時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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July 22, 2013
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 ヒロインは、咲弥という亡国の姫。生まれた時から体に殺生石の欠片を宿し、それを狙う武田の軍勢に追われている。咲弥の体に宿る殺生石の欠片は、生き物の命を吸うことにより力を蓄えていき、やがては九尾の狐が復活してしまうという。優しい咲弥は、このことに心を痛めているが、だからといって死ぬこともできない。たとえ咲弥が致命傷を負っても、殺生石が、周りの生き物の命を吸って、傷を治してしまうからだ。ただ一つの希望は、那須岳にあるという、玄翁和尚が殺生石を砕いた「封魔の槌」。咲弥を守るのは、元々の護衛役である紫苑、咲弥を助けた少年の一吾、玄翁和尚の志を継ぐという玄通、そして凄腕の忍者だが、何か思惑のありそうな無明と矢吉。敵は、武田晴信(信玄)を操る魔人山本勘助とその手先の妖魔、これに武田の忍びである百足衆が加わり、咲弥たちの行く手を阻む。

 殺生石を宿すという非情な運命を背負った咲弥。育ててくれた真蔵を、妖魔との戦いで失った一吾。二人は、果たして自分たちの運命を切り開いていけるのか。無明たちの思惑は、いったい何なのか。また、この作品では、殺生石は9つに割れたことになっており、ひとつは咲弥の体に宿っているが、後の8つは、果たして物語に大きく関わってくるのか。この巻では、壮大な物語の幕開けといった観が強く、これからの展開に期待を持たせてくれる。

 ※本記事は、 「本の宇宙」 に掲載したものの写しです。






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Last updated  July 23, 2013 07:22:56 PM
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