グシャグシャ

グシャグシャ

2008/01/20
XML
カテゴリ: レビュー(書籍)
特殊な能力を持った子供の絵を発端に過去から現在まで繋がっている事件を追う物語。9年前に「模倣犯」の事件で精神的に大きな傷を負ったフリーライターが、子供を亡くした母親から依頼された調査を進めていくうちに、ある事件の奥に潜んでいる暗闇をのぞいてしまう。

長編だがどんどん読み進むことができます。
子供の非行に関わる親・どうしようもない親族を持った人達の苦悩・将来を考えない子供の判断など、今 日本が抱えている問題に焦点があてられています。

ただし ミステリーであるのに超能力や直感に頼って、それが正しい着眼だったりする事に違和感を感じます。また読み飛ばしてしまったのかもしれませんが、当初 提示された謎のうち最後まで解決していないものがあるのも気になりました。
そういう意味でストーリー全体が練られておらず纏まりがないように感じました。

おすすめする方 :細かいことが気にならない方
おすすめしない方:「模倣犯」を読んでいない方

5段階評価:★★







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/01/20 09:30:22 PM
コメントを書く
[レビュー(書籍)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: