はつゆめ
初 夢
なみ しず かめ あそ えほう うみ しちにん の あ ほうらい さお
波 静かに亀 遊ぶ恵方の海 七人 乗り合い 蓬莱に 掉さす
べんてん おんぎょく かみがみ ま いちや しゅんぷう ゆめ い きた
弁天の 音曲 神々 舞う 一夜 春風 夢に入って来る
詩文説明
海は青畳を敷きつめたように波は平らかである。恵方の方角から宝船がやってきた。
乗り込んでいる七福神は、皆にこにこ顔で、弁天の美しい音色に合わせて、楽しそうに踊っている。

1、名も静かで亀遊ぶ ( 酉年にて鶴・鶏も配す。
2、七福神がやってきた(後ろの島は福岡県宗像の沖ノ島・神の島)
3、弁財天が演奏する音色に合わせ神々が踊る(巫女さん)