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友が帝劇で光ちゃんを2列目どセンターで観てしあわせすぎてくらくらしてるらしい
よかったねーーー
と友の満面の笑みを思い浮かべてこっちもしあわせになって寒さをしのいでいたら(え?)急に思い出した。
そういやありがたいことに、私はこれまでそこそこの数、観劇してるので、最前~5列目くらいまでのしあわせを何回か味わったことある。
そして最愛のダーリン古田さんを去年夏、初めて最前どセンターで拝見したなぁと。
演目は・・・『犬顔家の一族の陰謀』でしたけど
古田ファンの友人と、チケットが到着した日、お互い信じられなくてアタフタしたっけ(笑)。
そして考えてみたらバタバタしてて感想書いてなかったな、と。
ま、同じ間近といってもですね、ビジュアルな光ちゃんと濃すぎる面々とでは目福の意味も違ってくるけどね![]()
ってことで今更ですが思い出しついでにちょこっと。
はい。
今、寒いものねー。
こんなときは暑苦しかった季節とお芝居を思い出すのも一興かと
『犬顔家の一族の陰謀』~金田真一耕助之介の事件です。ノート
シアターBRAVA! 2007年7月29日(日) 1階A列どセンター
【キャスト】
<犬顔家> 太郎子(たろこ)/木野花
柴子(しばこ)/村木よし子
助比代(すけぴよ)/磯野慎吾
次郎子(じろこ)/高田聖子
ロベール/古田新太
助垂(すけたれ)/河野まさと
エマニエル/保坂エマ
三郎子(みろこ)/山本カナコ
大(まさる)/池田成志
助焦(すけこげ)/右近健一
ちわ子/中谷さとみ
助佐衛門助介(すけざえもんすけすけ)/橋本じゅん
野見山玉男(のみやまたまお)/勝地涼
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粟館(あわだて)弁護士/粟根まこと
糠橋(ぬかはし),保地田(ほちだ)/インディ高橋
太土木(ふとどき)刑事/村木仁
小松巡査/小松和重
敗地(まけち)大五郎/逆木圭一郎
犬滝神官/橋本じゅん
吉田先輩/吉田メタル
黒井/川原正嗣
猿兵衛/前田悟
大地マヤ/中谷さとみ
【ストーリー】
金持ちのじーちゃんが血縁者でなくゆかりの者に、一族の女性をめとることを条件に財産を譲る遺言したおかげでスプラッターな展開に。
おかげであちこちでバッタバタ人が死んじゃうので金田真一耕介之助が事件解決に乗り出すけど、頼りになりそうでならない風情でどうなっちゃうの?なお話
・・・いいのかこんな説明で(笑)。ま、かの有名な「犬神家の一族」へささげるオマージュです♪
とにかく、よくまぁこんなにあほらしーことに全身全霊かけてくださいましたねぇ!と←褒めてます
出だしからしてミュージカル仕立て。途中もわかる人にはわかる演目が。
意味不明にゴージャスだし、パロってるわりにちゃんとしてるのがステキ
「オペラ座の怪人」「コーラスライン」「キャッツ」「エリザベート」「ジーザスクライスト・スーパースター」
みーーーんな大好きな作品なのでもうどツボにはまってとっぴんしゃんの茶壷状態。
そこまでやるか?な展開にうれしくって悶絶(爆)。
ストーリーも一応、ってのも失礼だけれど、最後まで観たらきちんとしてるの。
ただねー途中の寄り道が多すぎて迷子になること数度。
一番迷っていたのは金田真一耕助之助の宮藤さんだったけれどね(大笑)。
それにしても最前列。
「阿修羅城2003」でも体験したけれど、おぽんちだとこうも感覚が違うものなのかと。
あのね・・・ただでさえ濃い出演者たちの濃さがなにせダイレクトでしょ?
あまりの濃さに直視し続けるとめまいがしそうになったのよー
たとえば勝地くん。
一見さわやかだけれどじつはモドキくん(うさんくささ具合がまさに新感線テイスト!)はいいのよ。
宮藤さんもね、あの不思議に頼りない具合がなんともよいし、小松さんも翻弄されっぱなしなところがよろしかったのね。
他はとにかく 濃すぎる!
池田さんはなにもしなくてももともとうさんくさいのに今回は見かけもうざくて、しかもさすが準劇団員の本領発揮とばかりに古田さんもいっしょになってなんつーかやりたいほーだいにひっかきまわすことといったら!?
しかもほとんどがやり逃げみたいな状況でとりのこされた面々はつくろうのに必死でねぇ。
や・・・とりつくろえないことも何度か(爆)。
なのにそのふたりを本人自覚なしに振り回したつわものが。
はい、木野花さんです
モモタローの鬼退治のシーンではあまりの暴走っぷりにスで笑ってましたもんあの人たちが。
なのに太郎子になると一転、意味深な熟女の存在感ときたら!
まさに天下無敵でブラヴォー
目福といってよいのかどうか迷うのだけれど、河野さんの肉体が以外にムキムキしてたのにはびっくり。セクハラ?!シーンをはじめとして、先日の「犯さん哉」の古田さんのようないでたちでねぇ・・・目のやり場に・・・一瞬迷いつつも結局しっかり見たけれどさ
あと犬カキ湖でのシンクロナイズスイミングのシーンはみなさんの必死さかげんが(なにせ逆さの姿勢なので)ど迫力でござんしたな。
そしてやっぱりおぽんちといえばかぶりもの!!!
期待を裏切らない、いやそれ以上にブラボーな意味不明に作られたかぶりものたちには大拍手だったよー。
逆木さんなんてもう、くるぞくるぞと客席がみんな待ってるし。
古田さんはやっぱりお風呂場のセットがとっても似合ってたにゃん
もちろんじゅんさんはやっぱり卑怯なくらいおいしい役どころで。
前出の池田さん古田さんほど出番がなかったのが残念だったのだけれど、出てこればもうこっちのものーーーってカンジでアドリブも入れて飛ばすのよねー。
他の劇団員たちも、そんな濃ゆい面々のなかで薄まるどころかそれぞれがきっちり主張して色褪せてないところがさすが!
特に保坂さんと中谷さんが今まで観た中で一番かわいくって(もちろんかわいいだけぢゃないけど)重要な役どころ、好演だったね
あと忘れちゃいけない右近さんの死神が・・・リュークが・・・めちゃくちゃそっくりでバカウケ~。
そして戻って古田さん。
本当に別段この役いなくても充分話は成立するよね(おいおい)。
でもこのフランス人もどきの古田さんがやたらラブリーなのよ。
妙に耳に残る日本人が真似する外国人のしゃべる日本語もどき(説明が長いよ)のセリフがすっごい似合うの。
そしてあなたしか着こなせないわね!っていう原色ジャケットがまぶしいっ!←ファッション関係の仕事してる設定ってのもある
この舞台の前が主役でなにせめちゃセリフが多かったからねー(「薮原検校」)。
こっちはもうリラックスしすぎでしょうってツッコミ何度も入れちゃうよもう!
物語のオチは、そうくるかというか、ま、タイトルからしてそうなのかーと納得させられたけど、うまいねぇ。うん。
なにせもう半年前の観劇の感想だからね、パンフひっぱりだしてひとり思い出し笑いしながらにやにや怪しい人物になりながらもあやふやな部分も多々。ま、自分のキロクなのでこんなとこで。
追記。
舞台とは関係ないけれど古田さんの先日のサイン会のレポは コチラ
妙に真面目な表情がなんとも・・・
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