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げじねこ

げじねこ

January 18, 2006
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カテゴリ: 新選組!
どうやって感想を書こう。
そう思っていた。
先日ようやく2度目を見た。
ナヴィのムック本もようやく、じっくりと、全部読み終えた。

だから。

うまくこの気持ちを伝えられるかどうかわからないけれど、
なんとかコトバにのせてみたい。
私自身の気持ちのケジメのためにも。




    ※    ※    ※





『新撰組!!土方歳三最期の一日』


見終えたあとの胸の奥の熱さ。
けれど、それ以上に爽快感さえ感じられたドラマ。
不思議と泣かなかった。
泣けなかった。

もちろん何度もじんわりとしたし、
グッときたことも。

けれど、泣かなかった。
泣けなかった。
泣いてはいけないと思った。
どの場面も、一瞬たりとも気を抜かず(by局長)見届けたかったから。






場面は近藤がなくなってから1年後の函館。


新政府軍の陣営へ奇襲するシーン。
みな土方を待ってじりじりしているところへ

『待たせたな!』

くぅぅぅぅーーー。
ミタニンのファン心理を十二分に心得たセリフだ。
すでに何度もプレマップの予告編で目にしていたものの、


画面のこちら側のいったい何人がニヤリとしたことだろう(笑)。

そこに島田と尾関がいたのも心強い。
いるべき場所に、いるべき人がいる。
その安堵感のなんという幸福。

もっともそこは戦場で、そんなこといってらんないか。
いや、戦場だからこそ、
「いるべき人がそこにいる」ことが大切か。



そして当然のように尾関が掲げる『誠』の隊旗!
けれど目にしたのは目にも鮮やかな金糸の文字と赤い地色が・・・(涙)。
そう。
そこにあったのは歴戦の痕が生々しいボロボロの隊旗。
けれど尾関のなんと晴れがましくきりりとした表情!
本当に、誰よりも誇りと気迫を持って掲げているのが伝わる!!
いいなぁ。
旗持ちの尾関が最期まで残っていたのが救われる思いだった。




新政府軍から奪った兵糧のなかから酒を振舞う。
その中心に頼もしく、笑顔でみなに呼びかける土方がいる。
囲むみなもまた笑顔。
まぶしいほどの尊敬と信頼を語らずして語る。


本当に変ったんだな・・・副長。

強烈に記憶に残る、
あの突き放すような視線も、
触れればキレそうな雰囲気も、
もうそこには微塵もなかった。

そしてそれは、
本当に局長がいないんだな、ということの証明でもあり。

そのことが土方にとってどれほどつらくても、
残され、託された新選組のために生きてゆかねばならず。

けれどそれは鬼の副長を演じていた過去との決別。
命を預けられたものとして、みなの士気を高め、
ひっぱっていくのには鬼ではいられず。

急に変ったわけではないだろうし、
変れるはずもないだろう。

徐々に、単に頼れる副長から、
心底信頼し、命を預ける事ができる我らが副長になっていったんだろうな。



さて。
ここで新たな隊士登場。


相馬主計@小橋賢児くん。
なんともりりしい。白たすきが目にまぶしい。
後半の2階から飛び降りての殺陣はお見事!
不思議なんだけれど、ちゃんとデキル隊士に見えたんだよねー。
若くても、芯が一本通った頼れるやつに見えたの。
そこがうれしかった。


山野八十八@鳥羽潤。
蟻通勘吾@山崎樹範。

池田屋事件当時からいたというふたりに

島田が『おまえらそんなに前からいたっけ?』
ふたり『めだたなくてすいません』

くっくっく。
うまいよなぁミタニン。
どうしても違和感がでそうなこのシーンをうまーく逆手に取ったセリフ。
にやにやしちゃったぢゃないか。

けれど本当に登場シーンも少なくて、
正直目立たなかったし残念。


市村鉄之助@池松壮亮くん。
・・・かわいい・・・。
反則ワザだあのかわゆさは(*^^*)。
土方ぢゃなくても、おばちゃんでもメロメロさ(笑)。
あのかわゆくて一途な、そしてひたむきでまっすぐな目。
大人になったら島田みたいに熱き血潮で暑苦しいほどに(爆)
土方さんを慕うんだろうな。
そんな将来を予見させるコ。
けれど、ココは戦場。
それも敗戦が見え隠れする戦場。
どんなへりくつをつけてでも、この最も若い隊士を死なせたくない。
絶対的存在の土方の命令であったからこそ旅立つ。


『特に島田や尾関には見つかるな』
なんてのはしかし、ムリだよねぇ(苦笑)。
どう考えても経験と場数が違う彼らに土方の微妙な態度や、
少年隊士の気負いがわからないはずはなく。


もちろん血が沸騰する島田。
押さえにかかる尾関。
土方の覚悟の程を知っての反応がそれぞれに熱い。
火傷しそうに熱い。
どちらも土方を思う気持ちに変わりないけれど、
そのあり方がそのままふたりの個性を現している。

京都時代はそこまで土方副長一途ではなかったと思うのだが、
やはり会津を経てこの函館の地までいっしょに戦ってきた。
時間の経過とともに積み重ねた同士という名の絆。
男が惚れる男になっていった土方への愛情。
そのことが伝わる場面だったな。



一方土方。
市村少年に託したコルク!(←総集編でおみつが持っていた理由が解明!ウマイ)
で思い出す試衛館の仲間たち。
近藤がいなかったのが本当に残念だったけれど、
そのへんはうまく話を持っていってたね。

けれど何より。
わーーーん。
みんなーー。
みんながいるーーーー!!!
おばかなことを話す笑顔の
みんながいるーーーー!!!

底抜けの笑顔でまだまだ子供の総司だ。

山南さんはやっぱり理屈っぽくて端正で。

源さんはいつもどおり腰が低くてお茶を出してるし。

平助もまだ子供だけれど、でも礼儀正しくキマジメで。

佐之助は変らず天然で食いしん坊だし。

永倉は変らずたくましくて老けてるし(おい)。

そして土方はわかったような風でちょっとひねてる(笑)。



そうだよ。
そうだったんだよ。
一瞬にして甦る。
みんなしてわいわいわちゃわちゃしていたあの頃。
いっしょになってあのとき、
あの場所に私の気持ちもいたんだ。

回想シーンのあとに土方がつぶやく。



『みんな、いなくなっちまった』



私も同じように喪失感を感じた。


胸の奥が熱くきゅとなる。
誰一人として欠けていい仲間なんていなかったはずなのに。


けれど振り返るのは今このひとときだけだった。




    ※    ※    ※



ふぅ。
どうしよう。
また・・・とてつもなく長くなりそう?
いやいや、残りは意外に短いかも?
自分でもわかんないのよ書いてみるまで(^^;)。
とりあえず、今宵はここまで。

つづくっ!←ライフカードのオダジョーの声で(笑)





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最終更新日  January 18, 2006 09:16:44 PM
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