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げじねこ

げじねこ

December 20, 2009
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カテゴリ: 劇団☆新感線
蛮心教寺院。結構立派。
すっかりキレイな顔と衣装のペナン。でも口調は、この1年で覚えたのか鳳来国の言葉(しかもナゼか関西風)・・・だがどこか発音があやしくて、そこがまたかーいらいいんだな♪(^^)
ガランとロクロクも手伝って、大鍋からかゆのふるまいに大勢の人だかりが。

そして、登場するは我らが蛮心教教主・飛頭蛮さま!
きゃぁ~~~~真っ白な髪はそのままだけれど、ストレートサラサラですわぁぁぁぁ(*^^*)。
しかもバレッタのような髪留めまで←ここはついつい後姿をオペラグラスで確認(笑)
お顔もすっきり・・・でも、うひゃぁぁぁぁ目の周りしっかり黒のアイラインで囲って、ただでさえ鋭い眼光が更に際立ってまする。
衣装がまたステキ♪
いかにも教主にふさわしい白地なんだけれど、特筆すべきはマント!!!!!


そしてここで、なんと歌いながらの説教だよ(@@)。
いやぁ歌うとはきいていたけれど、この場面ねぇ。
しかも何気に・・・つーーかめっちゃ難しいよぉこの歌!?
ラップみたい?でもあるし、でもペナンの聖子さんがこれまた絶妙なコーラス?ハモリ?で聴かせてくれてもうノリノリ♪
相変わらずいい声だわ~私も説教聴きに行きたい~いっしょに踊りたい~つか、入信しちゃうぞ(爆爆爆)。
そう、民衆役の人たちが客席通路でいっしょにワイワイそりゃもう楽しそうに踊るんだよ。
思わずにこにこ笑顔だよ(^0^)。
でもさ。
後から思ったんだけれど、通路の階段で踊ってるんだよね。大変だー。スゴイー。拍手ー!


遠くからその姿をみつめる覆面浮名とその部下。
この覆面が、典型的な覆面強盗の姿の典型でさぁ・・・似合いすぎるっちゅーの。

ベタ。ベタベタ。でもスキ。大好き。うへへ。

部下に命じてかゆのふるまいをやめさせ、イチャモンつけて民衆を追い払おうとするが口でかなわず、無論腕でもかなわず。
ここでの飛頭番がもうね、余裕しゃくしゃく片手であしらってるんだな。
1年前の泥臭いとでもいうような戦い方はもうどこにもないの。あのときのサジも言葉どおり戦い方を伝授してもらったんだなーってわかるよね。
そしてやっぱりふわりふわりと翻る白いマントがもう・・・もう・・・(萌)。

ちょうど下手花道から登場して、逃げ道ふさぐのね。
こっからはパントマイム!?
ふたり無言のまま見つめあう。
最初は力技でおしのけようとする覆面浮名。
かなわないとみて目線そらすのはもちろん覆面浮名。
左右に逃げ道探すのはもちろん覆面浮名。
フェイントかけたり、近場にあった装置にさわってやけどしそうになってるのももちろん覆面浮名。
この間・・・・どちらもずぅぅぅぅぅっと無言。
もちろんサジは笑顔のまま、そして浮名は覆面してるのになぜか表情が、感情がめちゃくちゃ伝わってくるのん。
身振り手振りだけで・・・って、何気にスゴイわぁ。
結局覆面はぎとられちゃって正体バレちゃってもうさんざん。

なのに、飛頭蛮は一瞬驚きの表情をうかべるものの、すぐにコレもサジ直伝なのかうさんくさい笑顔(おい)を浮かべ、浮名を持ち上げる。
相手が下手にでた途端強がるのもかわいいなぁ←ここらから何気に浮名贔屓になってきた(笑)
うまいこといいくるめられ、金銀財宝の手土産までもらっちゃってゴキゲン浮名←このわかりやすい変わり身の早さもスキー。
そして飛頭蛮、さすが留学生となるほどアタマのデキがよいんですからね、このくらいの屁理屈、つーかおべんちゃらも妙な説得力があってさぁ。
またサジがその上を行く白々しいおべんちゃらでねぇ。
私はとにかくうれしくってうれしうってニマニマ(^m^)シーンだね♪


