2003年09月22日
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9月2日(火) リシケシからガンゴドリまでバス

朝5時に起き(というか起こされ)6時出発。
目も開かない状態でバスにのりこむ。

今日は予定表にバス14時間程・・と書いてある。
小さいときからあまり車がすきでない私には、
かなり脅威である。
でも、疲れているし、きっと眠れるに違いない・と、
バスも前の方に席をいただいた。

何時間か寝ると、山の中で、チャイをだしてくれるところで

今日はずーっと山の中を走り続けていくのだろう。
自然の景色はそれは美しい。
山の道は・・・窓の下は崖?というようなときもあり、迫力満点。

インド人のガイドさんによると、バスの運転手の
ターバンをまいた二人は、シーク教なのだそう。
”シーク教徒は良いドライバーにであることで有名なんです。”
と、しきりにいっている。
ちょっと日本的な感覚だとよくわからないけれど、
とにかくそうらしい。
でもって、戦争のときは、彼らはすばらしい兵士になるのだそうだ。
こういうことは、さらに日本人である私には理解しがたい。

どんなジョークか聞きたかったけど、やめておいた。

運転席には二人いるが、アシスタントは運転することを
許されないらしく隣に座って、ただ人間ミラーになったり、
車をおりて交通量を払ったりするなどの仕事だけ。
よく見ると、彼の分は椅子もない。

だからいつも横座りである。
二人はおしゃべりなど一切しない。ただただ前をみている。
このアシスタントもこうやって修行したあとに、
一人前の運転手になるのだそう。

運転席と私たち乗客の間にはドアつきのガラスばり壁がある。
なぜか?・・・それは、エンジンの熱がすごいので、
せっかくのエアコンが効かなくなってしまうからだそう。
ということは、彼らの壁でしきられた運転席は、
恐らくサウナ状態かと思われる。。

バスはすすみ、ただひたすら山の中を走る。
時々起きては、景色を堪能し、また眠る。

・・・で、さすがにこの長い時間の山道では、
あの問題がさけられなくなってくる。
そう・・・トイレです。
最初は、ラッキーなことに、偶然以前日本の企業に
勤めていた方が山の家を建設中で、こぎれいなトイレットを
開放してくださった。 ナマステ~  感謝である。

それにしても、山の人だからか、インド人だからか
わからないけど、
ナマステと合掌しながら、余計なことをいわず、
ただちょっぴりにこっとしている・というのは、
なんだか、心地いい。

昨日の沐浴と冷シャワーのせいで、
頭痛が消えない。
お昼にはお弁当がだされたが、バス酔いで食べることも
できない。
お弁当箱はきれいな折り紙のようなものがはってある。
手作りで、赤い紙に黄色や緑で模様、そして、紐もきちんととめてある。
内容はチャパティ(パンのようなもの)と、じゃがいもをゆでたもの、
りんごに、マンゴジュースである。

質素な中身だけれど、こういったものも食べることができたら
幸せな人が下の町にはたくさんいるんだろうな・・

(つづく・・)






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最終更新日  2003年09月23日 01時08分22秒
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