名称、仰向けになって手足を宙に突き出してぶらぶらさせるやつ)をやったもんね。ちなみに、もう臨月だしお腹もばんばん張ってもらわないと、と思いいろいろやってるんだけど、今のところ私にとって効果のある(つまりいい感じに子宮が収縮してくれる)ベスト5を紹介します。5.ボールエクササイズでひたすら上下に弾む4.胸のアイソレーション練習3.せまーい場所(トイレなど)でのスクワットでの床ふき掃除 (何度も立ち上がってぞうきんを洗ってまたしゃがんで、の繰り返しがよい)2.おっぱいマッサージ1.重いものをもって歩く!(私の場合、上の子17キロを抱っこして歩く)ボールエクササイズでしっかり上下に弾むと、赤ちゃんの位置が下がってくる。ここ数日で、みぞおちあたりにスペースができて、かなり赤ちゃんが下がった感じがしています。多分、ボールエクササイズのいろんなステップももちろん各自効果はあるんだけど、シンプルに上下に弾むときが、一番垂直方向にからだをシェイクできるので、ごんごんと赤子の頭が下におりてきてくれるのではないかと・・・。予定日すぎて焦って、赤ちゃんが下がってくるよう、自然な陣痛がつくよう、いろいろ試す人の話は多い。私も一人目のとき、予定日過ぎて、階段という階段を上り下りしたり、3段目からジャンプしたり、最後はしこを踏みまくったりして結局予定日から9日遅れで産んだクチ。今回どうなるかはまだわからないけど、他の妊婦さんたちにも共有できるよう、「お腹を張らせるための効果的な動き」や「赤ちゃんの頭が下がるための効果的な動き」をいっちょ自分を実験台にいろいろ試してみようと思っています。
2007.08.24
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「リラックス」って、たとえば、集中して精神・肉体の力を一気に発揮する、という行為に比べて、誰もができる「簡単なこと」のように思われている節がある気がします。でも、必要な場面で本当に精神的にも肉体的にも弛緩するというのは、実はすごいスキルが必用なんではないか。「さあ肩の力を抜いてー」とか「はーい、リラックスー」とかよく聞くフレーズですがね。それがそんな簡単にできれば警察いらん、みたいな場面も多くあるように思います。(産後の交感神経フル始動で、何を見ても発情期の猫のようにイラつくときとかさー、お母さん肩の力を抜いて、とか言われたらさらにブチ切れますな、私なら)二人目出産を控えて、ソフロロジーという分娩における自己コントロール法に興味を持ち、ときどき寝る前にCDを聞いてイメージトレーニングしている私ですが、ソフロロジーって、「いかに陣痛中にリラックスできるか」を鍵としているのね。陣痛の間にかならずある間歇期(痛みがなくなる時間)、その間けつ期にどれだけからだとこころを弛緩させて、余計な緊張や不安から解放され、子宮の筋肉の緊張を緩めて赤ちゃんと自分自身の、肉体的・身体的な消耗を減らすことができるか。を決定的に大事なことと捉えている。そのために、妊娠中からCDなどを使ってイメージトレーニングをせっせとする。陣痛中にリラックスする、というのは生半可なことではなく、突然本番に挑んで「はい、肩の力を抜いてー」なんて助産師に言われても、できない人がほとんど。だから、「リラックスのための」予習&自主練しておきましょう、というのが、ソフロロジーの目的なんだと思う。(まあ繰り返しになるけど、これってマタニティヨガなんかでも同じだと思うけど)それぐらい、「いざというときにリラックスする」というのは難易度の高いこと。思い返せば、一人目の出産時、全然この「間歇期」を感じられなかったんだよね。ずーっとひっきりなしに痛みを感じていて、全然途中に休まることがなかった。あれも、余計な不安感や恐怖心がもたらした過度の緊張によるものだったのでしょう。おかげで見事な難産だったものねえ。☆☆☆陣痛中や試験・試合前など、そういう緊張状態のときにリラックスするのが難しい、っていうのは誰しもわかると思うんだけど、最近よく雑誌とかで言われてるのが、現代人は日常生活でも真のリラックスができてない、ってこと。