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2008年12月05日

基礎年金の国庫負担を３分の１から２分の１に平成２１年度から引き上げることは既知のことがらである。
当初、来年４月から実施と明言していた麻生首相は、来年度中に実施と前言を覆した。
麻生首相はとにかく言うことがころころと変わる。
まことに困ったものである。
一国の首相がころころ言うことを変えたら、周りは何を信じて行動すればいいのだろうか。
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基礎年金の国庫負担引き上げ　首相「４月にこだわらず」
　麻生太郎首相は４日夜、基礎年金の国庫負担割合を２分の１に引き上げる時期について「（2009）年度中に対応できればいいわけだから。約束としては来年度から始まるということになっている」と述べ、来年４月からの実施にこだわらない考えを示した。財源は「目下、検討中」と語り、中川昭一財務相と舛添要一厚生労働相との協議に委ねる意向を示した。首相官邸で記者団に語った。

　首相は９月の就任後初の記者会見で４月からの実施を明言。国会でも「来年４月から実施することが基本」と答弁した。国庫負担引き上げには１年間で約２兆3000億円の安定財源が必要。福田内閣は09年度後半に遅らせて必要額を圧縮する案も検討していたが、首相が就任後に４月実施に戻した。政策方針の軌道修正は波紋を広げそうだ。(04日　19:39)

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