どんぐり倶楽部のテキストなど→ https://nokolabo.jimdo.com
◎未編集で転載しました。順不同、時系列混乱Wリ記事ありますので、必要な部分だけ拾い読みしてください。
<非常に危険な教育会の流れ>
Facebookにあげた一連の記事を転載する
< away と home の原則>
● どんぐり倶楽部の理論には「 away と home の原則」という言葉がある。
「適度な社会的ストレス耐性をつけるための away 環境と常に安心できる場所としての home 環境が必要であり、 away は家庭外に、 home は家庭内に設定することが自然であり効果的である」という考え方である。
従って、学校では多少の社会的なストレス耐性を時期に合わせて無理なく育てられる程度にはある場所が最適であり、そういう状況を利用することで、家庭では
home
一色で事足りることになる。ところが、
away
でのストレスが高すぎて、
away
の環境をまるごと回避する
(
ホームスクールなどにする
)
場合には、
away
環境をどこかで設定する必要が出てくる。また、逆に、適度な
away
状況があってこそ、効果的に機能する家庭外教育であるのに、まるで家庭であるかのような学校だと、家庭が
away
になり学校が
home
になるという逆転現象まで懸念されることになる。ねじれ現象の場合は、学校を
away
に戻せば簡単なのだが、通常は
away
環境が酷すぎたことの反動で
home
的学校を選択しているので、その調整には、なかなか気付かない。
「第3の失敗」はこの、一見良さそうな環境が、実は個別ではなく相関関係を考えた上でのトータルバランスを見ると、異常であることが見えるのだが、どうだろうか。キチンと見えているのだろうか。人間は社会的動物である。最も最後に成長するものは、思考力の後に来る社会性である。この社会性を身につけるには、社会的ストレスに対応するだけの耐性は絶対条件である。通常は、多少意にそぐわない公立学校が最適な環境なのだが
...
。
「小学校の最も重要な理由」は、社会的ストレスを程よく受けながら、ストレス耐性を身につける体験ができるからです。年齢的にも最適です。「 away と home 」とともに重要な項目です。
でもって、こんな感じが理想的かな ... < メールより >
糸山 泰造 9 月 28 日 9:46
定期掲載~~~!
どんぐり倶楽部に出会ったら最初に読むべきページとおすすめの書籍
糸山 泰造 9 月 28 日 22:02
言葉を言葉の本体である「絵図」に置き換えて理解 ( 見えるように ) すると、正確な相関関係を見つけることができる。思考の材料が出揃ったことになる。必要な絵図がで揃えば、これから思考段階に入ることが出来る。逆に、準備を整えずに思考しようとしても、偶然に頼ることになるだけで、思考にまでは至らない。
この絵図では、思考材料が揃っている。
<2年前>
糸山 泰造
2016 年 9 月 28 日 ·
●月に一度(もっとノンビリですかね?)の添削でも、キチンとノンビリ丁寧にすれば、こうなるんですねぇ。
【 5mx95 】※複雑な三連比の問題
>河童 (
かっぱ )
のアッパ君とガッパ君は、毎日雨の滴 (
しずく )
を赤池と青池と白池に集めています。アッパ君は集めた滴の4割を赤池に、5割を青池に、残りを白池に集めます。ガッパ君は滴の2割を赤池に、3割を青池に、残りを白池に集めます。今日、赤池に集まった滴はガッパ君の滴がアッパ君の滴の2倍だったそうです。では、今日ガッパ君が白池に集めた滴はアッパ君が青池に集めた滴の何倍だったでしょうか。 ……………………………………………………………………………
◎絵図の操作を意識的にできるようになっている(どんぐり式をキチンとしていれば)と、この問題でも頭の中だけで一瞬で解答可能です。初見でコレをサクッと頭の中の絵図を使って解いたら<天才>と思われるでしょうが、実は<普通>なんです。 ...
