PR
Keyword Search
Freepage List
昨晩は、すごーく楽しみにしていた、
くらしき作陽大学管弦楽団とプラハ交響楽団の合同演奏会だった。
指揮者は、あのマエストロ:飯森範親氏!!
ラジオで知ってから、チケットを取りたいと思っていたところ、
今仕事でお世話になっているホテルが、作陽音大とすごく懇意な関係でもあることで、
チケットを手配して頂き、聴くことができた!!
会場は倉敷市民会館!
開場前から、すごくたくさんの方々が待たれているほど、盛会だった。
で・・・私たちも早々と会場に出かけ、待っていると・・・
開演10分程度前に、なんと指揮者の飯森さまがステージに出てこられた。
そして、今日の演奏の聴きどころなどを話して下さった。
こういうふうに、演奏前に観客に向かって、今日の聴きどころなどを話されるスタイルは、
飯森氏が、山形交響楽団でなさっていることだということは、
本で読んで知っていた。
だから、今日も、そういうのがあったらいいなあ…と思っていたから、
飯森氏がステージに現れた時には、本当にやったー!!!って気分だった。
で・・・今回のプラハとの合同演奏会にいたるまでの経緯や、
頑張ってきた学生たちのこと、そして、プラハの楽団の方々のことなどを、
話して下さった。
こういうのがあると、明らかに聴く姿勢が変わる。
で…開演!!
演奏者たちの着席スタイルは、
学生とプラハの方々が、ペアで座るというような形。
学生たちは、近くで、国際的なプロの方の演奏を聴けて、すごく勉強になったんだろうなあ…と思う。
なんか、そこから、この演奏会がどんな思いで創られているのかが感じ取られた。
最初は、交響詩「モルダウ」
これは、高校時代、合唱コンクールで歌った歌「モルダウの流れ」でもあったので、
すごく聴きいってしまったし、すごく美しくて、その一体感に感動した。
演奏終了後に、各楽器を担当した学生たちをたたえていく指揮者の姿にも感動した!!
2曲目は、倉敷市出身で、
数多くコンクールでタイトルを取られているピアニスト「松本和将」氏のピアノを中心に、
ショパンピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
第2楽章では、あまりの心地よさに、寝てしまった…(笑)
ここでもまた、すごい拍手だった!!!
で…休憩をはさんで、ラストは、おなじみの・・・
交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
テレビのN響アワーなどでもよく聴く演奏が目の前で、生で聴けて信じられない感じだったし、
この交響曲を作曲する人って、どん感性何だろう?って思ったりしつつ、
プラハと作陽の合同演奏のす ごい迫力に、どっぷりと浸からせて頂いた。
本当に素晴らしくて、大感動!!!
プログラムの3曲が終わったあとも、会場内は、割れんばかりの拍手が続き、
指揮者の飯森氏が、マイクを取り、少し話され、
アンコールは、プラハの方々だけでの演奏。
ラストは全員がステージへ。
客席も鳴りやまないほどの拍手で、すごく一体感があった。
10年くらい前に、クラシックコンサートに行った時には、
こんなに良かったと思わなかった。
あの時は、なんか窮屈な感じだけが残ったきがする。
でも、今日のは、全然違った。
思う存分浸って、満喫できた気がする。
飯森さんの御本「マエストロそれはムリですよ」を読んだから,
その飯森氏の観客に対する姿勢を知ったからなのか?
また、くらしき作陽大学という地元の学生たちがプラハとの合同だからと、
頑張ってこられたのを聴いたからなのか???
それとも、私が年齢を経て、クラシックの良さがわかってきたからなのか???
どうであれ、本当に素晴らしくて大感動した!!!
交響曲って、ホンマにすごい!!!
で・・・私・・・
飯森先生にサインをもらいたくて、
「マエストロそれはムリですよ」の本とサインペンを持って行ってたんだけど、
なんか、「関係者以外立ち入り禁止」の扉をあけて入っていくまでの厚かましさもなく、
そのまま持ち帰ってしまった。。。残念。。。