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6月12日の日記
ではカトレアの盗難対策のことを、そして 6月22日
には園芸資材が盗まれた話を紹介したのだが、その直後にまたまたトラブルに遭遇。今日の朝7時台ぐらいのこと。植物の水遣りをしようとアパートの裏庭に出たところ、そこには見知らぬ中年の奥様がカトレアを眺めていた。私と目が合うなり「 あ、カトレアがいっぱい置いてあったから
(来てみたの)・・・」と、特に悪びれた様子もない。私の住むアパートは、一般公道に対してほぼ直角に建っている。そして1階、2階共に4部屋ずつあり、私の部屋はその1階の一番奥にある。つまり、一般公道から私の部屋までは4部屋分の距離がある。そこまでずけずけと入ってくるのはちょっと厚かましくはないだろうか。ほかの部屋にも住民がいるのに。
実はこういうことは初めてではない。10数年前にも、当時住んでいたアパートの部屋の外から物音がしたので窓を開けたら、やはり見知らぬ奥様がランを見ていて、「 きれいだなあ、って思って
(見ていたの)・・・」といった感じで、すみませんの一言もない。また、あるときは園芸作業中に近所の奥様が親しげに話しかけてきて、それ自体は一向にかまわないのだが、おしゃべりに夢中になるあまり、「これなんて名前?」、「あら、これ新芽が出てるわ~♪」と、遠慮なしに他人の植物を次々と触りまくる。私はこの手の人がどうも苦手なのだ。
ただ、奥様方の名誉のために言えば、ご本人方はまったく悪気はなく、ただただ純粋に花に興味があって見に来ているのだと私は分かっている。少なくとも 頭では
そう理解している。しかし心がどうしても警戒心を持ってしまう。
さて、今朝の奥様の話に戻るが、その方、カトレアにいろいろと興味を示して話しかけてくる。そして「あら、このカトレア、シースが出てるわ」と、 成長中の新芽に堂々と触る。
「 触
ら
い
で!
」と、思わず声が出てしまった。しかしその奥様、何事もなかったかのように「肥料は何使ってるの?」などと話を続ける。

・・・いや、分かってるんですよ。貴女が純粋にカトレアに興味があって見に来たってことを。私だって人から興味を持たれるのはいい気分ですよ。でもね・・・でもね・・・貴女は勝手に他人の敷地に入って、勝手に他人のランを触ってるんですよ・・・。もうちょっと空気読んでね・・・。
そんなことを思いながら顔は笑顔で受け答えしていたが、そんな心の狭い自分が嫌になってしまった。勝手に入ってきた方が悪いのか? 心の狭い自分の方が悪いのか? それともどっちもどっちなのか? ともかく、「人付き合いって難しい」。そんなことを考えさせられた出来事であった。
(注)写真は イメージ です(笑)。
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