時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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January 30, 2007
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 読んだのは 「人面瘡」 (横溝正史:角川文庫)だ。金田一の活躍を描いた短編集で、収録されているのは、表題となった「人面瘡」の他、「眠れる花嫁」、「湖泥」、「蜃気楼島の情熱」、「蝙蝠と蛞蝓」の計5編である。

 読むと、なんともおどろおどろしい世界が広がっている。何しろ、死美人と添い寝するといったような話ばかりなのだから。同じミステリーでも、私がよく読む内田康夫の作品は、殺人事件については、もっとあっさりとした書き方がされている。でも、この本に描かれている殺人事件は、何か情念のようなものが渦巻いている感じである。

 金田一は、この作品の中でも、ぼろぼろの着物と袴姿で、例の、ぼさぼさの髪の毛を掻き毟るしぐさを見せる。そして、彼が頭を掻き毟るときどんな難事件でも解決するのである。

 さすがに読み応えがある,ずっしりと重みのあるミステリーである。


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DVD「人面瘡」



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Last updated  September 17, 2007 09:45:05 PM
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