で、それを切り口に必ず紹介されるのが、「アロマトリートメント・エステ・美容院・スパ・岩盤欲・ヨガ・ネイルサロン・スピリチュアル関連」などなど。でもさー、ヨガはおいといて、ほんとにスパなんかでそんなリラックスするかなー。業界的に、いわゆる『リラクゼーション』のカテゴリーに置かれているから、消費者としてもなんとなくだまされて(?)「ああ私ってばリラックスしちゃってる」みたいに思い込んでる部分も多いんじゃないのかしら。半分、自己暗示、悦入、みたいな。リラックスの定義もいろいろあると思うけど、なんとなく「リラックスした・・・かも?」なんていうのじゃなくて、本当に実感できる形で心身ともに緩ませることを目的とするのならば、頭だけじゃなくてからだもしっかりと動かすことによって、日常生活にメリハリをつけることが、一番大事じゃないかと思う。ただぼーっとしているだけじゃ実は全然リラックスしてなかったりするもん。(妊婦はひたすらぼーっとしましょうとかよくアドバイスされるけど、予定もいれず家でごろごろしてても心は悶々として、身体も不調なままで、ぜんぜん緩んでいないって人の話、よく聞くよ)身体が健康な人にとっては、からだを動かして運動するのが一番てっとり早い。産後とか病気中とか、そこまで健康じゃないって人でも、なんらかの形で、自発的にからだに働きかけることはできる。ストレッチをしたり、骨盤呼吸法をしたり、整体法を試したり、それも難しい人は、ただ瞑想をしたり腹式呼吸をしたり。その人の状況によっていろんな段階と方法があるけど、本当に効果的に心身を緩ませるには、自分の身体に自ら働きかけることが、一番効果的なのだと、なんか最近また実感しています。雑誌やTVの特集などに乗せられて、現代人はリラックスできていない!→リラックスして癒されよう!→他人にからだとこころを委ねてリラックス「させてもらおう!」という発想になりがちだけれどもね。やっぱりリラックスひとつとっても技術が必要だしそれは最終的には自発的な行動を伴わないと得られないもののように思う。本当に疲れているときには、他人にただ触ってもらう、なでてもらうことですごくエネルギーがわくものだしそういう意味でのリラックスの存在は否定しませんが。ある程度元気になったら、自分の心身のメンテナンスのためにも、自発的にからだを動かして、その後に心身をゆるませる、というメリハリを大事にしたいものですなーなどと思う臨月妊婦でした。
2007.08.21
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昨日の日曜日はわたくしの31歳の誕生日でした。なぜか、中城城跡で真昼間にがっつり歩いたあと、夫と息子と一緒にいつもは敷居が高くていけないナハテラスの中の和食レストランへ。夫からおいしい食事&繊細なつくりのネックレスをいただき、ついでになぜか占星術に詳しい(・・・)夫に、二年半ぶりにしし座から「土星」が抜けるといういい話もきき、「土星」中の日々から学んだことを振り返ったりして、素敵な誕生日に。そして今朝、保育園にいくと、長らくともに妊婦していた(そして産後のセルフケア教室にも通っていただいた)Kさんが週末に無事出産したことを聞き、「きゃー、いよいよ次は私の番だわ☆」と気合が入る。保育園の帰りに那覇市のファミリーサポートセンターに寄り、夫ができないときに上の息子の保育園送迎をお願いするサポーターさん二人と、顔合わせ。無事すませて車をぶっとばして58号線を帰ってきていると、くるわくるわ、消防車が次々と。計8台ぐらいと出会う。帰宅して、テレビで何が起こったかを知ってびっくり。昨日、台湾は東京よりも近いから、今度二泊三日あたりで小旅行にいこうねと夫としゃべっていたところだったのに。まだ身元が確認できていない乗員の方々も、みな無事であればいいのだけど、ほんとに。そしてあわただしく家から出て行った夫を見送りつつ(夫は記者なので)こりゃいかん、ここ1週間はできれば産まないほうがいいと気を引き締めてしまったわたくし。