+詩+49



   Ζ宛先のない手紙Ζ



 私はずっと君が私を裏切った―


 そう思っていた


 でも本当は


 私が君を裏切ってしまったのではないでしょうか?




 私は何故あの時、

 最期まで


 君を信じることが出来なかったのでしょうか


 君の事を疑った

 私の心が


 君への裏切りだったのではないのでしょうか―


 もう君には私の声は届かないけど

 許してくれないことも、

 分かっているけど

 言わせてください


 ―ごめんなさい


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