身体が弱くて鍼灸師になっちゃった

身体が弱くて鍼灸師になっちゃった

中村天風 クンバハッカの完成


太腿を鍛えよう。

クンバハッカ
■ 人間は曲芸している
■ 筋力が昨今大幅に失われつつある
■ 症候群☆☆☆は相当改善
■ 身体造りの食生活
■ 太腿の鍛え方☆☆☆☆☆
■ バランス
■ 筋肉強化、バランス強化
■ ぎぎーっ
■ 弾んで歩く
■ 空気椅子。
■ 再びクンバハッカ

今まで骨盤周辺を鍛えることを注目し続けてきたけど、少し細めのズボンをはきたい一心で太腿を鍛えて見たら何と鼠渓部から上の形は大腿の力におうことが大方だと気がついた。

そうしたら、長年の疑問が霧散して、私の中でクンバハッカの完成をみたのです。
完成したと言う感覚と、自在に駆使できるという完成体の持ち主であるかは別ですが。

■クンバハッカ
クンバハッカはヨガの密法、下腹を引き締めながら、肛門をきゅうーっと、引き締めると習った、これが難しい。
天風老師はケツの穴とおっしゃるのですが、あーかこうかとやって見るが、振り返れば何十年もうまくいかなかったと考えます。
そのときその時、それなりにやって小さな納得で過ごしたのですが、大腿を鍛えることで本当のバランスと内臓の引き締まりをえられることを確信しました。

私がそれを口にすると、前から大腿部、大腿骨を引き締める、大腿部がやせぬようと、ずっとそう言っていたとスタッフにいわれるのですが、自分の中ではとても新鮮で、実際の運動が表現しやすく、自信を込めて伝えられるようになったと思います。つまり注目はしていたつもりなのですが、鍛えてはいなかったのです。実際がともなっていなかったのです。

天風老師は昔に病であったといえども、体質に恵まれ、鍛えに鍛えた覚えのあるしなやかな身体をもっているのです。
そして新しい目でそこここを見直すといろいろなことが見えたと考えます。たとえば、健康体と不健康体とでは、土台のバランスが違うのです。そして健康体の人は不健康体のありようを容易には理解できないのです 

この頃は多少の工夫で、以前のように仕事が果てると、一度座ったら立てないかと思うほどの疲労を感じたり、疲労が積み重なっていくのを感じたりすることが無くなりました。
変わったことをすれば疲労困憊、肉が緩んで体型もつづれ折、お重ね餅状態になりますが、昔に比べれば本当にラクになり、自分の健康はこんなものなのだろうと思っていたのでした。

そしてみんなの大腿部のやせすぎ、偏った筋肉のつき方、筋肉無力の多さにいまさらながら驚いたのです。もちろん自分もそうです。
■人間は曲芸している

もともと人間が2本足で立つ、歩く、歩きつづける、座わる、座り続ける、ということは、動物界でも珍しく、大変な筋力とバランスがいるのです。曲芸そのものだと思います。

■ 筋力が昨今大幅に失われつつある

この筋力が昨今大幅に失われつつあるのは、老化からもくるでしょうし、若い方たちも、この頃の生活変化によるものが多いのは万人気付いていることでしょうが昔の若者にもしっかりせんのはおりました。
☆  しっかりせん昔の若者{私の場合は0歳の時の肺炎、中耳炎の手術による筋肉の偏りや麻痺。多少の、生まれつきによるのか足骨の長さの違い。これが瘢痕性疼痛症候群☆と呼ばれる神経痛を起こし、これに小さい時から悩まされて授業中じっと座っていることが出来ないくらい辛い痛いのが良くあることでした。ですから偏った発達をしたし、かわいそう、と自分を鍛えない。
 それがストレス過多になり胆嚢結石による23cmにもなる手術痕を残し疼痛症候群を起こす。
これが重なって、小さい時から針灸通いせねばならぬほどでしたが。…
☆瘢痕性疼痛症候群**傷あとが原因でおこる痛みなど                       の身体中に出る症状

手術によるバランスの崩れは、本人は気付かないことが多いけれど、時によると今日来たお客様、全員が傷痕もちと言う日がある位、痛み、不快、バランスにかかわっています。


■ 症候群☆☆☆は相当改善
大腿部と腸を取り巻く筋肉の鍛えとバランスで胃腸の働きを取り戻せば、この頃増えてきた体内生成によるビタミンやホルモンの異常による各種の症候群は相当改善されるように思います。
 もちろん鍛える前提には出来うる限りのバランスの取れた食生活があって欲しいと思います。