こんな大事件が起こったら、彼はほぼ家に帰って来れず、育休もしばらくは取れないはず。そもそも、出産後4日間ほどの私の入院期間、上の子どもの面倒を見ることが全く不可能になる。無事臨月に入って、どんどん動きまくって産むぞーと意気揚々としていたが、またちょっと微妙な立場に(笑)まあ、産んだら産んだでどうにかなるとは思うけど。こういうことも想定して、産褥シッターやファミサポなど、ちゃんと契約&登録して顔合わせしておいてほんとよかったわー。まあこういう、精神が緊張状態にあるときに、陣痛は発生しないと思うけれど。あとは赤ちゃん自身がベストな時期を決めてくれるだろう。話はそれるけど、夫は会社に申請して、私の産後、1ヵ月半の育児休暇をとってくれることになっている。こないだ産婦人科に単身、出産予定日の証明書をもらいに行ったそうなんだが、(女の園の産婦人科待合室で、たった一人、どんな顔でたたずんでいたのだろうか…)その後私が妊婦健診で産婦人科にいったら、3人もの助産師さんに、別々に、「あの証明書は何に使うの!?」とあからさまに興味しんしんに聞かれた。聞くと、沖縄では男の人が育児休暇をとったりすることがまだほとんどなく、実際に病院に男性が、出産予定日の証明書をもらいにやってくることなんてほとんど受付史上初、ぐらいの出来事だったらしい。「ほら、私の言ったとおりでしょ」「えーやっぱり内地の男の人は育休とるんだーー」(!?)「すごい、いいわねぇーーー」と激しくうらやましがられました(笑)。でも、夫は「育休中にダイビングの資格取りたい」とか「しめじと東京ディズニーランドにいきたい」とかリアルに意味不明なことをぬかしているので、お前は育休ってどういう意味の休暇かわかっているのか、と昨晩、小一時間問い詰めたりしたところ。今一度、夫にやってほしいこと、を綿密に話し合っておかないといけませぬね。ところで沖縄各地にある、世界遺産になっている城跡・・・ちょっとしたトレッキングぐらい、いい運動ができます。城といっても屋根なぞなく、くずれっかかった城壁だけ。足元はでこぼこの石、チャレンジングな角度の坂道や石畳の急な階段を、沖縄の炎天下の中ひたすら歩くのです・・・。途中から、城とかほんとどうでもいいって気持ちになること請け合い。こないだ今帰仁城(なきじんぐすく)にいって、昨日は中城城(なかぐすくじょう)にいった私ですが、思ったことは、「この人(夫)って、私のことを気持ちいいぐらい妊婦扱いしないなー」・・・一般的には、崩れかけの急な、古い石階段を臨月妊婦が登ったり下りたりするってこと自体、ありえなく人々の恐怖をあおる出来事だと思うのですが、夫のアテンションは100%息子の安全確保に向けられており、しかも時折、ふたりでかけっこしてはしゃぎすぎ、あっという間に遠くにいってしまいます。(そして現在のプチ巨体を揺らして、ひいふういいながら追いつこうとする私)上の子を抱っこしても、公園で一緒に遊んでいても、いちいち周りに「大丈夫?」と不安がられるのがありがたくもうざったかったりする妊婦生活ですが、一番身近な人間には爽快なぐらいスルーされています。この心配しなさっぷりは、愛する妻自身の、身体力と判断力への信頼からきているのか・・・きっとそうだと思っておこう!なんか結局、夫についての日記みたくなったけど・・・育休前にがっつり働け!っていう神様からのおぼしめしかも、がんばれ夫。
2007.08.20
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本土のみなさまはお盆休みのようですが、ここ沖縄ではむしろお盆というとウークイと呼ばれる「旧盆」(8月27日)のことなので、Uターンラッシュだの長期休みだののニュースを聞いても、なにやらピンとこない。さて、来週末に晴れて妊娠36週になるまではと運動量を気持ち抑えつつじりじりとこの週末を過ごしているわたくしですが、このたび晴れて、マドレボニータ認定の「産後セルフケアインストラクター」になることができました。