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@トモ@ @ Re:興味津々!(07/02) ムッシュ・ロゼさん >さすが情報通です…
ムッシュ・ロゼ@ 興味津々! さすが情報通ですね。 私も興味津々です…
hi~@ ま、毎日でなくても よいんじゃないの。 今日のワイン会楽し…
@トモ@ @ まじめなネタ 最近、mixi日記では適当なネタしか書いて…
Hi~@ 確かに ブログは続かないよね~。 最近ECアップ…
2007.06.22
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カテゴリ: ワイン雑記
1つめのネタは何にしようか考えていたのですが、ワインの栓の問題について書いてみます。

最近のワインでは、普通のコルクではなくスクリューキャップや人工コルクやガラスタイプのコルクなどを使っているのを多くみかけると思います。

ワインの飲む人の中には未だに普通のコルクでないと駄目だという人が多く見受けられます。
こういう人になぜかと意見を聞くと大体、コルクじゃないと味気ないやコルクじゃないと熟成しないんじゃないの?という答えが返ってきます。

私はどちらかというと、スクリューキャップの方にしてもらいたいです。
確かに見た目や開ける時の動作などはコルクの方がいいです。
ただコルクには問題があり、ブショネというワインの劣化をまねく原因となります。
ブショネとはTCA(トリクロロアニゾール)という物質が発生し、ワインにそのにおいがつく現象のことです。
コルクが主な原因ですが、ワイナリーの施設がTCAに汚染されている場合、スクリューキャップのワインでも発生することはあります。

実際、ブショネは程度によりますが数パーセントの割合で発生しています。
買って熟成させていた高いワインがブショネの場合、悲しくないですか?

あと、熟成の問題ですが、オーストラリアの実験でコルクを使ったもの、スクリューキャップを使ったもので20年熟成させたものを比較させた結果、スクリューキャップの方が劣化などの現象が少なかったとされていう結果も出ているそうです。
実際、コルクの場合、20年から30年に1回ぐらいはリコルクしないと駄目になってしまいますのでスクリューキャップ以上に熟成には向いていないように思えます。

コルクの方がいいと言っている人は劣化しているワインがいいと言っているとしか個人的には思えません。
私は何度かブショネで悲しい思いをしてきました。

現在ではニュージーランドやオーストラリアのワインでは安いワイン、高いワインに関わらずスクリューキャップの方が多く使われています。
フランスなどでも日本向けではないですが、リュルトン家のクーアン・リュルトンやラ・ルーヴィエールなどもヨーロッパ向けのワインにはスクリューキャップを使っています。
シャトー・マルゴーでもパヴィヨン・ルージュに実験的ではありますが、スクリュー・キャップの使用をはじめました。
今後もこのような動きは多くなってくると思います。

昔はコルクしかまともな栓がありませんでした。

今は技術も進歩していてそれ以外の栓で優れたのが出てきている、コルクには問題があるにもかかわらず・・・
少しでも劣化されたワインが出荷されることがなくなりますように祈っています。





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Last updated  2007.06.22 16:18:03
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まじめなネタ  
最近、mixi日記では適当なネタしか書いてなかったのでまじめなネタは難しい・・・
こんな長い文章を毎日は書けません。(汗) (2007.06.22 16:24:41)

ま、毎日でなくても  
hi~ さん
よいんじゃないの。
今日のワイン会楽しんでくださいな。
遠方からの方もおられるみたいですし(^^) (2007.06.23 17:07:22)

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