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げじねこ

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August 15, 2008
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カテゴリ: 舞台&役者

『エリザベート』 中日劇場
2008年8月10日 (日) 12時開演 2階6列上手

<キャスト>
        エリザベート:涼風真世
           トート:武田真治
          フランツ:石川禅
          ルキーニ:高嶋政宏
          マックス:村井国夫
          ゾフィー:寿ひずる
          ルドルフ:伊礼彼方
         ルドヴィカ:春風ひとみ
      マダム・ヴォルフ:伊東弘美
       グリュンネ伯爵:治田治
シュヴァルツウェンベルク公爵:阿部裕
          エルマー:中山昇
 リヒテンシュタイン伯爵夫人:小笠原みち子
      ヴィンディッシュ:河合篤子
        少年ルドルフ:太田力斗

<ストーリー>
黄泉の国で裁かれている男がひとり。名はルキーニ。1898年9月10日オーストリア皇后エリザベートの暗殺者。
死してなお問われるのは「なぜ彼女を殺したか?」
彼は応える「黄泉の帝王、トート閣下が彼女を愛したからだ!」
そして物語は始まる・・・。

お転婆なシシィ、ことエリザベートは姉の見合いの席で、こともあろうに自らが見初められてしまう。
相手は従兄弟でもあるオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ。
しかし結婚生活は、厳格な皇太后ゾフィーのお后教育で窮屈でしかなく、授かった子供たちも奪われてしまう。
けれど花開いた美貌は外交政治に一役買い、皇后を深く愛する皇帝はついに母親より妻を選ぶ。
自我に目覚め自由を求める皇后は、皇太后にとって邪魔者でしかなく、
その策略で傷ついたエリザベートはヨーロッパ各地を常に旅する生活を送るようになる。
そして厳しくなる一方の世界情勢はウィーンのハプルブルグ王家にも容赦なくせまり、皇太子を巻き込み破滅への道を進んでいくのだった・・・。

********************************************************


前回観たのはいつだったかなーと調べてみたら、2005年9月でした。
内野さんのトート&井上君の皇太子ね。
翌年の公演で武田トートが登場したんだけれど、そのときは遠征しなかったから結局4年ぶり。

でも楽曲はもう数え切れないほど聞き込んでいたので3年ぶりでもすぐに世界に入っていけたよ。「ただいま~♪」「おかえり~♪」ってなもんです(笑)。

そして今回。
とにかくトート・エリザベート・フランツ・ルドルフのWキャストを全部観たいというのが当初の目論見で、
しかも2回と言う最小回数で網羅するためキャスト表とにらめっこしながらなんとか目標確保で観たのがこの日。

最大のお目当てはもちろん武田トート。
えっとね。
ゴンドラで登場して、おぉ~美しいなぁと。
そして下に降り立ったときやっぱり思ったのは小さいなぁ、でした(^^;)。
でもね、その小ささがむしろ活きてつかみ所のない不思議な魅力にもなってたかな、とは後から思ったことだけれど。
そしてね、やっぱ問題は歌でしょうと。
いっちゃぁなんですが、昔、内野さんで妙~な鍛えられかたをしたもので(おい)構えてしまうんですよ。
けど、いらぬ心配でした。
まぁ声量とかは、んーーーと思わないでもないのですが、音程は私的に充分OKで、時々おぉっ!って思うほど聴かせてくれるところもあったしうれしい誤算←なにげにえらそーなコメント失敬(^^;)
それより、演技ですよ!!
2階席から、もう誰よりもしっかりオペラグラスでおっかけて表情を見たのですが、これがとってもよい表情が多くてねぇ。
泰然自若とした、まさに帝王の山口トートと比べるといかにもワカゾーなトートなんですが、その分身軽。
フットワークが軽やかなので神出鬼没っていう言葉が似合うなぁって。
そしてワカゾートートらしく、最初は感情が激したりとかわかりやすいのが、エリザベートを何十年も待ち続けるうちにトートも段々落ち着いた魅力が出てきたような気がしてね。
っつってもトートには「時間」の観念はないというか無問題だとは思うのだけれどね。
1幕ではそんなにも「萌え~」ではなく、結構いいじゃん~なくらいだったのが、2幕になってからはどんどん引き込まれていったのもうれしかったな。

「最後のダンス」では、まだムフフ~なんてこっちも余裕で観ていたのよ。
なのに。
「私が踊るとき」にはトートに余裕さえ感じられておぉっとなり、「ママ何処なの?」では少年ルドに向ける視線がクールでよいの。
「微熱」ではやたら色っぽいし、かと思えば「闇が広がる」「独立運動」では仲間のふりして翻弄するだけしておいて、
立ち去るときの満足げな妖しい微笑にどきっとし、「マイヤーリンク」でルドルフ命を奪ったあとは満足するかと思いきやめちゃくちゃ冷たい表情。
というかまるで能面。ゾッとさせるんだよ。
「悪夢」では本領発揮とばかりに息子以上に陛下を苦しめるんだけれど、これこそ「死=トート」の本性とばかり、数々の「死」を見せつける。
当たり前だけれど「王子様」ではなく、「HERO」でもない存在なのだなぁ・・・と。
そしてやっと手に入れた「愛」。
エリザベートを待つことは、年月とは無縁の異界のトートにとってそれほどむづかしいものではなかったよねきっと。
だからかなぁ?
愛しているのだと思うよ確かに。
けれど、彼女を棺に納めたあとの表情が・・・またなくなっていたの。能面なの。
喜びは一瞬だったの?それともその冷たさこそが愛なの?
そんなこんなをいろいろ考えさせられちゃって、どんどん深みにはまっちゃって、今もがいております。
しかもワタクシ自身大喜びなのがなんとも(爆)。

こんなにも目が離せなくなるトートとは思いもせず、うれしい出会いでした。
財政難のため2階席にしちゃったけれど、これはもっと近くで味わってみたくなる媚薬でもあり。むーーーん。いくら地元でもこれ以上時間取れないしなぁ(涙)。
すでにその香りだけでかな~り毒されてしまっているので、これ以上は・・・自粛・・・したくないけど自粛なの!(あほ)

ただねーステキーーーといいつつ、突っ込みどころがなかったわけではないのですよね←所詮こーゆうオンナです(笑)。
カラダ、実は鍛えてて結構ムキムキなのはわかってるんだからさー、いくら胸元が開いた衣装だからってそこまで胸筋アピールした線を書き込まなくてもって思っちゃったわけ(爆)。
『どこみてんのよーーー!』っていうのはないよね?『観て観て観てーーー!』な衣装だったんだからさ。

あと、黒はもちろん赤い衣装もよくお似合いでしたわ。
見た目も麗しくて目服目服(*^^*)。
同行の友がね、真っ黒な尻尾が見えたねって。小悪魔っぽくてよいわ~って。
うんうん。
でもねーただの小悪魔じゃないのよね。
キュートなんだけれど、その美貌と妖しい笑みに惑わされてると命を吸い取られるかのようなの。
ドラキュラぢゃないけど、そんな要素もアリかなと。


他のキャストはまたあとで♪






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最終更新日  August 16, 2008 04:59:16 PM
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