ただいまじんわりと喜びをかみしめつつ、認定インストラクター限定のメーリングリストの過去ログなどを拝見して激しく気持ちを引き締めたりしています。しかしほんとに、出産前にせっせと東京に通っておいてよかった。妊娠中は「身重」なんていわれますが、考え用によっちゃ、赤ちゃんが生まれたあとのほうがよっぽど「身重」なのだもの。認定を受けて、今あるのは、わきあがる興奮というよりも、淡々と嬉しいという気持ち。こうやって「お墨付き」をもらうこと自体にはいろんな価値がありますが、この「認定」はあくまで、私にとって今まで3年間やってきた活動の延長線上にあり、今後もこの仕事を追及していく上でのひとつの里標にすぎない、という感じです。同時に、この機会に今までを振り返ってみたりして、活動開始当初、私の(超)つたないリードに文句もいわずつきあってくださった熊本のタマリロ☆マザーズのみんなの懐かしい顔を思い出したり今までクラスに参加してくださった産後女性と赤ちゃんたちの顔を思い出したり、しています。私は産前・産後にちょっとトチ狂ってファンシーな気持ちになってアロマテラピー・アドバイザーの資格など取ったりしたのですが(アロマがトチ狂ってるのではなく、私がアロマ、というのが狂っている)アロマの資格は、(ある程度までは)それこそ単独で勉強すれば取れる。でも、この産後セルフケアインストラクターの仕事は違う。単独で勉強・鍛錬して認定試験に合格するかというと決してそうではなくて、そういった単独での勉強は当然のこととして、最終的にはあくまで「対人」で、人との関わり合いの中で経験を積むしかない。そんなこんなで、今まで私に貴重な体験をさせてくれた方々に感謝したいです。☆☆☆この認定試験は今年度から本格的に整備されたため、まだ認定インストラクターの数は少ないです。なので、ただマドレボニータという組織にのっかって、受身で「認定を受けた、やっほー、肩書ができた☆」というのではなく、今後は「産後セルフケアインストラクター」という職業をより多く輩出していくためにもまだ微力ではあるけど、自分の力を注いでいきたいと思います。産後セルフケアインストラクターは、職業としてはまだ黎明期。大先輩のshimangさんも以前書かれていましたが、私たちは「この仕事をしている」だけでなく、同時に「この仕事を(業界ごと)つくる」という活動もしているのだと思います。(shimangさんの関連日記をリンクさせようとしたが、日記の量が多すぎて探せず断念・・・)さっきのアロマテラピー・アドバイザーの例をまた引き合いに出すと、アロマの場合は(AAJなどの大きな団体だと)、組織づくりもある程度完成していて、すでに社会的に認知されたニーズ(アロマ=癒し・リラックス=現代人には大事!みたいな)がしっかりとある。「アロマを勉強したい!」という人は、まずは市販のテキストを買って、エッセンシャルオイルのキットを買って、資格試験を受ければいい。あとは、どんどん高度な試験に挑み、ステップアップを図り、そして講師として、もしくはプラクティショナーとしてそれぞれの場所でデビューしていく。産後セルフケアインストラクターの場合は、まだ、「デビューへの道」がそんな風にお膳立てされていない。なので、それぞれに、「産後のセルフケアインストラクターって一体なんだ?」とか「これって社会的にどんなニーズがあるの?」とか、そういう基本的な疑問から取り掛かっていき、自分の頭とからだを使って、そうした疑問に対して日々取り組んでいかないといけない。だから、現役の認定インストラクターだけでなく今後、産後セルフケアインストラクターを目指す人たちには、「認定してもらって、デビューする」という受身的な姿勢だけでなく、「一緒に、産後セルフケアインストラクターという職業を作り上げていく」という姿勢が必要とされるのではないか、と思います。お膳立てされた平坦な道を好む人には、今のところ、向いてないといえるのかな(笑)でも、「仕事をつくる」というのは大変だけど、きっと数倍エクサイティングでやりがいのあることのはず。