思考遊戯@レッドビーシュリンプ育ててます

2004.08.20
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カテゴリ: スポーツ歪曲視点
福原愛

福原曰く「負けてすぐインタビューというのは辛いですね」
とのこと。

その一連のインタビューの中でこんなやり取りがありました。

記者
「オリンピックは楽しめましたか?」

福原
「楽しむために来たわけじゃありませんから」




数年前からよく使われる 楽しむ という言葉。

アトランタオリンピックのおり、日本の水泳チームは実績のある選手が多く、大いに期待されながら結果が出せずにいました。

オリンピックを楽しもう を合言葉に、
勝負にこだわらない姿勢で試合に臨む選手たちが出始めました。

その最たる姿が、試合会場に 七色のアフロのカツラ をかぶって入場するというものでした。




楽しむ という言葉は非常に響きのいいものです。

特に日本人には欠けているメンタリティーだと言われ、80年代辺りから 必死にならない、楽に行く ことが進歩的だという風潮があったように思います。

しかし、それは欧米人のいう楽しむという言葉を大いに取り違えてしまった感が否めません。




先に出た福原選手と、バルセロナでの水泳選手団の何人かとでは、どちらがオリンピックを楽しんだでしょうか。

確かに水泳選手の方は勝負にこだわらず、気楽に泳いだと思います。

しかし、オリンピックとは世界最高の心・技・体を鍛えに鍛えてきた選手達が真剣勝負をする場所です。

オリンピックの真髄を味わった といえるのでしょうか。

オリンピックを楽しむ とは、最高の舞台に立てる喜びを実感し、世界の強豪と息の詰まるような真剣勝負を味わえることなのだと私は思います。

それはまさに選ばれた者だけに与えられた 特権 なのです。
世界に通用する実力があるのなら尚更ですね。






クーベルタンが唱えた「 参加する事に意義がある 」というオリンピックの精神。

その言葉には「 死力を尽くして 」という言葉が含まれていながら、当然のことなのであえて記すこともなかった、と私は解釈します。

80年代から90年代にかけての日本のスポーツ界の低迷とこの話はかなり関連性の深いもので、それを見直す動き(反動・カウンター)が今回のアテネでの好成績に結びついているのではないでしょうか。

間違った精神論を全面に押し出しすぎプレッシャーをプレッシャーとしてしか感じ取れなかった時代、プレッシャーから逃げ、勝負からも逃げた時代。

それらを経て、プレッシャーや勝負を楽しめる世代が日本人の中に生まれてきた。

そんな感じです。



てめーまじめぶりやがって、とかいじめないで下さい。普通の事も言いますよたまには。
でも普通すぎて恥ずかすぃ。



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Last updated  2004.08.24 01:29:40
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開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
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