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gamzatti @ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

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gamzatti

gamzatti

2007.02.24
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カテゴリ: 洋画
「考える人」で有名な彫刻家ロダンに見出され、
彼の片腕となり愛人となり、
そして捨てられた女性彫刻家カミーユの物語それが「 カミーユ・クローデル 」です(1989)。

ロダンの大作「カレー市民」(「考える人」もその一部)の群像のうち、
何体かはカミーユの作だと言われています。
今だからこそカミーユの芸術は正当に評価されていますが、
「弟子」で「女」って、
パワハラとセクハラのてんこ盛りみたいなもんですから。

幸せだったかもしれない。
でも、どんなにいい作品を作っても、作者は「ロダン」になってしまう絶望。
いわゆるゴーストライターの悲哀です。
そこに、正妻との確執があり、
不倫オトコにつきものの優柔不断があり・・・。

「ロダンが自分のアイデアを盗みにくる・・・」
彼女はだんだん妄想の中に取り込まれていくのです。

激しく愛と評価を求めるカミーユの狂気を、イザベル・アジャーニが演じ、
これでもかというほど観る者の心を揺さぶってきます。
煮えきらぬロダンにはジェラール・ドパルデュー。
名声を得たオトナの男のいやらしさ、にじみ出てきます。

ロダン美術館 は、ロダンが住んでいたところです。
映画の中にも出てきます。そこでカミーユが愛をはぐくみ、
最愛の男とともに、作品を作り上げた場所。
一度は行ってみたいと思っています。

*2006年11月6日のMixi日記をもとに書きました。





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Last updated  2007.02.24 09:42:52
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