私自身で特筆するべきことといえば、地方からせっせと通って認定インストラクターになった、ということだと思っている。でも振り返ると、今まで地方に住んでいるからといって、「不公平だ」とかいう不満とか、「いいなあ東京の人は」という羨望とかは面白いほど、感じることがなかったし、そのような発想がわいてくる余地もなかった。やりたいこととやるべきことが明確になっていれば不平不満や嫉妬・愚痴は出てこないものなんだなあ・・・というのが振り返っての感想。これは、「仲井さんは特別だから」で片付けられる類のものであろうか?たぶん違うと思う。「淡々とポジティブ」でずっとこられたのは私の素敵なところではあると思うけど(笑)、でも限定的な「才能」ではないはず。ここらへんのメンタリティのからくりを解きたい。同時に、実際的に、地方在住の人が認定を受けるための道のりを段階的に整備する。というのが、当面の私の任務だと、勝手に思っています。とはいえ、一人の認定インストラクターとしてもまだまだ課題が満載なわけで、詳しい評価表をまだ頂いていないのですが、それが届いたあかつきには、しばらくはインストラクターとしての個人的な課題の改善にド必死になると思われます…。
2007.08.12
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本日二回目の日記。さて、来週末に臨月突入の私ですが、なんかどう見てもおしるしみたいのが、もうちょこちょこあるんだよね(笑)早!もう産まれるか!?診察してもらうと、子宮口が内側から少しずつ開いてきている、つまり、「内子宮口が開き始めている」とのこと。(内子宮口が開くことに関する、わかりやすい図はこちら)これは、子宮が柔らかくなっている人に多いそうです。お腹の心配な張りは特にないので(それでも少しは人並みに張るようになってきたけど)、切迫早産を言いわたされて安静指示を受けたり、とかはしてない。まあ要するに、お産の準備が確実に始まっていますよ~ということらしい。子宮頚管も2.5センチで、私の主治医いわく「まあ短めだけど普通だよ」。だけど、これって産院によっちゃ即、安静指示か入院指示なところもあるみたい。ほんと、産院によりけりなんだなあと思う。主治医いわく、「まあいくらおしるしきてても、子宮収縮ないと産まれっこないしね~。あなたの場合、張りもないし。お産に向けての正常な準備ってことでしょう」みたいな感じで、特に安静指示もなし。逆に、一人目帝王切開だったにも関わらず、今回こんだけ子宮が柔らかく準備されているのはすばらしい、大安産かもよ、みたいに喜ばれた。ただ、赤ちゃんの別病院への搬送を防ぐためにも、産むのは36週以降を目指しましょうということで、あと1週間ちょっと産むのは待っときましょうと。35週というと、赤ちゃんの体重も心肺機能も、普通はもう出てきてOK、の場合が多いそうなんだけれどね。それまで(ほんのちょっと)おとなしく過ごそう・・・。でも、こういうことに関して、なによりもアテになるのは妊婦自身の「勘」だと思うんだけど自分自身、35週以前の「早産」をしそうな感じがまったくしないんだよね。だから大丈夫ではないでしょうか。お産自体は早くなるかもしれないけど。(とかいいつつ、夜中のトイレ時にお腹が張ると、「すわっ、陣痛か!?」と焦る私)で、一人目は何をしていいやらわからず、出産本や漫画やインターネットで他の人のお産の始まり方などを読んだりして、無駄に焦ったり悶々としていた(だけの)臨月だけど今回は、「お産早まるかも?」という兆候を受け、急遽ばたばたと、でも具体的な用意をしてます。一人目の送迎のためにファミリーサポートセンターの登録をしたり、産褥シッターをお願いするシッターさんと上の子の顔合わせのためにベビーシッティングを頼んだり、夫の産休申請具合を確認したり、夫の会社にベビーシッター割引券を申請してもらったり『産前・産後のからだ革命』を参考に、産褥床の必須アイテムを整えたり、なんか肉食多くて胃腸に負担かかりそう~と思いつつヨシ○イのお試し2週間を頼んだり、生協に入会したり、私以外の人も物の場所を把握できるように、引き出しという引き出しにラベル貼ったり、産褥シッターさん用の家事手順メモを作成したり、最近体調悪いし仕事もしているのに、産褥ヘルプに来る気まんまんな実母に、「きみのサポートには期待してないし、体調悪いのを押して家事されてもこっちも気を使って大変だから、くれぐれも、来るなら赤ちゃんの顔を見に来る程度の心構えにしてくれ」と頼んだり(なんかひどい娘みたいだけど)、無限かと思えるほどやることがある。