浄土に咲く蓮の花「蓮の寺」..........法金剛院 | 京都ええとこ・ええもん

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2011.07.20

浄土に咲く蓮の花　「蓮の寺」..........法金剛院

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カテゴリ：京の見どころ

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　平安時代初め右大臣清原夏野の山荘を寺に改め双丘寺としたのが始まりで、1130年西行法師が「永遠の女性」と詠った鳥羽天皇の中宮待賢門院が再興、寺名を法金剛院とされる
本尊は阿弥陀如来坐像で四本の手を持つ十一面観音像（共に重要文化財）とともに安置されています

　朝7時の開門を待って遠来の観光客を含め寺内行列が出来ていました　　　　右は蓮の葉に埋まる礼堂・本堂です

　平安時代末期の姿をとどめると説明がある池泉回遊式の浄土庭園ですが、背の高い大きいたくさんの蓮の葉に池の全景は確認できません

　古来通説では、花托が「蜂の巣」に似ている所から「はちす」それから「はす」と呼ばれるようになったと云われています　　清楚でいて華麗な蓮の花は極楽浄土に咲く花とされ　仏様の台座やその脇花としてよく飾られています

　蓮の花はインド・スリランカ・ベトナムで国花とされています、やはり仏教国の所以でしょうか

　中国の成句に「蓮は泥より出でて　泥にそまらず」という句が有るそうです　地獄から極楽へまさに仏様の花なのかも知れません　
　先日私のブログを見られて＜２０楽１０天＞さんから前回の”鶏の鳴き声をまねて～”の表現「鶏鳴狗盗」は中国の成語（日本の四文字熟語）だと教わりました有難うございました、それから類推すると成句は日本で云う古事ことわざと云うことでしょうか

　蓮の花　花言葉は神聖・清らかな心・沈着・休養とあります、これも仏のこころに通じる言葉なのでしょう

　寺内に桔梗がまた清楚で気高く咲いていました　蓮と合い通じるところありそうです

　蓮の花には一重・八重の花びらや色・原産地の違いのほか、その種類は酔妃蓮・真如蓮・瑞光蓮・西光寺白蓮・一天四海と呼ばれるものなど40余もあるそうですが法金剛院には世界の蓮が集められています、一つ一つに説明が為されていませんのでその種類は判りませんが、花を見比べるとそれぞれ違ったところが見えてきます
　丁度今一番の見ごろに出会えたのも、蓮の花なら法金剛院さんだとお薦め戴いた北村様のお教えです有難う御座いました　蓮の花これから8月上旬まで楽しめるそうです　

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京都市バス　「花園駅前」下車　西へすぐ

法金剛院関連HP　URL---http://www.y-morimoto.com/hananotera/13hokongo.html
　　　　　　（法金剛院さんのHPではありません）