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げじねこ

げじねこ

March 17, 2006
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カテゴリ: 舞台&役者
『レ・ミゼラブル』 中日劇場

2005年3月17日 12:30開演(休憩込み3時間15分) 1階7列センター


【キャスト】
バルジャン:山口祐一郎
ジャベール:鈴木綜馬
エポニーヌ:ANZA
ファンティーヌ:井料留美
コゼット:剱持たまき
マリウス:岡田浩暉
テナルディエ:駒田一
テナルディエの妻:森公美子
アンジョルラス:東山義久
ガブローシュ:大久保祥太郎

グランテール:伊藤俊彦
クールフェラック:横田大明
ジョリ:岡田雄一
コンブフェール:小鈴まさ記
フイイ:清野秀美
司教レーグル:宮腰裕明
バベ:阿部よしつぐ
プリジョン:岸裕二
プルベール:萬谷法英
モンパルナス:森隆二
クラクスー:沓沢修一郎


***********************************************



本日のお目当ては、初めての鈴木ジャベ&東山アンジョ
ご贔屓の岡田マリウス&駒田テナ
そしてK嬢ご推薦の注目株、小鈴コンブフェール





いやぁ、堪能したよもう!
やっぱり山口バルジャンも久々だったし、他の注目キャストもよかったし、
そして全く知らなかったというか、気が付いてなかったのだけれど、
鈴木&岡田&小鈴各氏が中日劇場でそれぞれ一足お先に楽だったんだね。
カーテンコールで駒田さんの司会でそれぞれお言葉があったんだ。


なんとカーテンコールのお花を実は実は・・・私も隣に座った姫も共にゲット!
誰の花だったのか・・・それが問題だ(笑)。

楽挨拶とカーテンコールでのお花の話は【番外編】で紹介ね。にひひ。





そんなこんなで個人的にツボだらけ。
しかも、7列目といっても実質4列目センターでの観劇だったので、
今まで気が付かなかったことや見逃していた事が
改めていっぱいあったことでよりいっそう堪能できて(^^)v。
とにかく濃い~~~~観劇だったよ。



では順番に。
あ、もちろん長くなるから。予告しとく(爆)。
興味ない方ごめんなさい。


山口バルジャン


今更なんだけれど、『彼を帰して』『エピローグ』は特にイイ!
神々しくて、天から光が一筋差し込んでいるかのようで絶品っす。
もちろん他の歌も文句ナシっす。

でもね・・・んーーー。
やっぱり先日別所バル観た後だと、お芝居の部分がちょっと物足りなかったかなぁ(^^;)。

その「型」に気づいてしまうと、妙なおかしさがときどき不意に込み上げてきてしまうんだな。
困るよ実に。
シリアスなシーンとか、なんでアタシャここで笑いをこらえているんだー???
そんなことを考える自分が・・・おもしろいじゃん(おい)。
あと、後半の老人なのに、微妙に足取りが軽いのが気になって。
下水道のシーン、けっこうスタスタ歩いていたような(^^;;)。
あそこはもっと苦しげにやっとこさ、っていうふうにして欲しかった。
なまじ脚が長くてスタイルいいものだから、かえってそんなとこまで目が行っちゃうのよね。

こーーんな勝手な事ほざいてますが、でも、山口バル好きなんだよ。
ホントだよ。信じて。

無条件に楽しかったのはやっぱり宿屋のテナ夫妻とのやりとりかな。
なんともいえない間と目線、動きがスゴク面白くて目が離せない(笑)。
その後、コゼットを連れ出しドレスと着せてから抱き上げて、
やっぱり回し過ぎだよぐるぐるぐるぐる(◎◎)。
観てるこちらが目が回りそうな錯覚しちゃうじゃん(爆)。
心底楽しそうな笑顔はここだけだものね。よかったよ。

それ以上の微笑みはやはり神に召されたときかな。
お迎えに来たファンテとエポに見せた穏やかな笑顔もまた忘れられない。
愛する大切な大切な娘を、委ねる相手をみつけ安心して旅立てた。