「どんぐり」ならね。説明をしなくていい場合は、むしろ、こちらのほうが使うエネルギーが格段に少なくて済むので、楽ですし、時間も一瞬ですみます。ところが説明を求められると、相手にわかるように再変換してあげなければならなくなる。それは、実は、余計なことであるが、わかってもらうには必要なことなので、絵図と計算式を使った説明もできるようにしておくことも必要なんですね。ただし、それは、説明のためのものであることが大部分です。成長期にすべきことの優先順位を勘違いしないようにしましょうね。
<pic-20180928>
*これじゃあ、普通に秀才くらいにはなるよね。
「普通に天才」と書きたいところだけど … 角が立つらしいので … 。
<算数> ... 連立方程式 … もちろん完全ノーヒント
<
4MX93
>
…
4年生問題を
3
年生が解いた作品の解説
https://youtu.be/KZCC-0ZEuL4
< 2MX34 > … こちらは 2 年生問題を 2 年生が解いた連立方程式
<英語> ... 中学校では、英文法を使って思考力養成が可能ですよ。 Donglish ならね。
どんぐり倶楽部って、宝の山です。控えめに言ってます。「革命的な~」ではなくて「革命」そのものが置いてありますから。
オ マ ケ
<漢字: image-fix 法 ( イメージフィックス法 ) > ... 漢字は一度も書かないで覚えるのが基本ですよ。
<設問解釈:実力を点数に変換するための練習方法>
<長文読解の場合:英語を使っての解説>
<珍しいプライベートレッスン> ...10 年前の録画
糸山 泰造 さんが過去の思い出をシェアしました。 10 月 6 日 22:23 ·
学校単位で「どんぐり方式」を取り入れた場合、どうなると思いますか?学校にいる間に、人を人間に進化させるために人間がすべきことをほとんど終わらせることができます。小学校時代に教育がすべきことは、「感情・感性を潰すことなく、高度な理論思考ができる、視考力を活用した思考力養成を完結させること」です。
本来、溢れるほどの、視考力を持って生まれ、 5 歳まで不自然な子育てをせずに自然の中で「感じ、味わう」日常生活を「丁寧に」するだけで、十二分な原形思考回路が作られます。これは、視覚思考でしかできないことです。この時期の学習を視覚思考の保育でなく、文字学習を中心とした不自然な学習を導入すると、一気に進化は難しくなります。人間本来の力 = 脳の 80-90% のエネルギーを視覚操作に使っているという事実をキチンと織り込んで健全な学習を選んでください。
異常なまでの学力低下が、 1970 ~ 2010(1990 ~は下げ止まりのまま ) に表面化した原因は、具体的には、「外遊び」という日常生活の中での思考回路を育てる環境の変化にあります。日常生活の中にある、最も思考回路養成に適した教育環境が激変したことが、その原因です。私が、このことに気づいたのが、遊びクラブでしかない「どんぐり倶楽部」を作った 1985 年ですから、その数年前から変化が激しく起こっていたのだと推測されます。この、「学力の異常な低さの根本原因は遊び不足」という見方は当たっていました。十数年後の「ゆとり教育」推進派もそう結論づけました。しかし、その解決方法までは辿り着けなかったので失敗に終わりました。現状も同じです。同じどころか、失敗の反動でさらに異常な方向へと舵取りがなされています。思考回路網を育てる期間は 0-12 歳の 12 年間しかあり得ないのです。あらゆる分野から見ても同じ結論に辿り着きます。
思考の臨界期は無料で見ることができる e-book として公開してあります。
私達ができる後天的な進化の手助けは、環境適応能力を活かした 12 歳までの教育です。
思考の原形回路を作っていた「外遊びでの工夫」 + 原形回路を利用して、学校では「整理学習」と発展学習につながる原理原則の理解がうまくいっていた時代は学校も機能できたのですが、原形回路を作っていない生徒を相手に整理学習をしても全く意味をなさないのです。
<3年前>