しかし、これは二人目だからこそこんだけ具体的に準備事項が浮かぶんだろうな。あとは、産前・産後の必須アイテムを買い揃え・・・一人目のときもお世話になった、マリエン薬局の『ライフサポートブレンドハーブティー』。効果はさておき(いや、多分いろいろ効能あるんだと思いますが)この暑い沖縄の夏、ついつい冷たいお茶ばかり飲みがちだけど温かいハーブティーをゆっくり飲む習慣がつく、それだけでかなりもうけもん。ついでに、産後の会陰ケアや赤子のおむつかぶれにもよいかなと思い、『ヴェレダのカレンデュラクリーム』も一緒に購入。あとはスリング。先代スリングの北極しろくま堂スリングは、友人にあげちゃったので、新たに購入。一人目の経験から、わりと産後の帰宅後すぐから室内で使うように思うので、産前から用意しておくことにした。(おっぱいあげながらご飯食べたり、のときに便利)ピースリングとくらべて迷いに迷った結果、コストパフォーマンスの面から、A-isso のスリングにしました。ピースリングの4万円近くするやつが突然ほしくなってこれを夫からの誕生日プレゼントにしてもらおうか?などと血迷ったりもしたけどよく考えたら抱っこ紐。安いのが用途別に何本かあったほうがじぇんじぇんいいじゃん、と冷静になり、こちらのスリングにしたのであった。莫大なお金持ちならいいんだろうけど、普通の庶民だし、抱っこ紐に4万円って他の生活レベルとのバランスが取れてなさ過ぎて格好悪い。しかも誕生日プレゼントが抱っこ紐ってどうよ。あかんだろ。が、が、こんだけ「準備してます!」風を装って肝心の赤ちゃんの服が、肌着3枚しかない(笑)。一人目の赤ちゃん服は、みんな他の人にあげちゃったから…。後先考えず。保育園のかあちゃんたちに、余ってるの売ってもらえないか聞いてみよう(貧乏くさい)一人目は、かんぺき赤ちゃん服からの準備スタートだったのにねえ。やはり二人目になると、全然違うところに出産準備の重点が置かれるものなのね。まあこんな感じで、出産準備にようやくいそしみ始めた次第です。
2007.08.09
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沖縄で産後セルフケアインストラクターのお仕事をするにあたって(現在産休中だけど)、いつも一番心強く思うのは、志を同じくする仲間(と書くとこっ恥ずかしいけど!)が存在することです。この道子さんという方は、去年末頃から、へそnet.の産後クラスにて、アシスタントを毎月務めてくださっていた。私はいつも彼女から学ぶことがたくさんあって、それは、彼女の「先を見越した準備万端ぶり」とか(私は毎回何か忘れ物をしてしまうタイプなので・・・)、「どんなときもうわべだけの理解だけで納得せず、自分の中にちゃんと落としこめるまで疑問を持ち続けることを忘れない態度」とかだったりするのだけど、それ以上に、どんなときも「逃げない」というところが、すごいなあといつも尊敬のまなざしで見てしまう。逃げないというのは、産後セルフケアインストラクターを目指すにあたって誰しもが逃げられない、自分の弱いところと向き合うという行為から逃げない、という意味。例えば一番わかりやすい例で言うと、自分のクラスでのトークを録音して聞きなおすというだけでも、なれないうちはかなり恥ずかしく、逃げ出したくなる。道子さんは、それを毎回やるだけでなく、必ず自分のいたらないところを自分で積極的に見つけ出して、その課題に取り組もうとする。そんな様子を拝見していると、ほんと、人間が一番成長できるのって、自分の弱いところにぶちあたった、まさにそのときなんだよなぁって思います。