失う痛みはあれど、ようやく得た本当の自由と愛。
やっぱりいいよこの舞台。
うん←ちょっぴり思い出し涙





綜馬ジャベール
好き。
めちゃくちゃ気に入ってしまった!!
先日の今ジャベが熱いのと対照的な、あくまで冷徹なジャベ。
触れたら切れそうな情け容赦のない雰囲気と、見つめられたら凍りつきそうな視線。
たまらんっ!
あの眼でクールに見つめてもらいたいかもしれん・・・
私・・・Mだったのか?(爆)
とにかく本当に常にクールでニヒル(死語?)なその表情がよくてねー。

そんなジャベなのに、それなりに表情豊かで。
たとえばバリケードにもぐりこんだ時。
アンジョが砦の上で叫んで(歌って)いる時、ひとり客席を向いている綜馬ジャベの
「フフン、おまえらになにができるというのだ、バカな若造らが」
というのが、片方の口の端を持ち上げて軽く笑うだけで伝わってくる。

身分がばれてバルにその身をゆだねられた時の表情もよかったなぁ。

「対決」での緊迫感もよかったし。
あ、でもここで椅子が壊れなかった。一瞬こっちが焦ってしまったよ。
当のふたりはなんの動揺もなくやり過ごしていたけれど。

「スターズ」では自信満々、権力と正義の執行されるのを
なんの疑問も持たず信じていた。

砦が落ちた後、そこへバルジャンを探すため
死んでしまったものたちを確認しにきたときの、乱暴とさえいえる死者への扱い。
このあたりからすでに混乱の兆しか?
常に沈着冷静な行動をするジャベらしくないよね。
あの扱い方ってちょっとアセリを感じたよ。
今さんはもうちょっと丁寧だったような?←すでに記憶が曖昧(--;)

その後の下水道でバルを逃がした自らの言動にとまどいが隠せず。

だからその後の「自殺」がとても心情が伝わった。

唯一無二、絶対の存在であった法。正義。
自らの信じてきたものが崩れ去った瞬間。
まさに混乱。
そして錯乱。
受け入れがたいものを自ら受け入れてしまった今、
自分の存在さえも許しがたく己を裁いてしまったんだろうか。


キャラ的には心情をシンクロさせるのは難しいのに、
この綜馬ジャベは最後、すごく感情移入してしまった。

ブラヴォー!!!




岡田マリウス

なんだか少し痩せた?
第一印象がコレだった。
お顔がスッキリしてよりスマートさが増したような。
そして期待以上に恋ばかっぷりが健在でうれしかったー(*^^*)。
そうそう、コレだよ。コレが観たかった。
逢いたかったんだよーーー。
燃える太陽の矢が突き刺さってからのぽわぽわっぷりが大好きだわ~。
あの地に足が着いていない足取りがなんとも楽しい。
正に夢見心地の表情もかーーわーーいーーいーーー

もちろん声も大好きだなー。
伸びのある、でもどこか優しさを感じさせる甘~い歌声。
好き好き好きーーー。

恋ばかっぷりを仲間らにからかわれても、
からかわれていること自体に気が付いてないんだよね(笑)。
アンジョがあきれながらも、目を覚まそうとするやりとりもよかった。

そうやって舞い上がるほど、マリウスに恋するエポのいじらしさが際立って。
眼中にない扱いがなんともじれったくかわいそうで、
コノヤローーーなんてちょっぴり思ったり。
そのエポが死にそうなとき
「愛でなおせるならば」
なんて、そんな無責任なこと言うなよもう。くすん。

そして。
友を、仲間をすべて失ってたったひとり残されたマリウス。
「カフェ・ソング」はやっぱり泣けるよ。
後ろで見守るみんなの表情もたまらんよね。
なんともいえないあったかい表情なんだよ。
うぁぁぁぁ←やっぱり思い出して涙ぐむヤツ

告白では、一度もバルを見ないんだね。
見ようとしないというべきか?
原作では罪を犯したことを許せなくて冷たくあしらう未熟なマリウス。
舞台上のマリウスはそこまで冷たさは感じないけれど、
でもとまどいつつ、それならしょうがないかと受け入れているのかな?
だから、命の恩人と知ってからの感謝と、
行かせてしまった後悔と、
間に合ったことへの喜びが混じったなんともいえない表情がとてもよいのだ。




ふぅ。
書きたいことはまだまだあれど、さすがに明日に差し支えるので今宵はこれまで。

つづくっ!←最近の得意技だな





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最終更新日  March 18, 2006 12:47:20 AM
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