小学校だけで「健全な教育」は可能か? ... 普通に可能です。月~土まで、毎日6時間通学。毎日5時間は外遊び。1時間だけ教科書の日、どんぐり問題の日を交互に。日曜日は「絶対に勉強してはいけない日」とする。長期休みは「分からん帳」のみで、旅行を中心とした家庭交流、家族交流(親類でのホームステイ)、友人交流、その他旅行中心の自然(人間を含む)の楽しみ方のマスター。
... 簡単ですよ。カリキュラム(進度表)もありますしね。
聞くに耐えない文部科学省の審議内容や答案。どんぐりが、予告しておいた通りに、とんでもない勘違い国語力の強化に向かうようだ。言葉の機能を確認することなく語彙量を増加させて何度も演習させれば自動的にどうにかなるとでもおもっている。呆れる。
教育の失敗は、言葉という記号の機能を教えることなく、言葉を使って言葉を操れるようにしようとしていることにある。教えなくても自然に分かるはずという現代では通じない思い込みを持っているからである。このままでは何十年かかっても無理であり無駄である。
To : PILOT
どんぐり倶楽部の指導者 PILOT の条件 ... 「言葉の力」を「国語の力」と言い換えた文部科学省の下部組織の実践実験に巻きこまれないように防衛策を準備しておくこと。
◎文部科学省が公開した「言葉の力」に関する資料から考えられる今後のお粗末で幼稚な流れを予測したが、稀に見る大きな経済効果が期待できるとなると、動きが速い。既にサバンナのハイエナの如く群がっていた。
*<文部科学省の「発表」を餌として、不安を煽り偽物の解決策を見せて利益を上げる>サイクルが定石である。
*下記を読めば一目瞭然だが、 90% 以上の人は気付かないどころか、有益な情報と勘違いし信じ込む。
●Z 会の総合情報サイト「さぽナビ」に、下記のような記事が出ていた。
【特集】お子さまの「耳からの理解力」、伸ばしていますか?(1) ...2018.5/24
2020 年から全面実施となる小学校の次期学習指導要領では、「生きる力」をはぐくむ指導として、従来の「書くこと・読むこと」だけではなく、「話すこと・聞くこと」が重視されるようになります。
実際、学校生活においては「聞くこと」のウエイトが高いもの。学校の授業のなかでも、話を聞いて考えをまとめたり、意見を述べ合って結論を出したりする学びを取り入れるケースが増えています。この「話すこと・聞くこと」のなかで大事になるのが、「耳からの理解力」(聞く力)です。
情報通信技術が発達して、複雑な内容を耳で聞くのみで理解するという機会が減ってきたためか、「聞く力」は育ちにくいものになっているようです。とくに、短文でのメールやメッセージのやり取りが増えるなかで「話す力」「聞く力」といったことばの運用能力が十分に育成されていないことが、学校や家庭、生活の場でさまざまなトラブルの原因になっているとも考えられます。
一方で、情報化が進む現代では、膨大な情報をすばやく正確に判断・処理をする能力が必要とされ、自らの考えや主張を的確にまとめて発信していく力も今後ますます重要になってくるでしょう。
耳から入ることばは漫然と聞き流してしまいがちですが、学校や家庭、生活の場で、話し合いをしながら行動する機会が増えていくなかで、「耳からの理解力」(聞く力)を意識的に育てていくことが必要とされています。
「耳からの理解力」(聞く力)は、「思考力・判断力・表現力」のベースとなる「ことばを使いこなす力」を構成する大事な力です。そのなかでも「聞く力」の具体的な目標は文部科学省「これからの時代に求められる『国語力』について」に下記のように記載されています。
1. 話の要旨を的確に把握して、その内容を理解できる。
事実や根拠などに注意しながら、話の内容を正確に聞き取ることができる。
聞いた内容をメモに取ったりして、話の構成や展開を理解できる。
話を分析的・批判的に聞き、自分の意見や考えを組み立てることができる。
2. 話し手の気持ちや主張だけでなく、言外の思いや真意を感じ取ることができる。
話し手が何を言いたいのかを探りながら、話を聞くことができる。
話し手に共感でき、言外の思いも感じ取るように聞くことができる。
3. 場面に応じて最後まで集中して、聞くことができる。
