ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

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2009年02月16日
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カテゴリ: バイオリン

個人的なバイオリンレッスン覚書です。


課題
・I.プレイエル デュオ5
・C.Dancla op.89-No.2  エア・バリエ(ロッシーニの主題による)


I.プレイエル デュオ5

Andante
6拍子の雰囲気はよく出ている。どこまで一続きにするのかフレーズを考えて。全体の弾き方はもっと絹の上を滑るような優しい感じで。

Rondo
スタッカートは手首からの飛ばすスタッカートで。もっと勢いと音量を出す。最初の5拍のモチーフが何度も出てくるが、ここは新しいフレーズの始まり。どうやって弾くのかもっと意識して。

レッスン中にトライしオッケー。合格。
言えばすぐにその雰囲気で弾ける様になっているのだから、家での練習でもっと曲想を考えて見えるように言われる。

次回はデュオ6の前に勉強のためにセコンドをやってみましょうということに。デュオ4が課題。


C.Dancla op.89-No.2  エア・バリエ(ロッシーニの主題による)

今回はBrillanteのみ。
曲想がわからず曲作りの相談から。

・最初のfはどれくらいのf?
アップスラーなのでそもそも音が出しにくいはず。思い切り出すつもりで丁度。

・3小節目の3連音符+スタッカート+スラー。このスタッカートは柔らかく押さえるのか、思い切り出すのか?
ダラダラ優しくではダメ。ここは思い切り出す。テクニック的には弓の根元の方を使って弓を放して。

・その後の2音ずつの3つのスラーは3つつなげるべきか、つなげなくてもよいか。
繋げず弾きたいと希望。どちらでもオッケー。つなげるとダラダラした感じになるし繋げずでも良い。

その他の注意
・Brillanteなので、全体的にもっと早く元気よく。大げさなくらいに強弱を考える。
・特に7小節目のハーモニクスのミと次のドドレレミミのスタッカートはハーモニクスは前の音とのフラーはやめて単独アップで大きく。次のドドレレミミはpからはじめてfまで持っていき、次のpでまたボリュームを落とす。強弱の違いをよく出して。
・4小節目の3音和音はfで激しく一気に。弓を戻す時に弦を弾いている。手首の動きを利かせ、回すように素早く弓を戻す。
・ポルタートはほぼできるようになっている。弾きはじめる時の弓の用意など、楽譜を少し先読みしてちゃんと用意できるように。

次回までにcodaも。codaはダラダラ弾かずにかなり早いと思って練習してくること。


このエア・バリエは色々なテクニックが必要で、課題が毎回変わり違う曲をしている様で面白いです。
息子のピアノの先生に一度伴奏を弾いてもらって、更に曲の雰囲気を掴んでみました。伴奏を聞くと、今まで勘違いしてたり腑に落ちなかった部分で納得できたり・・・。
この曲もそれなりに進んでいるので仕上げが近くなってきた感じ(^^)。


●次回課題


・C.Dancla op.89-No.2  エア・バリエ(ロッシーニの主題による)
・Ecole Moderne du Violon William henley op.51 1番から

最後のは新課題ですが、100年前の教本びっくりで、原本はもうありません。アメリカの音楽学校の図書館でPDFとして後悔されているもの。取りあえず5~6ページ用意。
内容はスラー付ポジション移動のみ。4thとか2ndとか5thとか7thとかそれらの組み合わせとか、今までの曲ではあまりなじみのない移動です。
クロイツェルへ行く前にちょっとやってみましょうか ということなのですが、ちょっとどころかこれじゃ当分クロイツェルへは行けません(^^;)。多分。






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最終更新日  2009年02月16日 20時28分29秒


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