2003年09月20日
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9月1日(月) デリーからリシケシへバス移動


panjabi

7時ごろデリーのホテルを出発し、いよいよインド内を
移動開始。
バスの後ろにすわり、ぼこぼこした道では
おしりが10cmぐらいジャンプしながらのドライブ。
なんだか、道はひたすらまっすぐだ。
道もしっかりあるし、パーキングエリアのような所によると
きれいで、まだまだビックリすることはない。

この辺までは、希望すればまだコーヒーやジュースを
飲むこともできる。 クッキーなんかも、豊富にあって、
何の不自由もない。

通貨の単位はルピーで、だいたい10ルピーが30円ぐらい。
このお札を、枕銭として、あらかじめ旅行社からわたされていた。
忘れずに毎日おいていかなくては。

バスからはあいかわらず牛やブタや、しばらくすると
羊の群れなどが見られる。
運転手は彼らに道をあけてほしいから
クラクションをならすけれど、そんなにイヤな音ではない。
なんだか、優しい押し方のような気がした。


しばらくした後のトイレ休憩はとうとういよいよ
自然の中で!のものだった。(トイレなし・という意味)
私はまだ勇気がなくて、ちょっとパス。  
なんとかホテルまで・・・と。

バスは走り続けて、やはり後半グロッキー、

爆睡。 風景見る余裕なし。
午後4:00頃目的地のホテルに到着。
想像してた通り、ちょっと薄暗く、しめっとした感じ。
シャワー(といっても、蛇口があるだけ)とトイレ、洗面台。
バスタブは当然なし。
ベッドは少しへこんでいるような・・・
が、覚悟していたので、思いの他平気だ。
(だけれど、やはり水場は、はいるときに足がグーになってしまう。
まだまだヤワなフェニシアである。)

5:00にガンジス河(ガンガー)に行って
沐浴しませんか?と提案してくださった方がいたので、
女性は全員パンジャビというパンツスーツのようなものを
買うことにした。(上の写真のもの。これにスカーフとパンツがつく)
結局1000円ぐらいだったろうか、高いか安いかもう
わからないけれど、みんなそれぞれ沐浴用に購入。

それをもって、ガンガーへ街中を歩いていく。
リシケシはお店もたくさんあるし、街という感じだ。
特にものすごく貧しい人なども見かけなかった。(気がする)
ムンバイで出発前におこったテロの事件をうけて
デモ集会をやっている。
派手な騒ぎになる前に帰りましょうといわれ、
女性たちはなんと大木の後ろに回って着替える。
もちろん私も。

と、全員が着替え終わると同時に雨がポツポツと。
やがて、強くなり、すぐにざぁ~ざぁ~とふりだした。
河のむこうの木々を眺めながら雨にぬれ、
私たちはガンジスにすすむ。
一歩足をいれれば、冷たい。
ミルクティー色の河は、さらさらしている。
聞いていた通りだ。
肩まではいってみたら、やっぱり冷たくて、
そして少し興奮して、きゃっ・・と声をあげてしまう。
隣をみれば、対岸の森にむかって、住職が合掌している。

あぁ、そうか。
ここは、皆が何かを心の中で唱えているんだ。
雨はさらに強く降ってきて、頭から流れる水が
身体を全部とおって、ガンジス河に流れていく。
私たち全員は、天からの水と、足下に流れる河で
洗われていく。

河から出て大木の下で、雨宿りともいえないずぶぬれの
身体で、少し待つ。
誰かはそこで、気功を始めて、街のこどもが
まねをしながら笑っている。

やまない雨に見切りをつけて、濡れついでにこのまま
もうホテルへ向かおう・と決め、大木の下を全員が去る。
すると、嘘みたいに雨がやんでしまった。
私たちは見守られているかもしれないわね。
誰かがそんなことを言った。

雨はやんでも、道路はずぶぬれで、びちゃびちゃになりながら
ホテルへつく。
すると、この大雨で今度は停電。
自家発電が動くまで、お待ちください・・とのこと。
ま、これも、そんなに驚くことではない。
自家発電があって、御の字である。

部屋に戻って、シャワーを浴びる。
ずぶぬれの髪と身体を洗わなくては・・・
が!今度は水しかでない。
河でひえて、シャワーでまた冷え、ダブルパンチ。
おまけに、ぬれた靴やこのパンジャビが乾くのかな。
(翌日、結局生乾きだった。。)

そして、お部屋はしめーっとしている。

それでも、何もできないから、Nちゃんがもってきてくれた
洗濯ひもを駆使して、とりあえず干し、
夕食へ。
ここからはもう、ベジタリアンだし、アルコールもない。
が、案外トマトスープややきそばっぽいヌードルがおいしくて、
しかも、どんどんもりつけてくれるので
またたくさん食べてしまった。
・・・インドに行って、やせるっていったの、誰?

明日は5時起きで、6時には出発だ。
予定では14時間ぐらいのバス移動。
あーーー、飛行機なら日本からパリについてもまだ時間があまる。
それに、山がくずれてバスが通れなくなるようなことが
万が一あるかもしれないので、一泊分ぐらいの用意を
スーツケースから小バックにうつしてくださいとの指示。
そんな万が一もあるのか、、いやだな。
でも、ま、万が一だしね・と思いながら、
適当に荷物を移し変える。もう、疲れて頭が働かない。

最後にまた、チャイでしめくくると、部屋に戻り、
その後はちらほらしゃべるかしゃべらないかで、
ぐっすり寝てしまった。

5時におきて6時出発か・・・
いやぁ、、、まいった。
そんなこと、日本じゃ絶対しない。っていうか
できない!!






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最終更新日  2003年09月21日 02時00分10秒
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