話の形態や話し手との社会的関係に対応した聞き方ができる。
話し手の意図を考えながら、講話や講演を集中して聞くことができる。
話をしっかりと聞き取り、確認すべき情報を整理して質問できる。
( 出典 : 文部科学省「これからの時代に求められる『国語力』について」)
また、次期学習指導要領でも「言語能力の確実な育成」という観点で、以下のように取り上げられています。
・発達の段階に応じた、語彙の確実な習得、意見と根拠、具体と抽象を押さえて考えるなど情報を
正確に理解し適切に表現する力の育成(小中:国語)
・学習の基盤としての各教科等における言語活動の充実 ( 小中:総則、各教科など )
(出典:文部科学省「幼稚園教育要領、小・中学校学習指導要領等の改訂のポイント」)
「耳からの理解力」(聞く力)は、一朝一夕で伸びるものではありません。いちばん大事なのはお子さま自身が
意識的に「聞いて理解する」ように努めることですが、どこまで理解できているか、第三者にはわかりにくいもの。
お子さまが実際にどこまで耳で聞いて理解できているか、身体測定のように定期的にチェックする機会があるとよいですね。
「耳からの理解力」(聞く力)を定期的にチェックするツールとして、「日本語運用能力テスト」というものが
あります。このテストは、語彙や「聞く」「読む」「書く」の側面から日本語の運用能力を測るもので、
「聞いた内容のどこが重要なのか」といった日常生活に必要な「聞く力」を測り、さらに伸ばすためのアドバイスを
行っていることがひとつの特長です。また、東京大学准教授の松下達彦先生の監修により「学術共通語彙(=説明文
などの学術的文章で、ジャンルを問わずよく出てくる言葉)」から選んだことばの問題を出題しています。
「学術共通語彙」は、小学校で扱う説明文や新聞、ニュースにも多く使われています。文章を読んだり、聞いたりして内容を理解する力をつけるためには、まず「学術共通語彙」を身につけると、学習の効率も上がると考えられます。
*さて、ここまで読んで気づきましたか? ... 勘違いの羅列である。言葉のトリガー理論を知らずに、この記事を読む
と誰もが信じるだろうが、言葉のトリガー理論を知っている人は、「なぜ、効果が出ないのか」が透けて見えます。
*「従来の「書くこと・読むこと」だけではなく、「話すこと・聞くこと」が重視されるようになります。」と、
淡々と書いてありますが、「従来の「書くこと・読むこと」」だけでも手一杯なのに、とは思わないのだろうか。
「どんぐり倶楽部 言葉のトリガー理論」で検索して読んでください。
> 2020 年から全面実施となる小学校の次期学習指導要領では、「生きる力」をはぐくむ指導として、従来の「書くこと・読むこと」だけではなく、「話すこと・聞くこと」が重視されるようになります。←この一文がボンブ科学省を後ろ盾として営業利益を上げるためのキャッチフレーズに価値を与えてしまう勘違いリンクなのです。「文部科学省が危惧していること」の回避策を私達は提供しているのですよ。 ... という流れが容易にできることを心配していたら、既にでいている。目ざといですね。 ... で、既に踊らされている ... 。こんな茶番を何度繰り返すつもりなのだろうか。 ... とにかく、まずは、言葉のトリガー理論を読みましょう。それから、キャッチフレーズを読みましょう。ひどい勘違いの上に構築された、砂の城だということが見えるでしょう。
文部科学省が、こういう文言を出してはいかんのですよ。 3D プリンターがある時代に、マシンガンの設計図を出して、これは使うと犯罪ですよ。と言ったらどうなるか分かりますよね。常に副作用を考えるべきなのですよ。
糸山 泰造 さんが過去の思い出をシェアしました。 10 月 20 日 13:59 ·
どんぐり流学力養成とは … 頭と心を一緒に育てるのが「どんぐり流学力養成」です。今までの教育の失敗は、頭を育てるという名目で心を切り捨てる手法を学習の中心に据えてしまったことにあります。
心を捨てなければ学習の効率化はできないという勘違いが大前提として横たわっていたので、そこに異を唱え、見直そうとした人はいなかったのです。つまり、学習とはパターン学習の反復以外に方法はないのだという固定観念から抜け出せなかったことが教育の失敗をゆるし続けたのです。