■ 身体造りの食生活
若くても丈夫になりたい人、中年以後元気でいたいものの基本の食生活
食事については、京都府立医科大学の吉田俊秀教授の進める食生活がシンプルで、それぞれの工夫が加えられる、そして豊かな
身体造りの材料をそろえておおむね実行できれば、短期にも長期にも、またどんな体型の体質の方にも薦められる、よいと思います。

普通の成人一日に1200CAL
野菜 濃、淡、色々たくさん 
ミルク 200CC
卵   1個
豆   豆腐半丁分位
魚   卵1個分位
肉   卵1個分位
果物  握りこぶし2個分
主食  ご飯にして軽く一膳位

バランス食事については南 恵子先生  村上祥子先生なども出しておられます。
西式では  野菜  玄米 豆類 

シンプルに材料があらましインプットできたら主婦の知恵で豊かな食生活を演出しましょう。

この間NHKの食生活調査と言う番組でなるほどと思ったのは、調査全部が食事の絵を書いて説明を入れて行われているところです。
これはいい. !!!!日記にしても、自分で分かりやすいし!!!!
自分なりの絵日記でよいと思います。

■ 太腿の鍛え方☆☆☆☆☆

太腿の鍛え方は毎日一万歩と言われるくらい、歩くことによって付くのでしょうが、良い結果がでるのは独断と偏見で歩く人の50パーセント位と思っています。
あとの50パーセントは工夫しなければ良い結果は得られない組。
立って歩いて体型が崩れるようだと、あまりいい結果は無いものと考えます。
「歩いています」といいながら、鍼灸に来るくらいの方は、たいがい歩いたための疲労や動脈硬化や、関節のずれに苦しんでいます。

■ バランス

立ち上がったとたん、また座っても、どこかに体重を偏ってかけている、それがバランスの崩れです。
何かするうち疲れで姿勢が崩れてくる。筋肉の疲労、筋肉力の低下が考えられる
どちらも歩くまでの筋肉強化、バランス強化が必要でしょう。
さまざまなことを試してみました。

その中で確実に実行できて、効果があったものをいくつか上げてみます。


■筋肉強化、バランス強化
いつも心がける小さな筋トレとしてたっても座っても太腿腰周りをキリキリと引き締めることを快感とする。
それを土台として


□ 1、ぎぎーっ

寝て、腰かけて)足膝をのばし、つま先をぎぎーっと足首から自分の方にいっぱいに引いて尻、太腿の筋肉の引き締まったのを感じながら、左右の足を交互に上にあげる。リズミカルに横にゆする、疲れるまで
片方疲れたら片方に。出来る人は両足揃えてもして 見る
  つま先をぎぎーっと足首から自分の方にいっぱいに引いて…このぎぎーが出来ていないと太腿腰周りの力がなくなって効果が無くなる

□ 2、弾んで歩く。

  身体を引力から軽々離せる力が若さ(脳梗塞の後遺症の方が□1,□2、を実行して、なんときれいに歩けるようになったね!!と、医師から褒められたと報告がありました。
3、空気椅子。

  腰かけたところから少し腰を浮かして、膝に体重がかからぬように空中にとどまる力をつける。(半歩片足を引いてするとしやすい(トイレなどで実行)

□ 4、正座歩き

   正座した形で少し前後ろに移動する。このとき太腿と腰周りの筋肉のみで動くように
   正座した形で丁寧に大きく、前後ろに移動する。このとき太腿と腰周りの筋肉のみで動くように
   正座した形で5センチ位腰を浮かせて丁寧に大きく、小さく前後ろに移動する。
このとき太腿と腰周りの筋肉のみで動くように

■ 再びクンバハッカ

☆ この運動がきれいに出来るようになり実行すると、歩く時足の軽さに驚いてしまいます。

☆ この運動がきれいに出来るときは、身体がゆれたり、膝が崩れたり、していません


☆ どの運動にも効果を求める時は、クンバハッカが出来ると完璧に効果があがります。

☆ 太腿、腰周りの筋肉が出来てクンバハッカが出来て、クンバハッカが出来て太腿腰周りの力がつく、鶏、卵の関係ですね。
ある程度これがつかめると、クンバハッカの体勢の始めにケツの穴をキュウーット(尿を止める動作)!!!!と言う老師の言葉が活きてくるのが分かったのです。

☆ クンバハッカはあらゆる時、さまざまなことに遭遇した時、重心を決めて身体や心、頭を解放して精神統一し、事に備える、かまえであると、身体で表現できるようになのだ!!(そうだ そうだ

☆ この頃、なぜ人間は尻尾がなくなったのだう?
と本気で考えるようになった。
一度、尻尾があると思って、かっこよく決めて歩いて見てください。
きっと変わりますよ。何かが!!!!!!


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