できれば自分の弱いところなんて一生見出したくないけど、そういうのを発見したときは、むしろピンチじゃなくてチャンスであって要するにコンピューターゲームでどんどんレベルアップするためのボスキャラとの対戦みたいなもの・・・。毎回クラスで見つかる自分自身の課題に萎えてしまうか、それともレベルアップのチャンスとばかりにその課題に意気揚々と取り組むか。その違いは何よりも大きいと思う。特に、主婦歴(仕事についてない期間)が長いと、「客観的に評価される」こととは無縁になっているので、第三者に評価されて自分の弱いところが露呈すると、とたんに萎えてしまって言い訳を探し始める・・・っていうパターンに陥りがち。でも、道子さんは専業主婦歴長いけど、とても積極的に評価されたがる(笑) いわば攻めの姿勢の人なのだ。こないだ、彼女にとっては初となる、「ボールエクササイズ体験会」を自ら開催。クラス後に2時間ほどみっちり行った振り返りもさることながら、その後に提出していただいたレポートも、とても充実していて、私にとっても本当にいい勉強になる。地方にいて、ひとりでガツガツ活動!っていうのも、きっとできなくはないのだろうけど、生徒さんはやはり「お客様」であって、職業上での同志とは違う。やはりどんな活動も、同じ目線で志を語れる仲間の存在は大事だ。ってめちゃくちゃこっ恥ずかしいフレーズですけれど。てなわけで、ただでさえ暑い沖縄で、道子さんのような暑い(熱いって書くべき?)人に出会えたことに、いまさらながら感謝する日々なのでした。
2007.08.09
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26日は、東京にてマドレボニータ産後セルフケアインストラクターの実技試験を受けてまいりました。感想は・・・来月も再来月も受けたい、願わくば。peachbombさんも書いていらしたが、この試験って、ほんとにゴールではないのね。あくまで、スタート地点なのだと思いました。インストラクターを目指す人にとってはもちろん、すでに活動している人にとっても、自らの現在のスキルを客観的に評価してもらうことで、どんどん自分のプロとしてのスキルを更新していくことができる。しかも、「ただ評価して格付けしてもらう」という一方的で受け身な試験スタイルではなく、評価基準が細かく公開されていて、試験の最中にもどんどんその場で具体的な講評をもらえるので押し付けという形ではなく、あくまで自分で、自分自身の至らない点・課題を把握することができる。そしてそれが次への原動力につながるんですね。ほんとさー、私もそうだけど、「試験」ていうと身構えてしまう人が多い世の中ですよね。何か大きな目標のための通過点でしか過ぎないはずの「試験」なのに、それ自体が目的になってしまっている人の多いこと。大学受験だってそう。だから何かと「準備」ばかりにいそしんでしまい、まだまだ実力が足りないとかなんとかで、なかなか受験しなかったり・・・もったいない。だって試験自体より、試験後にどう課題を改善していくかという着地点のほうが重要なわけだから。(まあ大学受験のように1年に一回のみ受験の場合とかは、ちょっと別だけど)この実技試験に関して、極端に言えば、一通りの勉強を終え、一通りの身体スキルがついた時点で、できるだけ早い段階で受験したほうがいいのかなーと思いました。そこで得た課題を持ち帰って、またすかさず受験して、課題のクリアー具合を確認する、そしてまた新たな課題を(自ら)取りに行く・・・というステップがベストかと。まあ地方にいるとそれがなかなか叶わないんだけどね。今回の受験者は、現役インストラクター二人(カオリ先生、私)と、近々デビュー予定の10期生二人という絶妙の組み合わせ。一緒に受験した彼女たちの熱意と真剣なまなざし・姿勢からも、本当にいろんなことを学んだ気がします。私自身が自分で発見した課題としては、●トークの構成力●Vステップの導入 ●声のコントロール●文脈を共有するスキル(生徒さんの立場にたったトーク、相手の立場に対する想像力を駆使した上での導入トーク)●ボールエクササイズの細かい動きの修正まあほかにも色々あるのですが…。