新しい方法を紹介する前に、 70 年代から今までの流れをおさらいしましょう。
第二次ベビーブームの子供達が大勢大学に進学することを契機に受験戦争が始まり詰め込み教育が加速して入試分析にたんを発するパターン学習一辺倒の教育が勉強そのものと思われて、ストレスに晒され続けた結果、犯罪の幼稚さや残虐さが問題になるほどの心の荒廃が露見した。その反省を踏まえて、教育にストレスをかけないですむようにと、ゆとり教育が始まった。本来なら、ここで、ストレスをかけずに高度な理論思考までできるようになる学習方法を編み出せばよかったのだが、そういう発想にはならずに、学習方法自体はこれまでと同じパターン学習一辺倒の学習を、時間をかけてゆっくりするということぐらいしか考えつかなかった。時間をかけるから内容を減らすしかないので、表面的な知識量などが目に見えてられただけの結果となった。
70 年代から始まった学力低下が 80 年代に加速し、 90 年代でそこを打った。
2010 年まで続いた「ゆとり教育」は、表面的な学力さえもつけられないという結果だけを残したので、それ以降の教育は、再度パターン学習一辺倒の教育に戻った。
どの時代にも共通している学力不振の共通点は、パターン学習ではダメだということなのに、そこからは一向に抜け出せないでいる。学習理論そのものを確立していないからだ。このままでは、さらに酷い学力不振に陥るのは目に見えている。
「新しい学習方法」を真剣に考えるべき時期に来ている。ぜひ、どんぐり流の学習方法を検討してほしい。新しい理論、新しい方法が、実践例とともに、世界中からアクセスできるようになっている。
<1年前>
今更ですが、クロッキー帳の大の見開き 2 ページを使って問題を解く理由。
大きな絵図 ( 複雑な構造を表現できる絵図 ) を俯瞰して見渡し、相関関係を読み取ることができる思考回路を作るための最適な手法だからです。
まず、この方法以外では、小学生でこの力を身につける方法はありません。
どんぐり流の思考が「天才の思考」であると言われてきたことが証明されている記録映画がある。アインシュタインの記録映画の中から抜粋してみる。
「独特の思考は子供時代に養われました」
「両親を心配させるほど言葉が遅かった」
「視覚で考えていたせい、と本人は述懐しています」
「難しい物理学的な問題を視覚映像に落とし込み~」
どうだろうか。どんぐり問題をやっている人には、まさにアインシュタインと同じことをしていると思われただろう。まさに天才の思考(思考形態は人類は同じなのです)をしているのだ。違っているのは一点だけで、絵図を書き出さなくても頭の中だけで処理できる容量を持っているかどうかの違いだ。しかし、そんなのは、書き出した方が正確だし容量をその場で増やせるのだから、練習すべき方法はどんぐり流の方である。子供はみんな天才というのは、こういう理論に裏打ちされた手法を持っているから言えることであって、たんに、希望があるとか豊かな反応ができるなどといういい加減なものであってはいけない。ニョキニョキ育っている年の理論もない幼児教育では無理である。 3 歳で脳は 80% も成長するなんて危険なことを言って入力を煽っているようなものはまるでダメである。重量がそうなるだけであって回路のことにも触れてさえいない。ましてや、シナプスプルーニングなど知りもしないだろう。
言葉の力とは … ? ... 文字どおり、言葉で表現された場合に起こる影響を指している。ところが、この「言葉の力」を、「国語の力」と言い換え、更には、この国語の力を読書とすり替えて、読書をすればいいのだ、と思わせてしまうような展開が用意されている。「毎度ご贔屓の」とからかってしまいそうになるほど、酷い『分析』である。もちろん、今回ばかりは、危険の度合いがコードレッドというくらいの危険度なので、もう少しお付き合いいただく。
言葉の力とは、国語の力ではなく、ましてや、読書をしたからといってどうかなるようなものでもない。今子供達が陥っている言葉の壁に阻まれた穴倉生活は、言葉を使う以前の危機的状況の中で起きている事なのだ。
