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テーマ: 中国&台湾(3327)
カテゴリ: 少数民族
白袴ヤオ族の女性たち
 南丹(NAN DAN)の町からバスで約1時間、白袴ヤオ族の住む里湖(LI HU)ヤオ族郷に来た。距離にすると南丹から30キロ弱だが、未舗装の道が大部分なのでどうしても時間がかかる。

 里湖には宿が3軒、その中で最高級(?)の宿に宿泊する。といっても、1泊30元のところを2泊55元にまけてもらい、日本円にして1泊400円弱。建ててまだそんなに経っていないようで、部屋も新しく清潔で良い。この村には蚊が多く、部屋の窓に網戸がついている点が助かる。

 3、6、9の日は里湖の村で市が開かれる日。周辺に住むヤオ族の人々が集まってくる。野菜や果物等の食品のほかに、屠殺して解体したばかりの豚肉や牛肉を売る人、ニワトリやアヒル、子豚を売る人、服や雑貨を売る人、そして市に集まってきた人に食事を出す屋台で、狭いながらも活気がある。

 なにせ市に集まる半分以上の人は民族衣装を着ているので、どこか別の世界に来たようで不思議な感覚にとらわれる。

 今回訪れた中では、最も興味深い場所だ。それにしても、里湖(LIHU)は周辺に観光名所がないため、あまり知られていないようだ。外国人はもとより、中国人観光客すら1人も見かけない。

 里湖から10キロほど離れた恩村(EN CUN)に鍾乳洞があるということを宿の主人から聞いた。彼の話では、広西チワン族自治区の中で最も美しいのだそうだ。確かにこの辺りは石灰岩の奇岩というか奇山がボコボコ聳え立っている。実際、その巨大な奇岩の合間に耕作地や集落があるのだが・・・。

 里湖から南丹行きのバスに乗り6、7キロの地点に、恩村への分岐路が右側に見える。そこでバスを降りて道なりに3キロほど歩くと、恩村の数百メートル手前、右手の田んぼの向こうの岩山に大きな空洞が見える。そこが鍾乳洞の入口だ。恩村洞と呼ばれている。

 入場料は60元(中国の物価からするとかなり高い。日本円の感覚で数千円といったところか)。白袴ヤオ族の民族衣装を着た若いお姉さんが中を案内してくれる。かなり大きな鍾乳洞で、入ってから出てくるまで1時間ちょっとかかった。なかなか見応えがある。



 里湖のマーケットの日と組み合わせて、鍾乳洞と洞窟を見ればなかなか面白いのではないかと思う。





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最終更新日  2007/10/07 06:16:02 PM
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