浮名が去った後、今度はなにやら身分高く曰くありげな訪問者。
名乗ることは出来ませぬが・・・というが現れたのはなんと美古都だった。
互いに見詰め合った一瞬の沈黙。
けれど飛頭蛮は何事もなかったような笑顔。
そして美古都も、何かを感じたようだが、すぐ気を取り直して蛮心教の教義について訊ねる。

ここなんだけれどさ。
美古都・・・気がついたよね?本能とでもいうか、なんというか、前に「目を見ればわかる」なんてセリフがあったでしょ。
だから留学5年、監獄島10年、脱走後1年の計16年ぶりであっても、見かけがどんなに変わっていてもやっぱりわかったんじゃないかなーって。
でもまさかという想いもあるよね。だからざわつく気持ちは封じ込めてつとめて冷静に対応したのではないかなぁ。
そして封じ込めたわけが登場。
牛車に乗った大王よ~~~ん♪
もうねーーー一瞬誰?って思うくらいスリムになった右近さんにびっくりだわ(@@)。
何気に品があるし。いくら役でもそーゆうの醸し出せない人もいるからね(^^;;)。
まさかの大王に驚く面々。更に驚かされたのが美古都がその大王の后であるということ。
しかも美古都にゾッコンなのがよぉぉぉぉくわかるシーンでもあってね(笑)。
やたらめったら美古都にかまってかまいまくって、なんかもう美古都ってばスで困っていたような(^^;)。
でもね、ちゃんと「今日はいい夫婦の日(11/22でした)だからね♪」に納得~。会場もほんわか気分に巻き込まれて拍手だったよん。
そして美古都なりに蛮教に疑問を持っていたことがわかり、後日学問頭の空麿と教義問答をすることになる。

んでね。
このシーンもだけれど、舞台上観たい役者がいっぱいで困るのよね~。
メインの飛頭蛮はもちろん、脇に控えてずっと皆をやさしく微笑みながらもしっかり観察しているサジとかぁ♪
美古都の後ろに控え、言葉は少ないものの常に周囲に気を配るクールビューティー刀衣とかぁ♪
なにげにかわゆしなペナンとかぁ♪
そんなこんなでみんなの表情も気になるからオペラグラス使うと、その場はひとりしか確認できないし・・・で悶々。
でもね~わかるでしょ?観た人ならさ(*^^*)。
ところで、牛の村木さん・・・公式ブログにあったようにちゃんと牛、でしたね~反芻してたよ(爆)。

皆が去ったあとの飛頭蛮。
さすがに動揺のあとが見られたが、それを振り切るように改めて疲れ果てた国の実情に復讐の念を強くし、また後押しするサジの言葉「叩き潰せ」「協力を友情に誓う」に決意を新たにする。
そして意味ありげに(いつもだけれどさ)微笑みながら考え込むサジ・・・の姿がやっぱりステキー!←コレばっかり(蹴)



深夜の宮中。
ここでも昔を想いどこか意味ありげな会話をする美古都と蔵人。
大王は優しすぎる・・・この言葉がねぇ~思わず『朧の森に棲む鬼』の大王を思い出させたよ。
どちらの大王もかしこいのに、愛しすぎて優しすぎて哀しい人だったよね。
そして美古都が今もかの人を忘れていないことを、しかし己の今立場からなんとか忘れようとしていることがはっきりとわかる。

影に潜み、ひっそりと美古都を守る刀衣の身の上も明かされる。
難破して流れ着いたのを救われ、過去を捨て生きる・・・即ち美古都を一生守る決意であることを。


大王の寝室。
書き物をしているその奥の寝台に誰かいる?
寝そべってくつろいでいるのは・・・やぁぁんサジですわぁ。そんな姿もめっちゃラブリー(*^^*)。

ここからの大王との会話が・・・脅迫され遺言を書き、命を狙われてせっぱつまった場面のはずなのに不思議と緊迫感が薄いの。
それは優しすぎる大王の物言いと、サジの笑顔のせいだとはわかっているけれど、語られる内容は深いんだな。
何気に鋭い人間観察でサジの目的と本性を見抜く大王の聡明さ。
聡明ゆえに愚かな世間を理解できないでいたと気がつかされる。
そして大王なりの一応の抵抗もむなしく殺されてしまう。
なんだろ。
大立ち回りのひとつもないのに、むしろたんたんとしているのに、めっちゃ心に残るものすごく哀しくて淋しい場面だったよ(;;)。
駆けつけた美古都・蔵人も間に合うはずもなく、また遺言の内容に呆然と佇むだけ・・・。
ってかこんなにキュートでかわいい右近さん、今までで一番心奪われちゃったかも。影のMVPっすね!!