子供たちを取り巻く日常という環境の中で言葉が機能していないのである。機能していない言葉で育てられているから、理解できないし使えないのだ。
詳しく述べる気力はないので、詳細を知りたければ!どんぐり倶楽部の HP で探して欲しい。
ここでは、学校でも家庭でもできる解決策を公開するだけにします。理論や実践記録や進め方の相談の記録などはすべて HP で公開されていますので、勉強してください。
手順は簡単です。そして、重要なポイントは一切ヒントを与えてはいけない事です。当然、何かを教え込むという事も一切禁止されていますので、教えられなくなるなどという事も起きません。
1. 面白い内容の複雑な算数の文章問題を用意する。
*どんぐり問題は年長さんから小 6 までの各学年 100 問の合計 700 問が用意されています。
2. 週に 2 回、 60-120 分ほどの時間を用意して、文章を全て絵図にする。
3. 自分が描いた絵図の中から、求められている答えを探し出す。
*複雑な構成の問題文の場合は、一度描いた絵図に操作を加えなければ答えが見えないようになっています。
4. 小 3 くらいから、計算式も書くように声をかける。
以上です。
絵を参考にして解くのではなく、絵図だけで最後まで解く ことが重要であり、そうすることで、子供一人一人の補強すべきことなども見えてきます。
これだけで、理解力、思考力、判断力、表現力などなど、学力養成に必要な力が全て養成されます。理由があります。また、この方法で学習していると、人間は言葉で考えているのではなく、言葉を媒介として使い、具体的には絵図を材料として使って考えている事が分かります。
つまり、「言葉を目で見えるように絵図化する事が理解するということ」「言葉から導かれた絵図を材料として操作する事を思考ということ」が分かります。
当然、文章に即した絵図を描くには、言葉と絵図が繋がっている必要がありますので、問題が解けない場合などは、解答を見ればその子に必要なすべきことが見えてきます。
英語でも、理解することを「見えます =I see. 」といいますが、実にその通りなのです。私達は、頭の中で視覚イメージを再現できたとき ( 見えた時 ) にわかったというのです。ちなみに、 I got it. も分かったという意味で使いますが、 it の中身は the picture なので、 I got the picture. ともいいます。
◉週に二問だけを、丁寧に文字 ( 言葉 ) を絵図に描き起こして、その自分が描いたオリジナルの絵図を動かして答えにまで辿り着く。これだけの事の中に、複雑な相関関係も読み解く高度な理解力養成と中学で学ぶ連立方程式に代表される高度な思考力養成を全くのノーヒント学習で同時に育てる事ができる方法が使われている。
◉ Visual thinking with emotion ~感性を損なわずに、視考力を活用して高度な思考力養成を可能にする方法
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◉どんぐりの背比べと言われる幼児・児童期に計り知れない学力差が生まれる事をご存知だろうか。この学力のギャップに、世界は、まだ気づいていない。
*能力は同じなのに、学習方法が違うだけで雲泥の学力差が生まれる。
● この本当の学力の差(絶対学力の違い)は学年が上がる毎に、開いていくばかりで決して逆転することはない。この場合の学力とはではなく思考回路そのもの。
● その時々でしか育たない力というものがあるからです。そして、何年もかけなければ育たない力というものもあるからです。どんぐり式なら、どちらも「無理なく無駄なく効果的」に育てられます。しかも、何も教えなくていいのですから、だれにでも可能です。
<どんぐり(地動説世界)の常識>どんぐり日記:もうすぐ 2 年!< 2013-12-12 ( 木 ) >
どんぐり倶楽部をスタートしてもうすぐ丸 2 年。 ... そういえば、おもしろ文章題が目的で買った、「スーパーエリート問題集」。どのくらい考える力がついているのか試したかったので、本編の方で一番レベルが高いトップレベルの文章問題を 2 、 3 やらせてみたら、どれも絵ですぐに解いてしまいました。簡単だったみたいです。
