時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

鹿嶋神社 行きました New! じらーるぺるごーさん

某オークションで落… ブラジョンさん

スマホからの投稿 ライラック7611さん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん

Archives

November , 2025
October , 2025
September , 2025
August , 2025

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

January 25, 2008
XML


「遺骨」 (角川書店)を読んだ。ちょっと変わった題名である。

 今回のメインの舞台となるのは、またまた、山口県 長門市 である。プロローグは、長門市の 湯本温泉 に、行方知れずになっていた森喜美恵が舞い戻っていることを、松村尚美が、クラスメートだった古川麻里から電話で聞かされるところから始まる。この辺りは、以前 「はぐれ刑事純情派・20周年記念スペシャル」 などの記事でも触れたように、私の庭のような場所である。内田センセ、赤崎神社の南条踊りを真っ先に出すとは、長門市の取材をしっかりやったようだ。話は変わるが、森喜美恵の通っていたと言う設定の小中学と高校が、私の連れ合いと同じだったのにはちょっと驚いた。

 さて、内容の方であるが、光彦が、淡路島の常降寺へ早良親王の取材にいく途中で出会った男・龍満が殺害された。彼は常降寺に、父の遺骨が入っているという骨壷を預けていた。それを謎の女性がその遺骨を、龍満の従妹と名乗る謎の女性が引き取っていく。さらに、龍満の部下の田口を名乗る男も、遺骨を引き取りに現れた。しかし、本物の田口は、足尾銅山で殺されていた。光彦は、すべての出発点である、龍満の父の遺骨が元々あった長門市へ向かう。

 ところで、長門市といえば、湯本温泉だけでなく、童謡詩人 金子みすず でも有名である。この作品には、金子みすずもしっかりとモチーフとして織り込まれ、旅情を増している。




○応援クリックお願いします。 人気ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ

「遺骨」(内田康夫:角川書店)



風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)は こちら





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 25, 2008 07:21:30 AM
コメント(4) | コメントを書く
[日々の読書(ミステリー)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: