グシャグシャ

グシャグシャ

2007/08/24
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カテゴリ: レビュー(書籍)
動物園を辞めた人と行方不明となった狼の話「動物園のエンジン」、ある村の風習が実はビジネスとなっているのではないかと疑う「サクリファイス」、長い年月の小さな事象が世界を動かす「フィッシュストーリー」、ある空き巣と野球選手の繋がりを描く「ポテチ」の4編からなる作品。

伊坂ワールドを圧縮したような作品です。デビュー作「オーデュポンの祈り」や「砂漠」・「チルドレン」・「グラスホッパー」など様々な伊坂作品の空気感がありますし、随所に名言をちりばめているのはいつもの通り。
特に表題作は自分が生きている意味を探し続けている人には必読の1作。(ちょっとオーバーか)

伊坂作品にしては評価が低いようですが、ファンにはたまらない一冊。

おすすめする方 :自分自身を小さく感じている方
おすすめしない方:これ以前の伊坂作品を殆ど読んでいない方

5段階評価:★★★★★







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Last updated  2007/08/25 12:04:04 AM
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