<天動説世界の常識>
*「スーパーエリート問題集」書評:恐るべき難易度の問題集 2013/10/9 By だん
小学校一年生用ということだが、かなりの難易度。千の位の足し算、複雑な魔法陣、歯ごたえありすぎの問題がそろっている。この問題集を見てから、学研や公文のさんすうの問題集を見ると時が止まって見えるよう。小学校 3 年、 4 年でもこれらの問題を解けない生徒はいくらでもいそうに思う。面白いが、これでほとんどの子どもは自信を失うのでは。子どもの成熟度や関心に合わせて上手に使う必要があると思う。
……………………………………………………………………………………………
*もちろん、あちこちで起きてますよ。この問題、誰もわからなかったんだよ。
この問題の絵と式と答えがあっていた子がクラスにたった二人。
<まだまだ -1 >
*二学期(5年生)の終わり、学級懇談会で娘の事が話題になりました。算数の発展学習で、文章題を出したら、解けたのはクラスの 10 人ほどで、しかもそれは学習塾に行っている子どもさんばかりだったそうですが、その中にただ一人、塾とは無縁の娘がいたそうです。(娘はスイミング教室以外に習い事はしていません)
そして、先生が、解けた子らに、みんなにわかるように説明するように言うと、式だけ書いて黙り込む子や、「これは鶴亀算やから」、と言い切る子らを尻目に、娘は黒板に丁寧な絵を描いて説明し出したそうです。
そして、それを見た塾通いの子ども達は口々に「そうやったんや」と納得して、驚き、最初は解けなかった子ども達も、「こうやって解くんか。わかった」と言いだし、先生は驚いて私の出る幕が無かったとおっしゃっておられました。私は、いつも解き終えた問題を見せにきた娘に、解き方を説明させています。その成果もあったのかもしれません。そして、娘がいつも「良質の算数文章問題」を解いている絵付きのノートをコピーして、学級通信で紹介してくださいました。
<まだまだ -2 >
*いつもお世話になっています。うちの兄弟は今度五年生と年長になります。上の子はどんぐりノートが 14 冊目になりました。下の子もお兄ちゃんと一緒にやりたいと言うので少しずつノートに書き始めました。かたつむり問題では、答えは出ませんでしたが、カエルもいるし、亀もいるんだ、といろいろ楽しそうに書いていました。算数文章問題とこれだけ計算、思考の臨界期は購入させていただきましたが、私が添削例を見たいと思いまして、このCDを注文致します。先日上の子が大手のオープンテストを受けて、正答率1%の文章題を正解していて、驚きました。子ども曰く、どんぐりやっていたからだよ、とのことでした。
……………………………………………………………………………………………
*驚くくべきことは、これらの進化が<普通に>誰にでも訪れるということだ。
*注意事項を守っていれば ... ですよ。
……………………………………………………………………………………………
「感味力と視考力の魅力と威力」~これらを知らずに子育てと教育は語れない~
感味力を失えば人間にはなれない。視考力を使わなければ最終進化形態には辿り着けない。 12 歳の思考の臨界期までに、人間的な判断力の拠り所となる感味力を損なわずに、視考力を活用して無理なく無駄なく効果的に、人生を楽しむための絶対学力となる豊かな思考力を養成する。そのためには、健全な教育の理論と手法を会得しておかなければならない。これが、先人の責務である。どんぐり倶楽部は、この健全な教育の理論と手法を提供する。
DONGURI-CLUB<donguriclub@reonreon.com>
◼️させない幼児教育〜決定稿〜【文責…どん… 2021年05月21日
■子供のSOSと周りのアドバイス(文責:どん… 2019年01月31日
■どんぐりをしていると、どんな子に育ちま… 2019年01月21日
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