グシャグシャ

グシャグシャ

2007/11/18
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カテゴリ: レビュー(書籍)
都庁が何者かによって爆破とともに占拠され、家族を人質にとられた元自衛官が知事や政府とともに戦う物語。ハード・シュミレーションだそうです。

9・11、サリン、金融不安、日中関係、テロ特措法など現実のネタがてんこ盛りです。また強い都知事や自分の保守しか考えない鈍い政府なども・・・。
ただ、話を大きく拡げたわりには基本的な ストーリーはシンプルで小さく纏まっています 。盛り上がりにもかけて気がついたら読み終えていて、重いテーマの割りに何も残らない。また登場人物の設定もいまいちです。
きちんと書けば大作になったと思うので残念。

最近「M8」という地震を扱った作品が文庫化されて本屋に多く並んでいたので気になった作家さんですが・・・これ以外の作品はどうなんでしょうね。

おすすめする方 :東京在住もしくは勤務以外の方
おすすめしない方:テロを計画している方

5段階評価:★★







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Last updated  2007/11/18 03:21:05 PM
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