一方、何事もなかったかのように夜道を歩くサジをさえぎる刀衣。
大王殺害犯と確信したのは、その手際のよさと同族ならではの血の匂いを感じ取ったからなのか。
共に東の国の果てで生き、しかしそのイキザマはあまりにも違う二人が相容れるはずもなく、静かに戦いは始まる。
しかも五分五分。
強すぎるふたりのソレは、やはり華麗な舞とみまごう動きの刀衣と、最小限の動きで相手の動きを見抜いてよけ、攻撃に転ずるサジ。
共に相譲らず。
そこへやはり美しい男飛頭蛮の乱入。サジにこの一年たたきこまれた技がさえわたりさすがの刀衣も追い詰められ、得意の薬を使っての脱出。

もうねぇ・・・うへへへへと笑うしかないね。
うっとりだね。
いろんなタイプの殺陣があると思うけれど、3人とも違うんだよね。
でも、公演も終盤って言うのもあるからか本当に息が合っていて見応えあるんだなぁ♪目福目福(*^^*)。

そして初めて語られたサジの過去。
壮絶な話なのに背筋がゾッとしないのはやはりサジの笑みを浮かべた表情と語り口のせいだよね。
でも・・・だからこそ逆にめちゃくちゃ怖いともいえるよなぁ。


大王の葬儀。
思いがけない大王の自殺に(サジがそうみせかけた)ようやくわが世の春が来たとばかりにほくそえむのは道活・浮名・空麿の面々。
喪服の美古都が登場し、遺言が披露されるが、納得できない道活。
なぜならば、それは美古都を次の大君にする、とのことだったから。
しかも惜春がぬかりなく根回ししたおかげで、道活が味方と頼んだ豪族らは頼りにならず、憤懣やるかたないながらもぬかずくしかなかった。
刀衣から、大王がサジに殺されたと聞き、何かを心に決めた美古都。

一方飛頭蛮は、美古都が大王に即位と知り、結局は権力に目が眩んだかと荒れ狂う。
自分は見捨てられ、浮名にもなびかず大王に嫁ぎ、さらには自らが大王になるとは・・・とわめきちらすんだけれど、ここがねー。
んー。
ちょっとインパクトが弱かったなぁ復讐の炎を更に燃やすにはさ。
もともと土門を大勢の兵士の中から見初め、自分の婚約者にまでしたほどの才女でしょう?
だいたい、いくら愛する人でも犯罪者で、しかも無期懲役で監獄島に投獄されているのを10年以上も待ち続けていられるわけないしぃ。
ってか、有力者の娘ならなおさら、親はモチロンまわりもほっとかないよねー。
そのなかで、優しすぎるけれど愛情タップリ、しかも何気に賢い大王に嫁いだのは美古都なりに考えた末の結論のはず。
そしてそのくらい土門なら心底ではわかっていたはず。
が、理屈では納得できても本能では無理で。、全身全霊否定せねば今の自分の存在意義と復讐の焔が弱くなりそうだったのかな。
たぶん10年の間、復讐心だけではなく、美古都が自分のことを信じて待っていてくれると、コレはきっと口にはしなかっただろうけれどそう思い続けることで正気を保っていたような気がするのね。
そこらが、実は悪人になりきれない性善説をきっと信じていそうな土門の本来はまっすぐな、まっすぐすぎるともいえる性格なんじゃないかなと。
そこがサジもしっかりわかっているからたきつけるように、すべて打ち壊せといったんだよね。




やっと1幕終わりだー。
どんだけかかっているんだか(^^;;)。
2幕はちゃっちゃと・・・できるだけイキます!





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最終更新日  December 23, 2009 08:43:37 PM
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