グシャグシャ

グシャグシャ

2008/02/18
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カテゴリ: レビュー(書籍)
半年の命と宣告された主人公が 妻・息子・娘・愛人・初恋の人・かつての取引先の社長・同僚・上司・部下・隠し子・昔振った女性・兄弟・ホスピスの人達・・と人生の最後に心を通わせる物語。

アニメ化されていましたが、そこから受ける印象とはかなり違いました。もう死ぬんだから何をしても、何を言っても許される・・・ 中年男の妄想のような都合のいい物語 です。本人も周りも淡々としていて ちょっと違和感がありました・・・本来ならもっとグダグダになるだろうと思います。

ただ 家族に死が近い時にこういう事をしてあげたかったとか こういう事を言ってあげたいという部分は所々感じます。 記述の中で「自分は死ぬ時がわかっているから幸せだ。突然の事故で亡くなっていく人もいるというのに・・・」というのは なるほどそうだなぁ と考えさせられましたし、自分の死を改めて見直すきっかけにもなりそうです。

映画化もされているようですが 今回は配役を知る前に読んだのでよかったです。主人公の二人は本を読んだ感じとはちょっと違う気がしましたから。

おすすめする方 :疎遠な兄弟のいる方
おすすめしない方:煙草を一生吸い続けるって方

5段階評価:★★★







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Last updated  2008/02/19 11:44:08 PM
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