すべて練習次第でいくらでも伸びるスキル。自分自身の産前のクラスはすべて終了したので、すぐにこの練習の成果を自分のクラスで確認できないのが残念ですが、長いスパンでやっていきます。試験後はマコ先生と、今後の沖縄での展開についてあれこれをお話・ご相談させていただく。つねづね、産後セルフケアインストラクターとして、産後女性に直接レッスンを開催するだけでなく、地方(っていうか今は沖縄)でクラスを受けた女性たちや志のある女性たちが、自らも「産後セルフケアインストラクター」になるための、橋渡しの役割を果たしていきたいと思ってきた私。マコ先生とあれこれ具体的にお話しているうちに、わたしゃ今後もどんどん力をつけて「やるどーーー!」みたいな(例の暑苦しい)やる気が満々になりました。今後の展開が自分でも楽しみです。ていうか、産後に向けて「張り合い」があるのって、単純にいいです(笑)。そして、マコ先生があまりにも興奮気味に松本人志のお話をされるので、「大日本人」をスクリーンで観てみようかしら?って気分にうっかり(!)なっている今日この頃です・・・。
2007.07.27
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無事、東京から帰ってきました。日帰りで帰ってこれるんだ、東京って意外に近い・・・。夫や子どもの協力を得て、今回も充実した一日を過ごすことができました。寝不足も続いているのでこれから爆睡の予定です。が、ひとつだけ書きたいのは、実技試験での運動よりも、荷物を持っての階段上り下りよりも、飛行機で同じ姿勢を長時間とりながら座り続けるのが一番きつかった!ということ。車も同じだけど、飛行機の座席に座ると、仙骨を完全に垂直に起こし続けることは困難。離着陸のときに背後に支えがないのは危険(というか無理)だし、飛行機や車って通常運行時でもけっこう揺れるので、それに備えて、背もたれには軽く寄りかかっておかないといけない。あと、狭い機内でひとりだけ背筋ぴーんしてると、隣の人(今日は満席だった)にすごい圧迫感を与えてしまうし。でも背もたれに寄りかかると、少し骨盤が後傾して、これがなんともつらいのです。赤ちゃんのスペースが狭くなって圧迫される感じ。お腹が張ってくる感じもする。ひじょーに不快。一刻も早く、広いスペースでストレッチしたり、立って腰のアイソレーションなどをしたくてたまらなくなる。妊婦にとって、悪い姿勢でただ座り続けるだけが一番よくないのかも。繰り返しになるけど、ほんときつかった。ちゃんと骨盤起こして、脚の付け根から上半身を少し倒してしばらく過ごしてみると楽になるんだけど、すぐに揺れがきて、その状態で本読んだりお茶飲んだりはできなくなるんだよね。よって、臨月の妊婦は確かに長時間、飛行機に乗らないほうがいいかも。(臨月で飛行機に乗るには医者の診断書が要る)それに今日、着陸のとき初めて耳が痛くなった!多分、風邪をひいていて鼻がつまっていたのと、妊娠しているせい(???)なのか、着陸時に気圧を下げるとき、どんどん耳がつまってきて、うわーんと反響しだしてダイビングで習う耳抜きをしてもなかなか改善せず、最後はきーんと痛くなって、「このままだと鼓膜が破れるぅぅぅ」と不安に。そして、そういう不安があると痛みも倍増するのよね。陣痛も結局そうですよね。この後どうなるのかわからない不安感があると、痛みも本来の10倍の強度に感じるのだろうな。というわけで話それましたけど、骨盤後傾させて座っている妊婦をみたら、この人今、すっごい不快なはず!と思っていいということ。(それが結論かよ?)でも快な状態を知らないと、自分が不快な状態にあるということにも気づけないのよねー。さて、明日は徳島の実両親がやってくるので家の大掃除です。おやすみなさいませ。
2007.07.26
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