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2006/10/27

アメリカの粉ミルク商法にだまされた日本人

テーマ： 0歳児のママ集まれ～(7674)

カテゴリ：カテゴリ未分類

先日、粉ミルクには危険がいっぱい？という日記を書いたが、今日も粉ミルク関連記事だ。

教えてください。富野ですという本がある。

これは、とある有名アニメの作者が、各ジャンルで活躍する人たちとの対談集だ。対談相手は宇宙飛行士の野口聡一、夜回り先生の水谷修、千葉すず等など。

その中の一人、Johnson&Johnson Product Director　出口恭子さんとの対談で、粉ミルクの事が書いてあった。
以下抜粋。

『戦後の一時期、アメリカの粉ミルクメーカーが自社の製品を売る為に、「母乳は体に良くない」という宣伝をした上に、それぞれの国に上陸していくというやり方をした事があったんですよ。

日本だと昭和20年からの15年ほどの間、母乳は子供に良くないという宣伝がなされていたという記憶が僕に鮮明にある。つまり商業主義にパワーポリティックスを持ち込むと、そういう事まで起こるんです。

ある粉ミルクメーカーは、日本の次は東南アジアに進出し、ついにはアフリカまで行ったという話を15年位前に聞きました。これはもう資本主義論で済まされることではないでしょ。でも事実そういう事は行われていて、母乳は子供に良くないという考えに日本が汚染された時期があるんですよ。

だって、おっぱいってお母さんから直に赤ちゃんが飲むんですよ。
不潔じゃないですかって。

信じられます？

野良仕事をしている最中に、母乳で子供を育てていたという景色が日常であった民族が、戦争に負けたばかりに、アメリカさんの言う事を鵜呑みに信じるという、この下々のメンタリティの質の悪さと、逆にそんな宣伝までして食い込もうとするインテリのスゴさを、僕は小学校の時に思い知らされて、もうどっちも信用しないって思っちゃった子供なんです。』

と、あった。

人間のおっぱいが不潔だなんて。
じゃあ牛のおっぱいは清潔だっていうのか？

そんな訳は無い！

ありえない！

そんなありえないことを、平然と行うアメリカもアメリカだが、そのアメリカの言うことを真に受けて、彼らの良いように操られている私達日本人にも、問題大アリだ。

日本人は、他の民族に比べてとても扇動しやすいということを聞いたことがある。予防接種や離乳食にしてもそうだが、それまで行ってきたことを完全に無視するようなことでも、簡単に大きな波にのまれるというか、乗ってしまう。

確かに大きな波にはのまれ流されやすい。
そしてそれは居心地の良ささえ感じることもあり、それはあたかも「常識」だとも勘違いしやすい。

私はそれでは嫌だ!

自分を偽りたくないし、必要の無いことはしたくない。

波に飲まれ流されるのではなく、サーファーのように波を自由自在に操り、自分の信じるものや、真実を見失わないようにしたい。

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