英国民謡好きの戯言

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2006/04/13

レビュー＃640　MATT MOLLOY 《STONY STEPS》　87年アイルランド

カテゴリ： 80年代男性ソロ

Reels: McFadden’s Favourite/Sean Maguire’s/Jackson’s Favourite
Jigs: The Boys Of The Town/Jackson’s Jig/The Connaughtman’s Rambles
City Of Savannah
Reels: Primrose Lass/Mullingar Races/John Stenson’s
Air: The Parting Of Friends/Slip Jig: Reel: Paddy Ryan’s Dream
Reels: Stony Steps/Michael Dwyer’s Favourite/Griffin From The Bridge
Mrs Kenny’s Barndance
Reels: Paddy Murphy’s Wife/The Gravel Walks/The Musical Priest
Jig: Jig Of Slurs
Air: O Rathaille’s Grave
Reels: Miss McGuiness/Reel Of Mullinavat
Frank Roche’s Favourite
Reels: Johnny ‘Watt’ Henry’s Favourite/Handosome Sally

Matt Molloy
Donal Lunny
Arty McGlynn
Micheal O Suilleabhain: harpsichord
Kevin Burke, Sean Keane: fiddle
Michael Dwyer: tin whistle

ボシィ・バンド、プランクシティ、チーフタンズとアイルランド音楽の重要グループに在籍しまくってる マット・モロイ の３枚目のソロ。

　金属ではなく黒檀のフルートを吹くこのおじさんは1947年５月19日生まれ。
　丸顔＋禿＋髭＋かわいい目と赤い頬（スキー焼けに見える…）が愛嬌たっぷりで個人的にルックスも気に入ってます。

　そして音のほうも期待を裏切ることなくほっこりと暖かなもの。
　ほとんどがメドレーですが、速めチューンでも熱いぜ俺らの血潮たぎってるぜ！ではなくて、るんたったとスキップしながら原っぱで遊んでいるイメージ。
　あ、曲の作者はアイルランド人作曲家のものが多そうですが英文ライナー読むのかったるいので省略しちゃいました☆

　バックを固めるのは故郷の仲間たち。
ドーナル・ラニーとアーティ・マッグリンの２人はライナーの文中に登場しているだけで、はっきり奏者として記されているわけじゃないんだけども、それぞれブズーキとギターで参加してそうなのでとりあえず載せておきました。
　あとシンセも使ってるかもしれません。
　ちなみにプロデュースはラニー先生がやってます。

　フルートがまずは前面にあって、一歩半下がったところでその他の楽器が鳴っている感じかな。
　明らかにフルート奏者のソロ作品でありながら、アンサンブルもそこそこ楽しめます。

　そして現チーフタンズのメンバーの中で、伝統音楽を演奏する地元の若者に一番人気なのがモロイさんとの情報も…。

★公式サイト。パブもやっているようですよ→ http://www.mattmolloy.com/

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