■人類共通の「健全な学習理論」...これでもか編...自慢ではなく【事実】ですからね。
◎自閉症の療育センターの担当から
「どうやってこんなに改善したんですか?すっごく改善しています!」...2015.12/末
と言われたそうですよ。…だって、「どんぐり式」ですから。普通です。自閉症でも天才肌でも「すべきことは同じ」です。
以下、当人の母親からのメールより、
*(逆に修正不可能な人為的学習障害:ALDを続けた結果も知っておくべきでしょう...保護者の選択ですからね→ 哀れです
――
2015.08/26
お世話になっております。昨日京都の支部を紹介していただきました■■と申します。
六年生の長男の学習履歴と、どんぐりを始めてからの変化についてです。
5年生の4月から、マンツーマンの塾に算数だけ週一通ったのですが、11歳の誕生日を迎えた2月、割合について全く理解できていないことに愕然とし、インターネットで色々調べるうちにどんぐり倶楽部さんに行きつきました。
どの教科も学校の単元ごとのテストでは平均90点くらいとれるのに、実力テストとなると、特に算数はさっぱりで。
また、応用問題が特に苦手で「なんでイメージできないんだろう」「なんで図に書けないんだろう」と困っていたのですが、すべての謎がとけました。
思考力養成を、私がさせてこなかったのです。
幼少期から色々気になるところがあり、四年生の時発達検査を受けたところ、やはりアスペルガ-の疑いあり。
診断は出ていませんが、たぶんボ-ダ-だと思います。(自閉症センターに通っています)
想像力や応用力に欠けるという結果も数字で出ていたので、半ば応用は難しいのかな…と諦めかけていたのですが、応用力がないと学習面のみならず、人生のあらゆる場面で困るだろうと悩んでいました。
長男のまわりには中学受験をする子も多く、脇目もふらず勉強、勉強、息抜きにゲ-ムしてまた勉強。それで良いのかな?良いわけがありません。とはいえ、なぜ良くないのかをはっきり説明もできない。
自分の子育てに確信も持てず、なぜ勉強するのかという明確な答えも出してやれず、苦しんでいました。
「教育は子育ての一部でしかない」
「母親の仕事は子供に言葉を教えること、暖かい言葉のシャワーを浴びせ続けること」
「教育とは人生を楽しむ力をつけてやること」
糸山先生のお言葉を読み進め、包まれていた霧がどんどん晴れていくようでした。感動で涙しながら何日もかけて読みました。バラバラだったパズルのピ-スがすべて繋がりました。
長男に話をしてすぐに塾をやめました。宿題の漢字の反復練習も担任の先生にお願いし、形を変えさせて貰いました。
どんぐり問題を始めて一ヶ月半くらいは本当に苦しそうでしたが、私は産みの苦しみだということを確信していました。
その後様子を見ていて、「あ~、彼の頭の中で、思考回路が繋がっていっている!」と、不思議なんですが手にとるようにわかりました。
どんぐりを始め四ヶ月くらい後に、以前全くできなかった割合のプリントをやってみたところ、じっくり考えて全問解けました!
でも私は驚きませんでした。思考回路が繋がる音、想像力が広がる音、ぼんやりしてした視界がクリアになっていく音が毎日聞こえていましたから、必ず出来るようになると思っていました。
そればかりでなく、図形の問題を解く力、国語の読解力、文章を作る力も自然とアップしていると感じています。量より質だったんだ!と実感しています。
漢字も何回も書きまくらなくても、以前よりしっかり意味を調べたうえで一つずつ大事に覚えているので、ちゃんと文章に使えます。わからん帳も作成し、期間をおいて同じ問題を何度も解くようにしています。
夏休みは毎朝起きたらすぐ、自らどんぐり問題を二問ずつ解いていました。当初2MXでのたうち回っていたのに、半年後の現在、5MXの半分くらいまで終了、しかも楽しみながら解いています。
残念ながら絵図を書かず秒殺してしまうこともありますが…塾をやめ、時間の余裕もでき、親子の会話の時間も増えました。学校での出来事を色々話してくれます。
夜は二人の息子に読み聞かせをするという幸せな時間ももつことができます。もっと小さい時からたくさんお喋りし、毎日絵本を読んでやるんだった…
でも、遅かったけれど、気付いてよかった。出会えてよかった。気付いたところがスタートですね。
私が「言葉を教える」「情緒の安定が最優先」を肝に命じることで、以前はいらいらしたり腹のたっていた子供達の言動(反抗、マイナス思考、乱暴な言葉づかい、時間をダラダラ過ごす、兄弟げんか等…)を、
チャンスと感じられるようになりました。どのように伝えたら、こちらの価値観が子供に伝わるか、自分の気持ちと向き合いながらじっくり言葉を選ぶことで、自然と穏やかに言葉をかけられるようになりました。
すると子供達は魔法がかかったように素直になり、(その場ですぐとは限りませんが、こちらの思いが伝わった時は徐々に感情もおさまり、自ら気分をかえていきます)甘えてくるようになったんです。
可愛い!笑顔が増え、いいところがどんどん目に入り、自然とほめたくなります。
口先だけで話していたり、こちらの感情をぶつけて怒っても、子供達はちゃんと見抜いてるんですね。子供の成長を願って言葉をかけると子供達にきちんと伝わるんですね。
今考えれば当たり前なのに、全くできていませんでした。どんぐりは私達の日々の生活…人生そのものを変えてくれました。暖かく優しく明るい方向にむかわせてくれました。
割合の問題が全く解けなかったことに、今では感謝です!おかげで気づくこと、出会うことができました。
今日は「《比≫を習ったけどなんかよくわからん」と言うので教科書を見ると、また割合と同じく、なんだかややこしい難しげな教え方…
「たとえば~。弟は体重25キロで100グラムのおやつ。お兄ちゃんは体重40キロなのにおんなじおやつの量だとかわいそうやろ?
じゃあお兄ちゃんにはどんだけおやつあげたらちょうどいいかなってことだよ。難しく考えなくても大丈夫!やし知ってると便利で役にたつよ。」
「あ~そういうことか」って言ってました。
「もし体重28.2キロと41.6キロとかだとややこしいやん。だからなるべく簡単な数字に直したらいいだけだよ。」と伝えました。合ってるかな~。
でも、小難しく考えなくても、算数は便利で生活を楽にしてくれるってわかってくれることが大事かな、と今では思っています。比の問題もどんぐりに出てくるのかな、楽しみです。
塾も受験も、こちらが主導権を持って利用するのはいいが、振り回されてはいけない。見えないゴ-ルに向かってやみくもに走らせてはいけない。本当にそうです。
自分の意志で、自分の道を歩いていってほしい。揺るがない価値観をもって人生を楽しんでほしい。
子育て歴11年で、ようやく目指すべきゴ-ルがはっきりみえました。すべて糸山先生に教えていただきました。本当に感謝の一言です。
まだまだ自分の感情をぶつけてしまったり、イライラが押さえられない時もあります。でも、「目指すべき形がわかっている」これ以上の安心感はありません。道をそれてもまた軌道修正できます。
ゴ-ルはまだまだ遠いけれど、「本物」は揺るがないことを実感しています。いよいよ来年は中学生。巣立ちまであとわずか。一日一日が貴重です。たくさん話し、笑い、毎日を味わいたいと思います。
本当に、ありがとうございます。
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