ガムザッティの感動おすそわけブログ

ガムザッティの感動おすそわけブログ

PR

Calendar

Favorite Blog

早坂暁の傑作中の傑… モイラ2007さん

11月9日夜公演「King… yuki アイドル 俳優 映画 演劇 ドラマなどさん

遊星からの物体X (… 王道名なしさん

ミュージカル「ケイ… YYCafeさん

   元局アナがス… ころりん0924さん
ライターかあさんと… プチプチゆっきーさん
ぺ天使のつぶやき kamadoyamadocaさん
もっとハッピー happy-gaiさん
こちら25643 ヒロランさん
観劇日記~夢のあと… みおと5747さん

Free Space

設定されていません。

Comments

gamzatti @ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

Profile

gamzatti

gamzatti

2007.09.09
XML
昨日ご紹介したAMPの「Swan Lake」ですが、
私がこれを初めて見たのはNHKのBSででした。
それから数年後、ようやく日本に初来日、
何とかアダム・クーパーの白鳥/黒鳥をこの目で見たくて、
3枚もチケットとったんだけど、
結局「生クーパー」には出会えずじまい(泣)。
その3回のうちの1回が、首藤康之の白鳥/黒鳥でした。

黒鳥として舞踏会に乱入した首藤を見た時、
私はとても不思議な感覚に襲われました。


それは、「異分子の闖入」。

たとえばイスラエルでのユダヤ人パーティーに、パレスチナ人が一人迷い込んだような、
あるいは金持ちや上流社会の社交界に、工場労働者が作業服のまま踏み込んだような。

首藤はクーパーと同じように、出席者と踊りを交わすけれど、
彼らはまるで「もの珍しいもの」への好奇心のようにして首藤と踊る。
とりあえずお客様ですからね、無視するわけにはいきませんよね、というふうにも見える。
お手並み拝見と思ったら、なかなかやるじゃないの、という感じ。

また、首藤は踊っている間中、王子から目を離さない。
クーパーが完全無視で、王子の方がクーパーをみつめていたのと逆です。
誰と踊っていようと、首藤は王子だけをみつめます。

王子を求めて、黒鳥は来た・・・。


その黒鳥の情熱に触れることで、王子は「本当の自分」を解放し、彼に応えていくのです。

首藤は、この来日公演の後もAMPに参加、
今度は王子役に挑戦します。
「王子をやりたいと思った」という首藤の気持ちが、
私にはよくわかった。

王子の気持ちに感情移入していたのではないでしょうか。

小さな身体で思いっきり愛をぶつけ、
気がつくと自分の羽根がひどく傷ついていた・・・そんな白鳥。
首藤康之の白鳥/黒鳥も、忘れがたい舞台です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.09.10 08:13:13
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: